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1991年の就活その後◆バブル期入社組の試練◆知っておこう!

2011-01-06 11:39:57 | 日記
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こんにちは。
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昨日は就活エントリーシートで
職業観の大切さを書いてみました。
職業観がどうしてそれほど重要なのか?


この答えは
『バブル期入社組のリアル』を紹介するのが
一番いいかなと思います。


絶対に覚えておいてね。



いきます。


◆バブル入社組の苦しみの原因


※※※※

そもそもバブル入社組とは、一般的に1988~92年に大学を卒業して社会に出た世代を指す。大手銀行はバブル期、大量の新卒者を採用。なかでも91年は、大手銀行11行だけで実に4500人を越える大卒の総合職を採り、新聞には「空前の売り手市場」との見出しが躍るなど、まさにバブル入社組の象徴だった。

※※※※
週刊ダイヤモンド2011年1/8日号
『メガバンクで先陣切って始まる「バブル入社組」の定年問題』より



バブル入社組はどういう就活をしたか?
(そもそも就活という省略系の言葉も無かったのです)


◆◆

年明けに就職支援会社から重たいダンボール箱が就活生の元に届きました。
2~3個貯まると本当に床がきしむ重さになりました。
中身は、たくさんの企業情報が入ったガイドブックと資料請求の資料でした。


ある会社は
『弊社の就職イベントで芸能人を呼びます!』
『アンケートはがきを送って頂ければご招待します!』
というのがあって


なんとなく、アンケートはがきを出したら
人事部の人からすぐに電話が来て
『おめでとう。一次選考に通過したので、お会いしませんか?』



ある流通大手の会社は学生に東京・神戸間の新幹線チケットを送ってきて
『一泊2日で弊社の事業を見学しませんか?宿泊代ももちろん無料です』
その会社は神戸でホテルや大型ショッピングセンターを経営していました。


ある大手メーカーは六本木のホテルに学生を呼び出して
そこで食事をご馳走になりました。
食事に招待されて出向いたら、それで『一次面接OK』になりました。

◆◆

私自身がバブル期の世代だからリアルに書きます。
全部が本当の話です。


このような環境で育つと
『真剣に自分の将来や職業観を考える時間』
が取れるはずがありません。惰性で流された職業選択になります。



◆社会の変化があろうとも、うまく適応していくために


バブル期入社の人たちはバブル崩壊後は
現実の変化にとまどい両極端に人生を送っています。
パターンとしては


1)
『会社を辞めたらもう生活できない』
(転職スキルが育てられなかった)
ということで無理をして会社にしがみつき
過大なストレスを抱えて鬱屈しながら日々を送るケース

じつに多いかと思います。


2)
『会社を変えても生活はできるものだ』
という確固とした職業観を確立して、その後
転職や独立などでキャリアを形成していくケース

これもまた多いかと思います。




40代は仕事を通じて社会に与える影響力が
いちばん大きなピークなのですが


確固とした職業観を確立できずに
『会社のなかだけの狭い世界』で悩み苦しみ
本来の能力・才能を枯れさせてしまっている人

も多くおります。


それは
その人個人の損失であるだけでなく
会社や社会全体にとっても『苦しい損失』です。



◆『職業そのものの使命』を感じてみよう。



冒頭に紹介した雑誌の記事は銀行業界での人員整理がテーマで、
バブル期入社の人たちがリアルなターゲットになってます。


1991年当時、大手銀行は11行もあったんです。
今はメガバンクといえば
赤い看板と青い看板と黄緑の看板です。


銀行業界は度重なる合併で
もう
『彼らが入社当時の銀行名』は今では誰も覚えていない。
そのことはしっかり認識しておこう。

銀行業界に限らず、どの業界にも言えることです。


私が新入社員で就職したメーカーは
当時は東証一部上場企業でしたが

他社との経営統合で数年後には
持株会社の傘下として上場から降りてしまい


今年度は『L』というグループ統一ブランド社名になる予定で
『入社当時の社名が消える』という話を聞いています。
(製造商品ブランド名は残されるようです)



かって一緒に就職活動した仲間や
同じ会社で働いた仲間たちのリアルな現状を聞くたびに


会社の社名が変わる(会社事体が消えることもある)
という現実は

『自分は〇〇会社の社員である』ということに価値を置くよりも

『自分は〇〇業を使命として働いている』という
『職業そのものへの使命感』を強く持っていくことのほうが


長い人生キャリアでは有益であろうということです。
この感覚を持てれば環境変化による人材流動化にも耐えられます。




◆就活生もバブル世代もそれぞれの職業観を確立しておこう!


就活生メインで書いているブログですが
実は40代までの読者層も想定して書いています。


人生の面白さは敗者復活のリカバリー。


けっして成功は一つだけで決まらないものだ。
そのために
どの世代もしっかり『職業観』を確立していこう。


私は職業そのものへの興味、関心と使命感こそ
リカバリーのポイントになるものと信じております。


★★★☆☆☆★★★

たとえば
旅行・ホテル・接客業界であれば
『ホスピタリティ・マインド』の原点に使命を感じよう

銀行業界であれば
『バンカー精神』を奮い起こしてみよう

法曹関係に従事していれば
『リーガルマインド』でいこう



どの職業にも固有の職業倫理があり、
その原点をひも解くことから使命感を確立できます。


自分の価値観に沿った職業の使命感にもし共感できるなら
その業界で天職が見つかります。


会社という組織を超えた
『職業そのものの分野への関心』を掘り起こそう。
それが一生の支えになればべストですね!


★★★☆☆☆★★★
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ではまた


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2 コメント

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ES書くときは、ちょっと注意! (tarebonkuma)
2011-01-06 11:54:52
実際の注意も書いておきますけど、就活のエントリーシートに『あまり立派すぎる内容』を書いても採用は難しいです。会社ごとに求められる基準が違うからです。

ブログで書いていることは、あくまで『個人の職業観のあり方』です。エントリーシートは自分の職業観を参考にしながら、個別の会社ごとにうまく書き分ける工夫が要ります。

ここから先は戦術ですから各自の工夫ですね。
個別アドバイスもできますけど、そのときはmixiやTwitterやアメブロで連絡下さいね☆


(そのうちフェイスブックも立ち上げますね)
同世代向けにも☆ (tarebonkuma)
2011-01-06 12:18:07
1991年の新卒入社組だからバブルです。

同世代は会社に骨をうずめるにしても、転職・起業するにしても『そうすることが世の中の役に立つかどうか?』という考え方をされたほうが精神的に安定すると思います。

バブル世代のプラスメリットの『楽天的な気質』を活用して、下の世代を引っ張って持ち上げていかにゃ!

こういう部分に使命感を感じられたら、バブル世代ほど幕末の志士並みに活躍できる素地を持っているんですよ。

福山雅治が大河ドラマで坂本龍馬役をやってハマッタとしたら、それはきっと同世代の無意識を揺り動かしたからなんだろうか、と思うこのごろであります☆

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