インフルエンザには気合が一番。
東です。
ショウリンさんのブログあついっすね！！
タップ好きなんだな～～
まったくタップに関係ない人に見えるのに（笑）
さて、11/8（日）にモリト君と阿蘇郡小国町に
タップしに行ってきました！
イベント主催の秋吉さんがとてもいい方でした。
そして内に秘めた熱さを感じる人でした！！
イベント『oguni collection』来年も再来年も開催してほしいな～
oguni collection 002
「強い信念と熱さをもってる人の周りには自然と人が集まる」
この言葉を実感したイベントでした。
SHORINです。
今から20年程昔の話です。入学と同時に大学の寮に入ったSHORINは、テレビもビデオデッキも持って無くて、寮の同じ階のTAPしてる先輩に TAPのビデオを観せて貰いました。
観たのは『TAP』『WHITE NIGHTS』『COTTON CLUB』のTAPシーンばかり。生まれて初めて見たGREGORY HINESのスタイリッシュなTAPは物凄く格好良くて、一体人間の足が何う遣ったらあんな音を出せるのかは皆目解らないまゝ、「このTAPを遣りたい」という気持ちだけで直ぐにTAPのサークルに入りました。
毎週土曜日、数年掛かりで練習を積んで、やっと気付きました。こんなメソッドでは100年練習してもGREGORY HINESには追いつかない、という事に。
幾らかTAPの難しさが解って来て、尚一層GREGORYの凄さが理解出来た訳です。ステップやスタイルを真似ても、GREGORYの繊細で力強く御洒落な音には、全く近づく事が出来ません。
20年前はTAPの情報が丸で無い時代でした。基本的なステップの名称も知らずに練習してた位です。独り暮らし始めてから、やっとテレビ・ビデオデッキを手に入れて、ビデオをダビングしてGREGORYのTAPを繰り返し＼／観て居ました。
マスターのテープ欲しさに、レンタルビデオ屋の「レンタル落ちワゴン」を漁りまくりました。レンタル屋や中古販売を見る度に、店に入っては探してたと思います。10年近い努力の甲斐有って、やっと数年前に『TAP』と『WHITE NIGHTS』のレンタル落ちビデオテープが手に入りました。 (『COTTON CLUB』は其の間に日本語版DVDが出たので、プレイヤと共に購入)
現在では少し賢く為って、リージョンフリーのDVDプレイヤを使って合衆国版の『TAP』『WHITE NIGHTS』のDVDを観てます。ブックマーク機能で、御気に入りのシーンを繰返し観ながらビールを飲めます。思えば随分快適に為ったものです。が、操作が手軽に為って観る回数が増えても、矢張り観る度に毎回同じ様に感動して居ます。我ながら飽きない性分です。
残念乍ら実物を観る機会が一度も無い侭、GREGORY HINESは、2003年 8月9日に癌の為亡くなりました。現在では「NOISE FUNK」以降のスターが沢山居ますが、TAP不遇の時代に生き、歌と演技とTAPで数々の作品を残して後進に影響を与えたGREGORYの功績は計り知れないと思います。
何でもWikipediaとYouTubeで事足りる若いTAPPERにとっては、SHORIN の紆余曲折は奇妙な昔話かと思います。だけど情報量が増えても足は増えません。どんなに知識が増えても目指すスタイルは一つしか無い筈です。ネットで動画をアレコレ漁るのも良いけど、同じ映画を愚直に愛し続ける楽しみも有ると知って下さい。