連日投稿hickyです。
今日は、Familyの公演に欠かせない板
「平台」の作り方についてレポートです。
この板、SHORINさん制作なのですが、
相当手が込んでいます。
日本広し、世界広しと言えども、こんなに職人技のタップ板を
使っているタップダンサーはいないと言っても過言ではない!?
ただ、ひとつの欠点(?)である
「重たいこと」を除けば。
(と、言われています)
平台の側面は、上の盤面板よりも縦は1mm、横はガムテープ2枚分、
内側に設計しなければなりません(←このへん職人)
何故か?!
SHORINさん曰く
「板と板を合わせる際に、側面がわずかでもはみ出ていたら、
板同士の間に微妙な隙間が開いてしまうだろ。」
・・・職人です。ザ・タップ職人。
平台を、横向きにした図↓
これが骨組み。
盤面上の板は、別に一枚用意します。
スライドがひっかからないように、サンダーで
念入りにやすりをかけて・・・↓
盤面を黒で塗装します。
オレンジだった板があっという間に黒に↓
・・・と、軽~く書きましたが、実際はそんな軽くないです(笑)
でもこうやって、ハードの面でも最高級の板を用意することによって
公演の準備は着々と進んでいくのでした。
Tap Jam Family presentsTap Jam Live
~Tap星人の足音~
日時:9月19日(土)
開場17時00分
開演17時30分
場所:ふくふくホール/福岡市中央区荒戸3丁目3番38号
予約、問い合わせ:tapjamfamily@hotmail.co.jp
ローソンチケット Lコード83904
すみません、板は何を使うのがお勧めでしょうか?自分はMDEボードを使ってますが満足してません。
[MDF]は密度が高く、硬い音がしますね。
長所は
①木目が無いので板の方向が気に為らない
②製品が均一でムラが無い
難点は
①音が硬い
②滑り過ぎる
③強度を期待出来ない
④足腰に負担が大きい
といった所でしょうか。良かったら、なみめさんが満足して居ない理由も教えて下さい。
上記のブログで紹介した平台[NIWAKA]は、コンパネと2x4材でガッチリ作成した箱の上にパンチカーペットを敷き、其のパンチの上に[パネコート](塗装コンパネ)をビス留めして作成して居ます。
写真で紹介している工程は[パネコート]の表面のウレタンを電動サンダーで荒らして、ローラーでアクリル水性塗料の「くろ」(つやなし)を塗った所です。
板の「響き」と「滑り」に関してはTAPPERに拠って好みが分かれる所ですが、何より重要なのは、鳴らす板が宙に浮いた状態を維持することです。理由は、板そのものが振動しないと、空気を振動させる事が出来ないからです。
ですから、最も安価な方法としては、厚めの建材コンパネを購入して、裏にパンチカーペットを2枚貼れば、一応は誰もが思うTAPの響きを得られると思います。
更に予算を投入して、簡単な作業で良い音を追求したいなら、厚め(25㎜強)の[パイン集成材]の裏に、[スポンジゴム]を貼り付けて浮かせる方法を御勧めします。所謂KAZのセッティングですね。
3x3(910mmx910mm)の板なら少なくとも9個。3x6(910mmx1820mm)の板だと少なくとも15個のゴムが必要です。
[集成材]は板目方向には多少の強度が有りますが、横向きの「曲げ」強さには強度が有りません。思い切って分厚い[集成材]を使って下さい。
こんにちは。
お返事が遅れてしまって本当にすいません。
久しぶりに風邪をひいてしまい、寝込んでしまいました。
熱が下がったのでようやく思考できるといった感じです。
貴重な情報感謝しております。
さて、私ごとですが自分はドラムを長い事しており、最近あるきっかけが
あってタップを始めました。一度だけ個人レッスンを受けたきりですが
その先生はMDFボードを買うといいよというそれだけのアドバイスをくれました。
実際、とりあえず初心者ですので形だけの練習でもという意味で勧められたのかとは思いますが
すぐに納得いかなくなってしまいました。自分は音にこだわる方だと思います。
現在は90×90を2枚直接床にひいているだけです。仰る通りこれでは音が響きませんので
SDFボード?という安い板を5枚ほど下に入れてみたのですが釘を打つ前から、何か違う気がして
せっかくだから初めからいいものを作ろうと決めたわけなのです。
で、なるべくお金がかかってもあまり重くなく簡単にできるほうがよいです。
ということで、パイン材にスポンジゴム15個という方法を検討中です。90×90位の大きさのを
二枚使って作りたいです。
スポンジゴムの貼る場所などを教えていただけると幸いです。
下記にはパインにはレッドパイン材がいいとか、Pタイルがいいとか
いろいろな方がいますが、好みもあるのでしょうがスタンダードな
良い音を作りたいです。
レッドパイン材
http://item.rakuten.co.jp/basement/50-01032/
Pタイル
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1140338191
[SPF]2x4材で、板の下に桟を入れて打面を浮かせる作戦を試したんですね。其の場合でも板と角材の間に何かクッション材を挟む可きです。角材上の板を踏んだ時と、中空の板を踏んだ時とで音ムラが出ますから。
さて[集成材]に[スポンジゴム]or[ウレタンフォーム]のブロックを貼るプランで固まりつゝ有るという御話ですが、素材は[赤マツ](レッドパイン)や[ゴムノキ]よりも、素材が柔らかくて音が柔らかい[パイン]がスタンダードで良いのでは無いかと思います。好みの問題なんですけどねえ。
成長が遅くて硬い木材は、アタックの硬い音がします。其れはそれで、確かに「良い音」なんですよ。機会が有れば試しにノックしてみて下さい。
何方にせよ、塗装していない無垢板を選んだ方が良いと思います。
[ブロック]を貼る場所ですが、3x3の場合、両端と其の中点・及び板の真ん中です。コメント欄では図が描けないのですが、「田」の字の全ての交点だと理解して下さい。又、[ブロック]が長方形で有れば、板目に垂直に貼って強度を確保して下さい。
若し、3x3を二つ繋げて3x6サイズにして使う計画が有るなら、最初から3x6で作る事を御奨めします。[ブロック]は体重が乗ると沈むので、隣の板とは必ず段差が出来ます。タップする上では、板の段差や隙間は命取りなんです。
[Pタイル]や[サンロイド]は当面考慮しなくて良いと思います。「ピチッ」という高いアタック音は時代掛かった雰囲気で、昔の映画に登場したタップの音みたいです。色んな音を追究して板を10種類揃えるなら、其の10番目位に欲しい音だと言えるでしょう。序に言うと、硬質なので必ず割れます。
文字のみの説明でしたが、不明な点は復た何でも問い合わせて下さい。
半減してしまいますからね。
市販のタップくんなどという
ものも折り目ができるので折り目の部分は致命的ということでしょうか?
SPF材との間のクッション材は何がお勧めですか?
またスポンジゴムを使う場合は厚さ4センチ位のものしか
江東区のDIYではないのですがそのくらいの
厚さでよいですか?
いろいろ初心者のため質問してすみません。
宜しくお願い致します。
ネットワークの時代ですから、標準的な商品や知識が直ぐ手に入る方が、誰にとっても良い事だろうと思います。楽器が揃えば練習に集中出来ますから。
さて、先ずは[どこでもタップ君]に関しての御質問ですが、あの商品では天板の集成材が完全にアルミフレイムに固定されて居て、更に其のフレイムは蝶番でガッチリ繋がって居るので、広げた状態では隙間も段差も出来ません。
↓↓↓
http://homepage3.nifty.com/fuminchu/tapkun_main.htm
前回の私のコメントは、独立した3x3を二つ並べても必ず段差が出来るので、其れなら初めから3x6を作った方が良い、という話です。
体重が乗った板は僅かに沈むので、其の乗って居る板から乗って無い板へと滑って行く途中で、シューズが段差に引掛ります。板を自由に振動させる為の[ブロック]方式ですから、左右で食い違いが出るのは当然なんです。
もう一つの御質問は[SPF角材]方式の場合ですね。先日私は3x3の板に対して[SPF1x2]の角材を5本敷込み、木ネジ(コーススレッド)で固定した物を使いました。
↓↓↓
http://blog.goo.ne.jp/tapjamfamily/e/a77fd259a9d7416e2254d706faab1743
クッション材は角材の幅に切った[パンチカーペット]です。写真の板では[パンチ]1枚ですが、各角材に2枚ずつ挟んだ方が、板が良く鳴ります。
因みに此の板には、裏にバズ音を出す仕掛けがして有り、更に足元にはスプラッシュシンバルです。完全に打楽器志向ですね。
最後の御質問は[ブロック]の大きさに関してゞすね。「厚さ4cm」で充分だと思います。[スポンジゴム]と表記して有るか、[ウレタンフォーム]と表記して有るのかゞ判りませんが、フカ\/では無い、やゝ硬いレンガ状の黒い[ブロック]を御奨めします。
「厚さ4cm」を確保出来れば、将来ストリートやライヴハウスでパフォーマンスする場合にも、板の下にマイクを仕込む事が出来ます。
其れでは復た、製作と練習頑張って下さい。
あまり神経質にならずにやってみます。
十分な情報ありがとうございました。