ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

だから雪降る前にやっとかにゃ!

2017-12-14 09:57:51 | 暮らし

 ほれ見ろ、あっという間の積雪だ。なっ、12月になったんだもの、いつ来たって不平不満は言えんのさ。最初はほどほど、降っては融け、融けては降りを何度か繰り返して、ようやく根雪、それが初冬の降雪マナーってもんだろが、なんて、こちらの筋立て通りにゃ降りしゃねえんさ。ほれほれ、一晩でどっぷり雪国だ。

 昨日なんて、午前、午後2度も除雪機動かして、ようやっと家から脱出だもの。今日は幸い止んでくれたが、屋根から落ちてうず高く積もったどか雪、この後、ぶっ飛ばさにゃならん。まっ、これが雪国の宿命的日常だから、我慢さんなねさ。

 一度降ると、諦めもつくってことも事実だが、その諦念にたどり着くまでにゃ、ぐじぐじと後悔に苛まれるもんなんだぜ。この冬なんて、比較的順調に冬支度を終えられたはずなのに、あたり一面、雪に覆われてみりゃ、ああ、あれしときゃよかった、これもまだだった、てのがぞろぞろと出てくるからやりきれない。今さら未練がましいぜ、だったら、前もってやっておけよ、って話しなんだが、なぜか、し残してしまう。

 正月用青菜の冷凍保存、そのうちな、って先送りしてたら、どかっと50センチの雪の下。おいおい、これほりおこすのかい?場所だってわからんぞ。まっ、山形青菜はたっぷり漬けたし、キャベツや白菜も貯蔵したから、ビタミン野菜に困るってこたぁないんだが、やっぱり雑煮にゃ新鮮な青菜だろ、小松菜だろ。うーん、この先の雪降りまかせ、こちらの意欲しだいってことか。

 も一つ、し残したのは、ぼかし作り。来年の苗床用のぼかし肥料をたっぷり作っておかにゃならん。稲の苗作りにゃ欠かせないし、野菜を育てるにももってこいだ、ってことが今年の野菜栽培でわかったからさ、材料の米ぬか、どっぱり運んで大量生産!ってつもりで、ようやく米ぬか20袋運んできたんだ、何度も無人精米所足運んでね。

 狙い通り手に入ったところで安心しちまって、まっ、積むのはいつだってできるさ、ってこれまた、明日頼みにしちまった。やれやれ、腰近くまでの雪掻き分けて旧鶏小屋行って作業かい、ご苦労なこっちゃ。寒いだろにな、って、他人事じゃねえぞ。ただ、ぼかし積みに使う井戸水、こっちはそんなこともあるだろうって水抜きを済ませておいた、これは良き判断だった、適切な行動だった。ポンプ凍られせて破裂、はい、付け替え15万円!なんて悲惨な事態は避けられているのが、ちょっぴり安心だ。

 そう、何事も先を見越し、明日があるさの怠け心に負けず、早め早めに済ませておくことなのさ。ってわかっちゃいるよ、そんなこと。でも、数十年の先送り習慣、簡単にゃ治ったりしねえのさ。

 さ、除雪機出動と行くか!ドドッと雪崩の大音響!あぁあ、玄関前も閉じ込められたぜ。

 

 

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