ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

シニア演劇全国福岡初日

2017-06-03 07:51:38 | シニア演劇

  慣れない仙台空港、預けた車に上着忘れる、スマホ紛失などすったもんだはあったものの、どうにか九州博多到着!滑り込みで開会式に参加した。

  セレモニーの後の講演は、岡山で介護の中に演劇を取り入れている役者兼介護職員の実践だった。元平田オリザ「青年団」の一員だけあって、その取り組みもユニークだった。実際に老人とともに街を徘徊するストリート演劇とか、公演を重ねるごとに変わることっていったシニア役者の話しとか、参考にもなり、心打つものが多かった。

  舞台の方は、東京のかんじゅく座、「ネコラ2017」と地元福岡シルバーパンサー「勝手キネマ」。

  ネコラはじかい菜の花座作品がねこものと決まっているので、興味津々で見た。隅田川のほとりにたむろする野良ねこたちのお話し。様々な事情で吹き寄せられたねこたちに手の指が4本な故にシカトされ自殺を試みた少年がからむ。飼い猫と野性のこととか、妊娠ので増え過ぎるもんだいとか、多岐にわたる野良ねこの今が描かれていた。人間とねことの関係が不整理に感じた。福島から移ってきて差別を受けたねこのエピソードなんかは、生マグロごろっと一匹、て感じで、無理無理無理!衣装とか仕草は参考にさせてもらおう。

  「勝手キネマ」は好みの味。ダンスあり、ドジョウすくいありのドタバタ。男優二人の巧みさに乗せられて笑い満載の舞台だったが、いかんせん、長い、くどい、無理な設定を収集できなかった。

  夜は待ちに待った前前夜祭!盛り上がった、盛り上がった!山形民謡なんかも飛び出し、終いには春歌、艶笑談まで、日頃我慢を重ねる女たちの意気が燃え上がった。

ああ  その熱、舞台で見せてよね。

 

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