ステージおきたま

無農薬百姓30年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

桃栗三年柿八年!

2017-06-14 08:12:47 | 農業

 ブルーベリー畑の端に植えてある柿の木、初めて花が咲いた。植えてから8年、だったかどうかははっきりしないけど、多分、そのくらい待たされた。本当なんだなぁ、桃栗三年柿八年!

 桃は以前、思いっきり片思いして育てたことがある。だから知ってる、たしかに3年で実がなった。初の結実から数年の間、市販品では味わえない絶品を思う存分堪能した後、猿にその秘密を知られ、何年かの激しい攻防の末、猿智慧と猿執念に撃破され、全面撤退に至った。今はその畑、知人の牧草畑になっている。猿は去った。代わりにイノシシと熊が出没している。

 栗は育てたことがないから、3年で実がなるのかどうか知らない。昔からの知恵が詰まったことわざだ、きっと栗も早熟なんだろう。

 柿は初めて植えた。もし、ことわざが本当なら、収穫を楽しむのは8年先、年齢からして果樹を育てるのは最後の機会だと思って、植えた。老後の楽しみ?てへっ!大雑把に冬囲いする以外、取り立てて手入れなんかしていない。訳もわからず剪定して、樹の形も教科書とは似ても似つかぬものになってる。滅多やたらと切って、こりゃおかしいと、次の年は伸び放題、その繰り返し。そんな無理無体な扱いだから、花だって咲かないんだと、半ば諦めていた。

 柿の方じゃ、そんな阿漕なふるまいさえ痛くも痒くもなかったのか?しっかりと8年、満を持して花を付けた。いやぁ、偉大なり柿!お見事、自然の摂理!

 果樹は、野菜やコメと違って、無きゃなくて済むものだ。収穫だって一時だ。楽しみ方だって、限られてる。ここらで柿なら干し柿しかない。でも、年に一度のその実り、干し柿のねっとりとした甘み、人を限りなく幸せにしてくれる。柿の場合、一度育てば、数十年にわたって楽しませてくれる。老齢の夫婦が味わい、子どもたちが喜び、孫もいつか大きくなって、この木の下で実を落とすことだろう。そんな時をつないでくれるもの、それが果樹の掛け替えのなさってもんなんだろう。

 

 

 

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