ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

挿入歌CD作った!

2017-07-22 09:33:44 | 菜の花座

 どうしても歌、入れちまうんだなぁ。次回公演『ニャン婆と時之助』も、気づいてみたら12曲も入ってた。もっとも、うち1曲?は般若心経だけど。

 えっ、どうして芝居に歌入るの?って人、少なくない。前も、このシーンで歌う必然がない!なんて厳しく断定されたこともあった。まあね、日常の会話の中で突如歌い出したら、気が狂ったか゜?って、びっくりもんだ。でも、歌入りの舞台ばっかり作ってると、歌がないってことの方が、不自然!歌もあって踊りもあって、楽器演奏もあって、なんてバラエティみたいな芝居が、好きだなぁ。

 歌えたり、楽器弾ける人間が座員にいる、ってことも大きい。今回もギターの伴奏で2曲歌うことにしている。猫がギター弾きながら現れる、って楽しいと思わないか?コンビのもう1匹はチャンチキ叩いてリズム取る。これがお気楽ノラ2匹の登場シーン、曲は谷山浩子の「猫が行く」。

 もう1曲はネコたちが死んだニャン婆を悼んで送るシーン。ギターの伴奏で時之助が歌い、ノラたちが続く。映画「世界からネコが消えたら」の主題歌「ひずみ」。葬送の歌に相応しいだろ。

 あと、クライマックスで「嗚呼、素晴らしきニャン生」、エンディングで「猫中毒」を、賑やかに楽しく踊りつつ歌う。

 ハードルはかなり高い。ダンスだけだって、頭の中は手足の動きを追うのにいっぱいなのに、その上、歌うわけだから。でも、いつかミュージカル!なんて野望を抱いているなら、こんな程度の困難は軽く突破できなくっちゃ。

 まずは、何度も聞いて、歌って、頭で覚え、体にしみ込ませることだろう。ダンスの振付が8月末ということになっているから、それまでに全曲鼻歌で出て来るくらいになっておいて欲しい。と、いうことで、挿入歌CDを作った。全12曲だが、実際に歌うのは7曲、あとはバックに流れる曲だ。キャストはもちろん、スタッフも歌えるようになってもらいたい、ってことで16枚焼いた。親しみを持って、常に身近に置いて聞いてもらえるよう、ネコのイラスト入りにした。

 往き帰りの車の中で、会社での仕事の合間、風呂にはいりながら、寝る前に、トイレの中で、ともかく、聞いて聞いて聞き尽してもらいたい。歌を入れる、ダンスを入れるってことは、芝居以上にその出来が、評価を左右するってことなんだから。

 

 

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