無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田んぼの秋処理と苗代養生

2016-10-22 01:47:22 | 日々の自然菜園
本日、の予報。




先日の秋起こしに引き続き、第2弾秋起こしをしました。

今週は先週よりも温かく、地温が上昇することと、生のワラを今回投入したので、分解を速めるために、前回南北に鋤き耕したのに対して90℃東西に鋤き耕しを行いました。




そして、苗代も耕して、来年の苗代の準備も終えました。

苗代とは、苗の保育園のようなもの。
うちの場合、苗はポット苗や苗箱で、ハウスで発芽させた(陸苗代)後、田んぼに持ってきて水を張って育てる(水苗代)の折衷苗代なので、ハウスで胚芽の養分で育った苗が根を下ろし田植えまで育つ場所なので、とても大切な場所です。


病気と、草のタネが出ないように、完熟田んぼ堆肥を投入した後よく耕やします。

その後、米ぬかとクン炭を撒いてから


ワラをマルチしていきます。


獣やネズミなどが入らないように、ワラの上から焼いて間もない煙の臭いが強いクン炭と木酢液を撒いて、


竹でワラが飛んで行かないように、重しにし


苗代養生の完成です。

後は、5カ月間養生させ、自然に任せて待つだけです。


田んぼは、稲を育てている期間が6カ月間のみです。

実は、稲刈りをした後6か月間がとても大切で、この半年間どのように養生したかで、来年の稲の生育と草の生え方が決まるトいっても過言ではありません。

今年は、秋の長雨で、稲刈り、脱穀、秋起こし、苗間の養生が天気のタイミングで難しかったです。

来年の自給用の自然稲作が楽しみです。



2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

来月は11/2(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど


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