無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、自給自足Life。~持続可能で豊かで自然な暮らしの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

元田んぼを自然菜園に緑肥作物を活用して移行中~初秋

2013-09-08 09:33:40 | 自然菜園の技術 応用編
本日、
降ったり止んだりの日々で、種まきを合間で行っております。




田んぼの半分を自給用の自然菜園に移行中です。

田んぼと菜園の境は、サトイモにしておりますが、まだ水が菜園に浸透してくるので、もう一列水はけを良くするために、
セスバニア(上)、ソルゴー(下)、ヒエなどを混播していますが、

場所によって、生え方にムラが出ています。
混ぜた緑肥作物の特性が活かせる場所に適地適作に生えてきたようです。
緑肥作物を単独で播かないのはそのためで、自然に選んでもらうように、混ぜるととてもいい感じです。

2mを優に超える緑肥作物たち、去年よりも生育がよく、背丈も50㎝は高く、より深く根を張っているようです。
これらの草をそのままにすると、木化してしまうので、花が咲きはじめたら、刈って草マルチの材料にします。


友人たちと人力で立てている畝に、


たっぷりと緑肥作物を草マルチしてあげます。

こうすることで、土が乾燥せず、生き物が集まってきて、土は団粒化し、水持ちがよく水はけもよくなります。
特に元田んぼでは、草マルチに限らず、ワラ、モミガラなんでもいいので、土が露出しないように有機物マルチすることで、病虫害を抑え、野菜が育てやすくなります。

緑肥作物や畦など草刈り場を設けたり、田んぼ地帯であればワラやモミガラ比較的手に入りやすいマルチ素材をキープしたり、
ゆくゆくは、生えてくる草だけで、よく育つ菜園になるためにも、初期の菜園に移行する数年はしっかり草マルチした方が土も野菜も育ちやすいものです。


モミガラもそのまま使う場合と、クン炭煙突で、いぶした炭「クン炭」に加工してから使うと、用途や利用範囲が広くて重宝します。


今回は、雑誌「現代農業」(農文協)にもご紹介させていただいた「レアクン炭」で仕上げました。

レアクン炭のように焼きむらをわざと作ると、モミガラそのものよりも分解が早く、通常のクン炭よりもアルカリが弱く、多様性をもっているため、育苗土などに役立ちます。

今回は、通路の水はけを良くするために、ネギなどアルカリが大好きな野菜のために焼きました。




1カ月前に仕上げて完成した土の落ち着いた畝では、とりあえず野菜が育つかどうか試す意味でも、ホウレンソウ、ゴボウ、ネギ、ダイコンなど時期の野菜の種まきをして、土を被せた後、軽く鎮圧し、雨などで叩かれて土が跳ねないように、土が乾燥しないように、生のままのモミガラをマルチしました。

モミガラは、菜園が元田んぼの場合土に投入したい有機物の一つです。
モミガラを土に馴染ませることで、隙間ができ、土が固まりにくく、野菜が育てやすくなります。

しかし、今まで田んぼだった場所にいきなり大量のモミガラを投入すると、土がお腹を壊し、かえって野菜など作物が育ちにくくなるため、土の中に入れる場合は、クン炭にしたり、モミガラ堆肥やボカシなど発酵を進めてから投入するか、

今回のように、種まきの度に、少しずつ表面に撒き、時間をかけ自然に土に馴染んでいくようにしていくと無難です。


来春にジャガイモなどを植える畝では、少しでも土が育つようにネギを植えました。

前作でネギを植えると、後作のナス科やウリ科は特に喜びます。




今回は、元田んぼの重粘土なので、浅く植え直した後、土ボカシを補い、
ワラを根元に敷き、ネギが少しでも過ごしやすいようにしました。


ネギは、とても酸素が大好きです。そして草に負けやすいものです。

そこで、植え替えの際も深くは土をかけず、その上にワラを敷くことで、新たな根を出しやすくなります。


今回も友人たちの援農の御蔭で、あと1畝を残してほぼ畝立てが予定以上に完成してきました。

畝を立てるまでに、緑肥作物を育てたり、完熟堆肥やクン炭などを投入したり、草マルチをしたり、すべては土づくりのファーストステップです。

菜園の自然の草が生え、野菜が育つための準備体操みたいなもので、
これから数年かけて、野菜が自然に育つための基礎トレーニングを野菜と草で手を取り合ってしていきます。

この後は、残り1畝を完成させること、タマネギ、ニンニクを植えること、通路に緑肥ミックスを種まきすること、稲刈り後のワラを草マルチの上からマルチングすることなど、年内まだまだ来年のためにできることをしようと思います。


サトイモやショウガ、ダイズなどであれば元田んぼであっても、ここまでしなくてもよく育つでしょう。
この場所で、それ以外の水に弱く乾燥を好むサツマイモ、トマト、ジャガイモ、ゴボウなどを育てるには、まずは水はけを良くし、田んぼの土が、菜園の土に変わってくれるようにきっかけをつくり、

そして、そこで自家採種を重ね、野菜の方もその土地に合うように進化してもらいます。人と自然と野菜が手を取り合ってつくる自然菜園は、野菜の里山です。


本日9/8(日)穂高養生園さんでの
『持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~』
です。雨なので、できる範囲の見学。そして室内で自家採種、自然農のDVD学習会など晴耕雨読で行おうと思います。


9月の『これならできる!自然菜園入門講座』
9/11(水)松本(NHKカルチャーi-City松本教室)

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