無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、自給自足Life。~持続可能で豊かで自然な暮らしの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

「稲作養鯉」と「無農薬・果樹」(本気の遊び、挑戦と学び)

2017-06-30 16:45:59 | 日々の自然菜園
本日、




昨日は、大岡にある実験田んぼの2度目の除草・抑草に行ってきました。

家から遠いので、7~10日おきにしか行けないので、大家さんに水やりをお願いしてありましたが、年々生き物が多くなり、今年はモグラなどにより水が溜まらず少しでも水が温まるように迂回させて入れております。

この田んぼの水は雪解け水なので、とても冷たくそのまま入れると稲の生育が悪くなるからです。

ここ数年やってみて一つのいい発見としては、水口に刈った畦草と米ぬかなどを重ね、踏み発酵させることで、いろいろな草を抑えてくれる効果がありそうだということです。






大家さんの池の掃除兼、預かっていただいている鯉の捕獲をし、




今日田んぼに放流しました。

鯉は池があれば飼いたい好きな魚です。

完全に趣味で、毎年田んぼに水を張っている時期だけ、鯉を放して愉しんでおります。

長野県では、海がないこともあり、昔からお祝いに欠かせない鯉の旨煮、産後の肥立ちをよくする鯉こくは欠かせない貴重なタンパク源でした。

そのため、佐久地域では、地域をあげて「水田養鯉」もしくは「稲作養鯉」といって、田んぼの裏作で鯉を育てておりました。

3cm程度の生まれたての稚魚も田んぼに放流すると、田んぼのプランクトンやタニシなどを食べてノビノビ泳いで、たった数カ月で15㎝位になってとても良く生育します。






今年は、3~4歳の30㎝位の大人になった鯉を放しました。

100匹中の生き残りの20匹です。

途中、獣や鷺(サギ)に会い、なかなか数が増えずに来ております。

今年は、成魚なので、是非田んぼで子供を産んでもらい、増やしたいところです。

昔は、川の水を取り入れて川の魚が自由に入ってきたようですが、今では夢のような話です。

我が家は深水栽培なので、草はほとんど生えていないので、除草目的というよりは、鯉を観て愉しみ、その泳ぎによって水が動き、根に酸素が行き、お米を美味しくするための隠し味といった感じで放流しております。

最初から成功は難しいのはわかっていますが、やってみないとわからないことばかり、特に水田は1年に1回しかできないので、
鯉を入れる方が手間ですが、鯉が増えるような、そして美味しく楽しい田んぼになればと思って挑戦しております。







挑戦といえば、3年前から果樹を本格的に無農薬で挑戦し始めました。

現在雨よけの下に、リンゴ30本の苗が育成中です。


中には、タネから育てたものもあります。


現在、ラズベリーや桑の実がたくさん採れるので、




果樹兼健康用酵素造りも挑戦中です。

無農薬果樹が難しいといわれていますが、無農薬の野菜やお米も難しいといわれていましたが、今では普通に行えております。

無農薬果樹もミカンなど広葉果樹は目処がついており、問題はリンゴなど落葉果樹です。

現在、道法先生に師事し、また多くの諸先輩方と学ばせていただいており、自分でもゼロから勉強しております。

野菜と稲が無農薬でできる理だけでは、多年草の果樹はまだまだわからないことだらけ、長期熟成の酵素による植物ホルモンサポートも一つの技術として、酵素づくりからやっているわけですが、

減農薬のリンゴの他は、ヨモギ、桑の実、イチゴ、ラズベリー、グミの実などは無農薬果樹や野草とオーガニック黒糖だけで発酵させて毎日混ぜております。

正直、色や香りだけですと、果実のシェリー酒漬けといった感じで、秘伝のベリーソースといった感じでウマすぎです。

身体が資本の農業なので、そろそろいい年なので、無茶が効かなくなってきておりますので、果樹栽培と酵素造りはセットで行っております。


果樹の栽培の標準化はまだまだあと数年はめどが立たない感じですが、来年には、元田んぼが果樹園として生まれ変わる予定(現在転換中)なので、果樹苗の植え付けが始まります。

最初は、果樹の本を読んでも、どのようにリンゴが実をつけていくのかすらわかっていないので、理解できないことばかり、
最近ようやく、家のリンゴの肥大や葉の枯れがなくなってきたので、どのように実がつくのか少しずつわかってきました。

それでも、まだ袋掛けや病虫害の見極めなど全くわからないことばかりで手探り状態です。

20年前を思いだします。『ワラ一本の革命』福岡正信著を読んで感動しても、自然農法が全く分からない師匠や先輩たちの畑と自分の菜園のにらめっこ。
必死の挑戦で最初の8年は全く育たず、失敗だらけでしたが、今はその失敗のお蔭で、随分野菜の気持ちに添えるようになったと思います。

「稲作養鯉」「無農薬・果樹」、本気の趣味(遊び)を極めてみたいと思っております。
数年後には、果樹について目処がついていたら、教室で、みんなと一緒に学びたいなーと夢見ております。




2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

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8 コメント

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まだまだですね。 (川原健二)
2017-06-30 17:21:58
最近、上手く野菜が育たず…少し参ってました。
先生は8年…失敗続きで今の形を作って来られたと。
ワシはまだまだでした。

とりあえず…頑張ります。
あ…質問ではなく今回はこれだけです。
コメントありがとうございます。 (竹内 孝功)
2017-06-30 22:12:10
川原健二さんへ

そうでしたか、それは残念というかよい学びの機会ですね。

よくあることです。

不耕起栽培の通称「魔の3年」という期間があります。

1年目:意外と良くできる
2年目:おや?去年の方がよい
3年目:どんどん育ちにくくなっている 
    ネズミの被害が半端ない
4年目:そろそろ、やり方を変えなくては

といった感じです。

3年後を見据えた、1年目の夏野菜の栽培、2年目の春秋野菜、そして3年目の夏野菜栽培。

要は夏野菜+草マルチの7月をどう過ごすかです。
今ならまだ間に合いますよ。

一転するといいですね。
7月野菜 (川原健二)
2017-07-01 04:13:50
草マルチは了解ですが、7月野菜はどのようなものを?
ここから一転させるには…どうすれば良いのですか?
現在は、育ちの悪い茄子とピーマンが植わってます。
ご質問ありがとうございます。 (竹内 孝功)
2017-07-01 06:09:56
川原健二さんへ

そうですね。一から十までというと難しいのですが、

自然菜園では、夏野菜を育てながら、野菜が育つ環境(土、生き物、草)を育て、豊饒な農地に熟成させていきます。

夏野菜は、5~10月の霜が降りるまで育てることができ、最初調子が悪くても、支柱、水やり、草マルチ、米ぬかなどを補いお世話することで、回復させながら、半年以上も草マルチを重ねて行きます。

『自然菜園ハンドブック』にあるように、草マルチには一石四鳥の効果があり相乗効果的に波及します。

10月には、夏野菜が良く育った場所では、草は抑えられ、益虫など生き物はバランスよく、草マルチ派堆肥化し、土はフカフカになっていることでしょう。

新たに野菜を植えるのではなく、今ある夏野菜を梅雨時期に伸びる草を味方に付くように草マルチしながらお世話してみてください。
了解❗❗ (川原健二)
2017-07-01 07:24:13
ありがとうございます
やってみます。
楽しむ (村田哲也)
2017-07-01 08:17:04
竹さんは、いつもしっかりした理に叶った根拠のもとこまめに丹念にエネルギーをめいっぱいに使いながらやっておられますし、実際は本当に疲労困憊と思われます。が、しかし同時にこうして愉しむというスタンスも大事だと思いました。愉しむ、遊び心というか。
人生、本当にジブンの好きなことをやるべきです。
つくづくそう思います。
コメントありがとうございます。 (竹内 孝功)
2017-07-03 06:18:39
川原健二さんへ

どういたしまして。またやってみてわからないことがあればご質問ください。

野菜を作るという感覚から、野菜が自然に育つ環境を育てる(創る)という感覚が近道です。
コメントありがとうございます。 (竹内 孝功)
2017-07-03 06:21:42
村田哲也さんへ

本当にそうですね。

私も好きすぎて、手が抜けず、しかも菜園教室で喜んでもらえると調子に乗り(笑)休まずやってしまうので、どうしてもまだまだ若すぎるようです。

最近では、ようやく一皮むけそうな予感はあり、さらに精進したいと思います。

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