みんなも年を重ねているんだなあ

拙者は、こうみえても、いや、どうみてもアラ還である。
いつ死んでもおかしくない年になってきた。
そりゃあ、人並みに死ぬのはちと怖い。
ただ、もう子供も立派に独り立ちしたし、人生もそこそこ愉しんできた。
いえね、この年になると、友人、知人の不幸や病を訊くことが増えてくる。
昨夜もそうだった。

輝いて眩しかった人、バリバリ仕事してた人、酒癖が悪いが憎めない奴、とか
これまでつきあいのあったいろんな人と、ついついご無沙汰していると、
その頃の記憶、つまり数年前、5年、10年前の面影しか浮かばない
もんだから、びっくりするやら、悲しいやら複雑でナーバスになるのね。
自分も、最近急激に白髪が増え、抜け毛も増え、焼酎ばっか呑んでいるのに
ビール腹やし、酒量もちと減退しているし？ね。いや、、
酒量はさほど変わらないが、眠くなるなあ。いや、昔からか。。

あいつはどうしてんのかな？
あの人はどげんじゃろか？
あのこは結婚したやろか？
そういやあいつは離婚するとかいってたけど・・
あの人、こどももずいぶん大きくなったやろし、反抗期にでもなっちょるかな？
みんな幸せなんやろか？
まあ、兎にも角にも生きててくれればいいなあ。
と、グラスを傾けながら、いろんな人のことを思い浮かべ悲しいわけでもないのに
なぜか酒といっしょに涙も呑む、そんな夜が増えてきた。

４人の侍

生きている間にリレー、いやトラック競技で銀メダルとれるとは
これっぽっちも思っていなかったなあ。
お見事！天晴！！
それにしても男子400mリレー入場パフォーマンスで侍が刀を抜くポーズを
したシーンにほほえましくも精神的にも男前だなあと感心した。
その中でも、刀を抜き鞘に収めた真ん中の飯塚くん桐生くんと違って無意識でしょうが
ケンブリッジ飛鳥くんと山県くんは刀を鞘に収めずトラックに向かっていったのは
見逃せない。（たまたまか忘れてただけでしょうが、、）
刀を抜き、そのまま対戦相手に立ち向かっていく侍にみえた。（どうでもいいことですけど）
飛鳥くんはジャマイカの血がはいっていようが真の日本男児である。
（ってことをいいたかったのね）

いやはやしかし実にお見事な４人の侍であった。