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2014年第1回シンポジウム  〜福島第一原発の現状とこれからの課題〜 

福島第一原発の現状とこれからの課題       

 2014年1月26日 園田 淳

1 事故直後からの変化(はたして収束に向かっているのか)

・ いまだにがれきの片付けが続いている(横倒しになったクレーンや車が放置されている)

・ 高線量で近づけない原子炉建屋(主排気塔下で毎時25シーベルト)

・ 圧力容器は熱を持ったまま(外気温との差が20度以上)

・ 溶融燃料の状態はまったく分かっていない

 

2 カバーで覆われた1号機(原子炉建屋が爆発し、最上部にがれきが散乱)

・ 最上部のガレキ撤去のため、カバーの解体を検討

・ 遠隔装置によるカメラで、建屋のコンクリートや内部がれきの状態を調査中

・ 原子炉下部の水漏れ状態や線量などを水上ボートにて調査(0.9〜2Svを計測)

 

3 原子炉容器の下部で爆発し底抜け状態の2号機(止まらない地下水の汚染)

・ 計測機器を乗せたリモコンカーやロボットを使い内部調査

・ 建屋内の線量が高すぎて、手が着けられない(50シーベルト超の箇所も)

 

4 プルサーマル発電が行なわれていた3号機

    (原子炉建屋が爆発し、最上部にがれきが散乱)

・ 原子炉建屋上部の大型がれき撤去が昨年10月に完了

・ クレーンを使って、上部からカメラを吊り下げ内部調査中

・ 燃料取り出し用カバー設置のため、除染および放射能遮蔽材設置工事を始める

 

5 4号機における核燃料プールからの燃料取り出し

・ 1533本(使用済み1331・未使用202)のうち198本の取り出しを完了(進捗率約13%)

・ 最後に取り出す予定の破損燃料3本の取り出し方法はいまだ検討中

・ 6人が最長2時間作業、6班体制で作業が行なわれている

                                (一日の被ばく線量は0.8ミリSv)

・ 引き出すときに核燃料が破損すると、大量の放射性物質が発生する危険性がある

 

6 廃炉工程表・本当に40年で完了するのか

             (1・2号機は内部調査中、3号機はがれき撤去中)

内部調査→がれき撤去→プールの核燃料取り出し→建屋内部を除染し線量を低減→

   →水漏れをなくし溶融燃料を水没させる→溶融燃料の取り出し→建屋・原子炉の解体

 

7 一番容易なプールからの燃料取出しにも問題が

・ 移送先の共用プールの空きはわずか717本分(すでに9割近くが収められている)

・ プールから乾式の保管容器に移すためには温度が下がっていなければならない

・ プールの空きを確保するため、早急に乾式の保管容器に移す必要があるが、

                                          保管容器も残り2070本分しかないため、拡充が必要

 

8 溶融燃料の取り出しは可能か

・格納容器のふたを開けただけでは取り出せない

・フランスの企業が横からの取り出しを提案しているが・・・

・圧力容器や格納容器と一体となっている可能性が高い溶融燃料

 

9 増え続ける汚染水(毎日400トン・大雨の時は1000トンを越える)

・昨年1年間で16万トン(1日平均・約440トン)増え、総量で50万トン超え

・貯蔵量はすでにタンク容量の92.1%、

                           2日半に一基(容量1000トン)のペースでタンクを建設

・すでにタンクの数は約1000基となっており、用地不足が顕在化

・南側の山林を造成中だが、総量で80〜85万トンが限界

                                              (2015年6月にはタンクがいっぱいに)

・今後の課題(取り除けないトリチウムと東電の計画)

 

10 不足する作業員

・昨年後半から、ホームレスをだまして作業員にさせる手口が横行

・作業環境や待遇を改善・保険や年金への加入・

                       退職後の健康診断や発病した際の労災認定が必要

 

詳細はこちら http://blog.goo.ne.jp/tanutanu9887/e/27c6ef37aa7282119f5aaee60bf06da8

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福島第一原発シーベルトフランスの企業トリチウム放射性物質プルサーマル発電共用プール

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