マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

山菜の落とし穴

2016-04-28 15:34:12 | 日記


ニュースで行者ニンニクの中に毒草が混じっていて、それを食べたと思われる人が死んだと言っていた。

ほとんどの草は食べれるが中には幻覚症状など発症する山菜もある。食べられる山菜に似ていて、それを食べて幻覚症状を起こす。

ゼンマイ取りは山に入って泊まり込みで朝からその人の秘密の場所で摘み取り、夕方にそれを茹でてそれを干し上げる。

それを繰り返して山を下りてくると田んぼの始まる前の良い小遣い稼ぎとして昔からやっていたと聞いたことがある。

食料は米と味噌と塩だけで、沢で岩魚を釣り、そこらの山菜をぶちこんだ味噌汁で食事をしているが、時に変な山菜を食べてしまうことがあるらしい。

死んでしまう山菜は数は少ないが、幻覚症状が出る山菜は結構多いし食べられる山菜によく似ていることがあるので暗がりで取ると間違う。

これを食べると幻覚症状で夜の山をあちらこちらと歩き回り、幻覚症状が無くなるとなぜこんな所にいるか分からないらしい。

タヌキは驚くと気絶して蹴飛ばしても動かない。死んだと思ってほって置くとスタコラと逃げていくので、だまされたと思う。

こんなタヌキを見た昔の人は、山菜を食べて幻覚症状で歩き回ってもタヌキかキツネがだましたからだと考えたのであろう。

まあ。山菜は知っている物以外は口にしないのが良い、嘔吐や下痢の発症する山菜も多いから。


コメントを投稿