ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました
「たぬきせんべい」の山ある記
【日光・足尾】半月山から赤倉山

中禅寺温泉バス停から半月峠までは一般登山道、半月峠から先の1,511m峰までは比較的明瞭ですが、その先は極めて不明瞭になります。また、赤倉山からの下りは極めてきつい急下降で経験者向きといえます。アカヤシオについては、茶ノ木平から舗装道路に下る手前あたりが綺麗で、写真を撮りに来ている人が何人もいました。半月山あたりではまだ蕾です。半月峠から先、1,511m峰ぐらいまでは展望も雄大で、アカヤシオも綺麗でした。この1,511m峰まで足尾側から林道が延びていました。なお、いい写真が取れていたのにミスで消してしまい、歩き出しの一枚だけが残りました。
【日 程】2007年5月14日(月)日帰り
【山 域】日光・足尾
【山 名】半月山、赤倉山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【参 考】分県登山ガイド8栃木県の山、地形図(http://watchizu.gsi.go.jp/)中禅寺湖(南東)
【コース】中禅寺温泉バス停(8:30)→茶ノ木平(9:30)→半月山(11:30)→半月峠(11:50)→赤倉山(14:00)→間藤駅(15:15)
先週、茶ノ木平から薬師岳へ歩いたとき、半月山から赤倉山へ伸びる尾根を見て、歩いて見たいと思った。帰ってからネットを検索してみると、山行記録が見つかった。前から知っている山部薮人さんのページは半月山からの往復であるが、赤倉山から深沢林道に下った報告もある。地形図を見たかぎり主尾根を辿って行くと最後は崖になってしまいそう。やはり支尾根から深沢林道に下るのが良さそうだった。
先週と同じく、中禅寺温泉バス停から茶ノ木平へと登る。快晴でロープウエイ跡からの展望が素晴らしい。半月山に向かう途中、第2展望所の案内に引かれて立ち寄ったが、たいした展望は得られなかった。立ち寄ってみてから、かなり以前に一度訪れたことがあったのに気付いた。しばらく下って行くとアカヤシオの群落が現れる。三脚や高級カメラを持った数名の人たちが中禅寺湖や白根山などを背景にアカヤシオを狙っていた。
車道に出る直前の展望所では展望が素晴らしく、快晴で爽やかな日なので先の行程も忘れてついゆっくりしたくなる。車道を横切り、狸山へ登る。第一駐車場へ下るところに綺麗なアカヤシオが咲いており、車で観光に来た人が登ってきた。第一駐車場からけっこう長い登りをこなして着いた半月山の頂上は展望もなくさびしいが、少し下った展望台からの眺望は最高である。ここでもゆっくりしたのち、半月峠へ下る。
半月峠からは折り返すように山腹を巻く道に入るが、かつてしっかり整備されたが、今は手入れされないまま放置されているといった感じの道である。崩壊している箇所もあるが、オリエンテーリング用の標識もあって比較的明瞭である。前方に第二駐車場が見える。第二駐車場の直下には第二駐車場へ登る道との三叉路に古い標識も残っている。赤倉山へ伸びる尾根に入ると樹林が少ないため、見晴らしが良い。振り返ると半月山の姿が良く、社山から黒檜岳、皇海山と広がる展望が雄大である。
1,504m峰は巻き、1,511m峰の登りにかかる。樹林が全くない広い場所があって、しばらく展望を楽しむ。1,511m峰の直下に登るとそこには林道が延びてきていた。山深い場所を期待していたのでちょっとがっかりした。林道を離れて一番高い場所に向かい、標高点を見つける。すでに踏み跡は無いが、1,514m峰が前方に見えているので真っ直ぐに目指して進む。林道を横切るところには目印もあった。1,514m峰の登りはカラマツ林に丈の低い熊笹なので、踏み跡が無くても苦にならない。
1,514m峰からは次の1,446m峰を目指すという風に先に見えてくるピークを目印として、尾根をはずさなければ良い。ただし、夏になって葉が茂ってきたり、霧に巻かれるような状況では急に困難さが増すかも知れない。このあたりでは植生が変わり、アカヤシオは全く見られなくなる。赤倉山直下はなだらかで広々と開けた熊笹の原で熊笹を芝に見立てればゴルフ場のようである。天気が良いし、気分も伸びやかになる。頂上には山名板が四つもあった。
赤倉山からさらに主尾根に沿って下っていくと、立ち木に赤テープが何重にも巻いてある。ここから下れという印のようだ。もうしばらくは、なだらかな主尾根に沿って行きたい気分であったが、間藤駅15時35分の電車に乗りたかったので、素直に目印に従って下ることにした。ここからの支尾根の下りは目印はあるものの、とんでもない急下降が続いた。やがて両側の沢が迫ってきて尾根は終わり、沢沿いの下りとなる。目印とかすかな踏み跡がある。沢の右岸に沿って下っていったが、植林帯となって踏み跡が不明瞭になる。ここで左岸に移ると植林の仕事道らしいしっかりした踏み跡を見つけた。これを辿って深沢本流沿いの道に出た。
本流沿いの道はやがて対岸に渡り、車道となって赤倉山から続く尾根を見晴らせるようになる。地形図のとおり突端は岩場や崩壊などがあって、下るのは厳しそうだった。やがて民家が見え始めたが、いくつもの民家が廃屋になっているのには心が痛んだ。大きな道路に合流して左折しわたらせ渓谷鉄道の間藤駅に余裕を持って着いた。
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