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深読みホームズ「バスカヴィル家の犬」

2017-07-06 22:54:07 | 見る
7月5日BSプレミアムで放送していた深読みシリーズが「バスカヴィル家の犬」だった。
シャーロック・ホームズですが、
深読みゲストの綾辻行人・有栖川有栖・島田雅彦・鈴木杏・橋本麻里。
皆さんは、この作品は謎が解決していない、
未解決事件をホームズが隠蔽してるという。

そ、そうなの!?

ホームズが最終的に真犯人と名指した男・ステープルトンは、霧の荒野に逃げ出して、
捜索したが死体は見つかっていない、「まあ、死んだのだろう」という結末になっていて、
最後のシーンではワトソンが疑問点を指摘すると、ホームズの返事は、
「そんなことまで解明はできないよ。それよりもっと楽しいことに切り替えよう、今夜はオペラに行こう」
とはぐらかして終わっちゃってるって。

そ、そうなんだ!?

有栖川先生によると、ドイルはホームズものがヒットしてしまって、苦しんだと。
もう書きたくない、でも書かねばならないという葛藤がある。
この作品では、ホームズは「ホームズの分身」と戦うのだというのが有栖川先生の深読み。
分身と言える存在は、犯人のステープルトン、そして、殺人の道具となった犬。
「魔犬伝説」を利用するために大きな黒い犬を出しているが、犬はもともと「探偵」を意味するものでもある。

有栖川先生と綾辻先生は、真犯人はステープルトンではなく、
「ここには登場しない、モリアーティー教授だ」という説。
それはあるんじゃない?
事件の影には常にモリアーティー。
「分身」大好きな有栖川先生は、モリアーティー教授もそもそもホームズの分身である、と。
あー、ホームズのダークサイドってこと?

鈴木杏ちゃんによると、推理についていけなかったりするワトソンが、
「何考えてんだかわかんない、でも好き!ホームズ!」と思ってるんだって、
読者の自分たちもつまりワトソンなんだ、と言ってた。
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