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「やすらぎの郷」第16週

2017-07-27 22:29:13 | 見る
ドラマ「やすらぎの郷」第16週
恋の週ね!

なんと、マロ(ミッキー・カーチス)と職員の信子(常盤貴子)が恋仲で結婚の約束をしてるんだと!
信子35歳、マロ81歳、46歳差。
信子は理事長夫妻に呼びつけられて質問されるけど、職員と入居者の交際が禁じられてるわけじゃないらしい。
ただ、理事長たちが「あり得ない!信じられない!」と仰天して呼びつけたみたいなの。
理事長が「同情の気持ちと恋を混同してるとまずいんじゃないか?」と聞いてたけど、
まずいってこともないんじゃない?
そんなにちゃんといろいろ区別できるもんでもないだろうし、
純粋な恋心だけが尊いってこともないでしょう。

菊村たちがマージャンしながら、二人の噂話をするシーンがあって、
最近、高齢者の「健康マージャン」がはやってるというのを思い出した。
健康といっても、別に走りながらやるわけじゃなくて、
煙草吸ったりお酒飲んだりお金をかけたりしない、健康的にやるマージャンということ。
脳トレになっていいんだそうだ。
私はまったく知らないから、覚えきれない気がするわ。

菊村のところに、あの安西直美の孫だという娘・アザミから手紙が届いた。
脚本家をめざしていて、菊村を神様のように尊敬している、
会ってくださいという手紙だ。
返事はメールでくださいと、メルアドは書いてあるが、住所も電話番号も書かれていない。
あのころの直美そのままのようなアザミに会いたくて、
菊村は初めてのメールに挑戦する。

マロやお嬢、マヤたちは菊村と同じ高齢者だけど、みんなスマホで、メールもじゃんじゃんやってる。
菊村はまだガラケーで、メールはやったことがない。
パソコンも持ってない。
機械に頼りすぎるのをばかにしていたのだ。

メールに挑戦する菊村の悪戦苦闘ぶりがおもしろかった。
バーテンダーの若いハッピー(松岡茉優)に頼んでメルアドを登録してもらったのはいいが、
ハッピーが気を効かせてマヤたちのアドレスも入れておいたために、
菊村が1時間もかかって打ったアザミ宛てのメールはまちがってマヤに届いてしまい、
顛末がみんなに知られることになっちゃうのも、ありがちでおかしくて。

バカにしてた機械のメールが、みんなからどんどん来たり、
待望のアザミからの返信が来てワクワクしたり、
アザミと会う約束ができて、
「機械文明はすばらしい!」なんて言って若返ってる菊村。

一番おかしかったシーンは、
まちがってメールが来たマヤが、私が打ち直してあげると打った文章が、
(ピー)駅で待ち合わせと、(ピー)音がかぶさったの。
いまの演出はナニ?と思ったら、これを菊村が説明したの、
「いまの音は、やすらぎの郷の最寄り駅の名前を伏せるため。
どこだかわかると、好奇心旺盛な人たちが必ず見に来るし、
週刊文春や新潮やゲンダイがやって来て、
あの人はいまなんて企画で書き立てることになるから」って。
笑ったわー、ここ!
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