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橋之助一家の襲名披露

2016-10-14 22:42:43 | 見る
十月大歌舞伎「八代目中村芝翫襲名披露」昼の部を昨日見てきました。
橋之助と3人の息子たち、4人いっぺんの襲名披露。

息子3人による、このための新作舞踊「初帆上成駒宝船」
長男の新・橋之助(国生くん)はだいぶしっかりしてきた。
踊り方がお父さんそっくりだわ。
福之助くん歌之助くんも、踊りはがんばって精進してください。

お父さんの演し物は「幡随院長兵衛」
敵役の水野十郎左衛門は菊五郎。
新・芝翫の長兵衛を見るのは二度目かな、貫禄でよく似合う役ね。
最初の芝居小屋の場面で客席の後ろから登場してきたとき、
ざわざわ歓声と拍手がお祝いらしくていい。
このあとに子分役の息子たち3人がやはり客席後方からバーッと舞台に向かって駆けてくるのを、
うしろのほうのお客さんがほんとに驚いた声が挙がってて、成功じゃないですか?
若くて全速力で走ってきたから、びっくりしたのね。

橋之助の芝翫襲名は、たぶんお兄さんの福助の歌右衛門襲名が無期延期になってる、
その埋め合わせなのかな。
だって、先代の芝翫さんが亡くなってからまだ早いもんね。
福助の息子の児太郎もこの公演に何役かで出てます。
お染久松の舞踊でお染役、久松は松也、女猿回しが菊之助。
児太郎も以前よりずっと印象があるようになってるけど、(前は目立たなかった)
どうも、児太郎にしても、今回の橋之助・福之助・歌之助の3人にしても、
ちょっと地味なのよね。
お父さんたちは全然地味じゃなかったけど、なんでだろうね。

派手な従兄弟の七之助は「女暫」の派手な主役で出てます。
玉三郎の女暫は見たことがある。
出てきたとき、七之助はちょっと小さく見えた、玉三郎に比べると。
顔が小さいから?
あの大きなカツラの飾り、大きな(中に突っ張り棒が入った)袖の衣装の中で、
お人形さんみたい。かわいらしくて。
児太郎はこれにも敵役の女鯰実は樋口の妹(正義の人の仲間)で出てる。
「誰かと思えば中村屋の七之助兄さん」
「誰かと思えば成駒屋の児太郎さん」なんて言い合ってる。

全部が終わって最後に花道で七之助が残って、さあ引っ込みましょうというところで、
松緑の舞台番の男が出てきて、六方を踏んで引っ込まなきゃだめですよと言い、
じゃあ、音羽屋の兄さん、教えてくださいよとかやりとりがあって、
六方をやってから引っ込んでいくんだけど、
そこで七之助が花道に座って、今月は芝翫の襲名披露、かくも賑々しくありがとうございます、と挨拶するの。
口上は夜の部だけだから、昼はここで七之助が一人で口上をやってるようなものですね。
それができるってことね、七之助は。

叔父さんの襲名なのに勘九郎は出てませんが、
勘ちゃんが出てないわりには、楽しめました。
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