よむよま

よむ・よまない、それから。

名古屋平成中村座

2017-06-14 21:48:20 | 見る
名古屋平成中村座に行ってきました。6月13日昼の部。
場所は名古屋城公園の中、名古屋城は先日、ブラタモリでやったばかり、
「ブラタモリポイント」なんて看板が立ってた。

勘九郎の舞踊「お祭り」がお目当てで行ったんだけど、
ほかにもとってもよかったものが二つあった。

一番目の「寿曽我対面」の曽我五郎
元気いっぱいのやんちゃな男の子っぷりが鮮やかで、でも隈取してるから、誰だかわからなくて、
あとでパンフレット見たら、中村萬太郎。
十郎役の梅枝(この十郎もやわらかくてよかったです)の弟。
へえっと思いました。
いつも白塗りの二枚目で感じる「足りない」感じが全然なくて、
首だけでなく上半身ごとぐいっと敵の工藤祐経(弥十郎さん)を睨む動きとか、
大きな見得がぴたっと決まるの。
いいね!と思いました。

二番目の「封印切」の忠兵衛、扇雀さんがよかったんですよォ。
梅川に会いたくて花道をホイホイ出て来て、イヤ、今日はやめとこか、
イヤせっかく来たのや、ちょっと会っていこか、どうしょうどうしょう、
なんてところのじゃらじゃら感が、
おじいさんの鴈治郎にそっくりな風情だったの。
「がんじろはん」ですね。
あそこまでぐじゃぐじゃでもないけど(笑)。
横顔がそっくりなのも驚いたけどね。
はまる役ってあるんだわね。
このじゃらじゃら男だから、八右衛門(憎まれ役、勘ちゃんなかなか上手)に挑発されて、
理性が止めることができずに、大事な預り金の封印を切ってしまうのが、
「バカな男だねえ」じゃなくて哀れに感じられる。
可愛げですね、やっぱり上方の血筋か。
梅川は七之助で、かわいらしいけど、上方の匂いは薄いかな。

最後がお目当て、勘ちゃんの「お祭り」
トビの頭(かしら)がお祭りのお酒にほろ酔いで踊る踊り。
ひたすらカッコいい役です。
こういう役は、お父さんよりずっとカッコいいからね。
実に気分よくキレよく踊ってて、楽しかった。
ラストはお約束の、うしろのホリゾントをパーッと開けて、客席が沸く。
この日の名古屋は晴れ渡って暑いくらいだったから、ぴったりの演出。
(雨だとちょっとツライよね、雨だったら開けないのかな)
花道をほろ酔いの足取りで客席に笑顔を振りまいて引っ込んで行った。
拍手がやまず、カーテンコールの予定あるのかな?どうだろ?と思いましたが、
幕が開き、下手から勘ちゃんがこそっと覗いて、ちょこっと出てきておじぎして終了しました。
カッコつけて完璧二枚目で踊ってたときと違って、かわいかった。
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