よむよま

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十二月歌舞伎座第二部

2016-12-07 21:53:52 | 見る
十二月大歌舞伎の第二部を5日に見た。ほぼ若手ばかりの公演で三部構成。
二部は「吹雪峠」と「寺子屋」の2本立て。

宇野信夫作「吹雪峠」
吹雪の夜、山小屋にたどり着いた3人の人物。偶然出会った、1組の男女と1人の男。
男女は不義の末、駆け落ちした二人。男はその女の元・亭主だった。
男女が松也と七之助、元・亭主が中車(香川照之)。
女がエロエロなのね、亭主に隠れて不義をしてるのが楽しかったという女なの。
駆け落ちしてそれなりに暮らしてるいまでも、元・亭主のことを気にかけてる男をかわいいと思い、
よりいっそう燃えるわと思うような女。
以前、菊之助と獅童、愛之助の3人でやったことがあるんでしょう。
菊之助のほうが合いそうな役かもしれない。菊之助のほうがとろっとしてるから。
松也は、この男と、次の「寺子屋」では源蔵と、大活躍。
第一部の「あらしのよるに」もダブル主役の山羊の役で出てるし。
松也がなかなかいいんですよ、この芝居の、ちょっと気の弱い、女に振り回されてるような男も自然。
不思議と、香川さんが一番歌舞伎っぽい演技に見える。

「寺子屋」は勘九郎の松王丸、七之助の千代で、兄弟で夫婦役。
松也の源蔵、梅枝の戸浪。
梅枝、安定してるのね、なんだかベテランのようだわ。
戸浪はすごくやることが多い役だと思うんだけど、卒がない。
千代の七之助も落ち着いていて、ずっと子どもに気が行ってる感じが、いいです。
松也の源蔵は、大丈夫なの?と思ったけど、意外にいいの。
勘ちゃんの松王丸と二人とも、なんとなく幸四郎っぽい気がしたけど、幸四郎に教わったのかな。
勘ちゃんは後半の、一旦去って戻ってきてからのほうがいいかな。
たぶん前半の首実検のところは、役自体が偽って見せてる設定だし、難しいのかもね。
松王丸は今回が初役ということだから、まだまだ。
でも、たぶん、父親になってからのこの役は身に迫って感じられるんじゃないですか。

勘ちゃんはこれで4役全部やったことになると言ってたけど、
私は源蔵と戸浪は見たけど、千代は見てないなぁ。
4役日替わりでやったりしないかしら。寺子屋の4役が全部「本役」でできる人って、そうそういないでしょ。
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