昆虫すごいぜ！inマレーシア

カマキリ先生のお正月スペシャルは、マレーシアにロケ！
マレーシアは雨季、キャメロンハイランドという場所。昆虫マニアの聖地なんだって。
カマキリ頭をかぶってる香川さんを、マレーシアの村の人は何だと思っただろう？

さあ行きましょうって、ジャングルに入るんですか？
雨季のジャングルなんて、昆虫どころか何がいるかわからないじゃないですか。

目標は、マレーシアの国蝶というアカエリトリバネアゲハなど、いくつかあって、
そんな国の蝶なんてつかまえていいの？
特別許可をいただいているんだそうです。何て言って説明したんだろう。

首のところが赤で、大きな黒い羽にカラフルな色の丸が並んでいる、アカエリでトリバネのアゲハは、
温泉が湧いている川辺で見つけた。
わりと簡単に２匹つかまえた。
この温泉の川にたくさん来るらしい。すごく派手できれい、オスばかり。
オスは温泉をチューチュー吸ってる、メスは山で花の蜜を吸っているんだそうだ。

オラン・アスリという村の村長さんに案内を頼んで、川を渡り森の奥へ。
カブトムシ、クワガタを探しに入っていくと、黒い丸い玉が落ちてる。野球のボールぐらいの大きさ。
さらに進むと、地面に広がっているのは、図鑑でしか見たことのないラフレシアの花！
世界最大の花、香川さんはツンツンして、硬い硬いなんて言ってたけど、臭くないの？
咲いたばかりでニオイはなかったんだって。さっきの黒い玉はラフレシアのつぼみ。

カブト、クワガタは見つからず、夜を待つことになった。
白いスクリーンを張って、照明をつけて、虫を集める。
ライトトラップというんだって。
そりゃもうどんどん虫が集まりました。

緑色のセミとか、ものすごく大きいカマキリも何匹もいる。
近くでやたらうるさく警報のように鳴いている大きな虫がいて、大騒ぎ。
「網くれ！網！カメラいける？いくよ！」
網で採れたかと思ったが逃がしてしまった。
アシナガオオコノハギスとかいう、世界最大級のキリギリスじゃないかって。
昼間の蝶も大きかったけど、カブトムシやクワガタ、セミ、全部すごく大きいの！
片手いっぱいぐらいの大きさある。
世界最大級ばっかりいるんじゃないの？コワイよ。

求めていたオウゴンクワガタとかは見つからず、
昆虫専門家のオフィスでいろんなカブトムシを見せてもらって、香川さんおおはしゃぎ！
大きなカブトに「スターウォーズの宇宙船みたい」
オウゴンオニクワガタもここにはいた。黒じゃなくて、金色っぽいの。
面カブト？とかいう、見た目戦国時代の武将みたいなカブトムシも。
ハナカマキリという、花のように見える白い繊細なカマキリは、
正面から映すと、顔が狐みたい。白い狐。
香川さんは「食べちゃいたいね！口の中に入れて持って帰れば」などと言い出し、オカシナ人だ。
ヒョウモンカマキリとかボクサーカマキリとか、威嚇するために半身を立ち上げ鎌を振り上げ、
すごい表現力。

二日目もジャングルに分け入ったら、現地のお父さんがやっぱり昆虫を採ってた。
仕事なのかしら？
ヒシムネカレハカマキリというのを見せてくれた。
胸部分に菱型のがついてて、背中というか、羽というのか、まったく枯葉そのもの。
ものすごく大きいナナフシの仲間もいた。
50センチぐらい長さがある緑の枝にしか見えない、香川さんは手で持ってうわーうわー言ってたけど、
絶対触りたくないわ。

今年もカマキリ先生はがんばるらしいです。