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「トットちゃん!」38話~40話

2017-12-16 20:31:02 | 見る
ドラマ「トットちゃん!」38話~40話

新人テレビ俳優となっても、テレビを持っている家がまだない状態で、仕事はラジオばかり。
ラジオドラマのその他大勢(ガヤ)で出演しても、トットちゃんは
ディレクターの「自然にやって」「普通にして」ができない。
トットちゃんなりに一生懸命考えてやると裏目に出る。
マイクから遠ざけられたあげく、黙っていてくれと言われたり。
やっとテレビの出番があっても同じこと、すぐ降ろされてしまう。
「伝票は切っておくから帰って!」

里見浩太朗の大岡先生に励まされて受けたオーディションで、
新ラジオドラマ「やん坊にん坊とん坊」のとん坊役に抜擢された。
これがトットちゃんのデビューになるのね。
この題名とテーマ曲は聞いたことがあるけど、お話は知らないなぁ。
飯田匡作・演出で、3人の主役は子猿、まわりの大人の役が芥川比呂志とか長岡輝子とかの名前だった。
オーディション場面で、「あの人、文学座の岸田今日子じゃない?」なんてセリフがあったり。
テレビも新劇の俳優頼りのところがあったんだね。
テーマ曲は服部正作曲なの。服部隆之センセイのお祖父さんですね。

この主役に選ばれた3人が里見京子、横山道代、黒柳徹子。
放送開始からしばらく、3人のキャストだけ名前が発表されなかった。
子どもの役なのに大人がやってるからまずいということだったとか。
はー!そんなことが?
いまではあたりまえだけど。
戸田恵子さんや野沢雅子さん、高山みなみさん、著名な少年役の声。
3人を知りたい知りたいと要望が多く寄せられて、やっと配役を言うようになるんだけど、
くろやなぎてつこの名前だけ、毎度アナウンサーがまちがえちゃうの。(生放送)
そんなNHKアナっているの?
トットちゃんは覚えてもらえないなら芸名をつけようと思い立ち、大岡先生に、
「リリー白川はどうかしら!」
そんなストリッパーみたいな名前!?(絶対、パパが許さないわよ!)
大岡先生に「いい女優になれば、たとえどんな名前でも覚えてもらえるものだ」とさとされてた。

トットちゃんがNHKのロビーですれ違う人々で、
渥美清や野際陽子が出てきた。
沢村貞子が浅野ゆう子で、ずいぶん派手な沢村貞子ですが。
森繁久彌の近藤真彦はあまりに子どもっぽくて、コントみたい。やっぱり無理。

テレビの台数が増えたのは、皇太子ご成婚がきっかけだって。
ああ、そうか!そうね。
あのシンデレラのようなパレードの生中継はテレビの威力を発揮したね。

トットちゃんを見出し、「あなたはそのままでいい。あなたのその個性がいいのだ」と言って、
挫折していた彼女に扉を開けてやった飯田匡を高橋克典がやってる。
ディーンさまも出てきたの、テレビジョンの未来を語る、アメリカ帰りのカッコいい講師の先生で。

朝さんの叔母さんはあの若いハンサムさんと同棲してるけど、結婚を申し込まれると、
「お嫁さんならもっと若いふさわしい人を。私はこのままでいいの、いまだけそばにいて」
年上の女の分別でしょうか。
乃木坂上倶楽部のシイナさんとエミーも、ついに結婚するらしい。

トットちゃんに、プロフェッショナルってなあに?と聞かれた守綱パパは、
「僕はバイオリンを持って生まれてきた」と言って、トットちゃんを仰天させてた。
ほんとに手に持って出てくるわけないでしょ!
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