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五月花形歌舞伎・大阪松竹座

2017-05-18 22:45:48 | 見る
5月17日に大阪日帰りで、松竹座の「五月花形歌舞伎」昼の部を見てきた。

なんばの駅からすぐ、法善寺横丁の近くにある松竹座、初めて行った。
こじんまりした感じのいい中劇場で、見やすかった。

一番目は舞踊「戻駕」(もどりかご)
駕籠かきが島原の禿(かむろ)を駕篭に乗せてきて、踊りになるんだけど、
駕籠かきの二人は実は、石川五右衛門と真柴久吉という設定。
勘九郎、中村歌昇、禿が児太郎。
これは勘ちゃんの踊りが堪能できました。
男の格好のままで傾城に扮して痴話げんかのようすを踊るところとか、おもしろくて。
児太郎の禿は、こどもらしく可愛く見せるのにちょっと苦労してたね。
児太郎さんは高身長だし、どちらかというと、年増のおかみさんとかをやるときれいで色気もあるのよね。

二番目は猿之助主演の「金幣猿島郡」(きんのざいさるしまだいり)
鶴屋南北の、安珍清姫の伝説と、将門と朝廷の戦いを絡めたストーリー。
猿之助は、安珍に焦がれる清姫と、安珍の婚約者・七綾姫に焦がれる藤原忠文の二役。
どちらもかなわぬ恋に狂って、妄執の鬼になる役。
勘ちゃんは安珍、七綾姫が七之助。
勘ちゃんの安珍は、自分に恋い狂ってすがりついてくる清姫を、
その母親が止めてる間に逃げてくれと言われて、
「そう?悪いね、じゃ、逃げるからよろしく」と七之助の手を引いてスタコラ逃げていくような、
白塗りの二枚目。
わりと珍しいかな、勘ちゃんとしては。
狂おしい清姫を、コワーと思いつつも、ちょっと気になって振り返ってみたりするところで、
若干笑いが起きてた、くすくすって感じの。
これは勘ちゃんの持ってる要素によるのかもしれない。

追う猿之助は、妄執の果てに清姫は蛇(じゃ)に変身し、藤原忠文は鬼に変身し、
両方の人物が一身になった双面(ふたおもて)で、宙を飛んで二人を追っていく。
細かい設定はどうでもよくて(歌舞伎だからね)
恋の執念で迫力の変身、お得意の宙乗り(この2日前が宙乗り1000回目だったそうです)
お客さん大喜びで、拍手喝采。
私の席は2階の一列目で、花道の上の位置だったので、
宙乗りして上がっていく猿之助がちょうど通っていくの。
わあ!と口あいて見上げてると、ぶわーっと金色の紙吹雪が降ってきた。

この日は団体が入ってるようだったので、どうかなと思ったんだけど、
拍手の反応もよくて、雰囲気のいい客席だったから、より楽しめた。
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