よむよま

よむ・よまない、それから。

映画「銀魂」おふざけ満載

2017-07-21 22:48:51 | 見る
映画「銀魂」見ましたよ!
勘ちゃんが全裸で出てると噂の。
香取大明神の掛け軸のかかる道場で、素振りしてる近藤局長。ここ全裸です。
ここで勘ちゃんとセリフのやりとりをする、土方の柳楽優弥のようすが変です。
笑っちゃってるような、目が泳いでるような。
最初は上半身しか映さないけど、最後に全身出ます。
六代目中村勘九郎、モザイクかかってます!アハハ!

最初の登場シーンがそもそもふんどし一丁ではちみつまみれです。
将軍さまのペットの金色のカブトムシが逃げたのを探すために、
林の中でそのかっこうで、両手を広げて片足を上げて立ち続けてる。
木になりきっているつもりなんだって。

勘ちゃんの役は「近藤勲」
マンガ読んでないので、これがSFだとは知らず、てっきり時代物なんだと思ってました。
宇宙人と戦って負けた江戸が舞台で、さまざまな姿の宇宙人が道を行き来している。
これはスターウォーズのシーンだよね。
そうなの!この作品はいろんなもののパロディ満載だった。
だいたい、始まってすぐ、急に場面が四角いアニメに変わり、
どう見てもTBSの「CDTV」の画面そっくり。
「これ、絶対TBSに怒られるレベル!」というセリフがある。
あっちこっちこの調子で、ヤマトやらワンピースやらガンダムやらナウシカやらが出てきちゃう。
ナウシカが出てきたシーンは、
「さすがにこれはヤバイんじゃない?大丈夫なの?」とセリフで言い合ってた。

近藤勲は「真選組」の局長。
全部の役がこの感じでもじった名前。
土方は十四郎という名前で、勘ちゃんの近藤さんが「トシ」と呼ぶので、うわっと思っちゃう。
勘ちゃんはきれいな筋肉です。
まず体重を増やしてから脂質・糖質なしで体を作ったんだって。
隊服は洋装で、黒のレザーのロングコートに金の線が入ってる軍服で、カッコいいです。
裸でないときはその格好。

おふざけ、ギャグ、はちゃめちゃの中に志や人情も一応あるストーリー。
くだらなくおもしろいんだけど、
主役の坂田銀時(小栗旬)と桂小太郎(岡田将生)、
いまは敵になった高杉晋助(堂本剛)の3人の師匠が吉田松陽(松陰のもじり)なの。
この松陽がやたら素晴らしい人物ということになってて、
それが気に入らなかったのだ、私は!
塾の名前が松下村塾と、これだけはもじってないのも、なんでよ!と思うし。

殺陣というか、アクションはすごい。
特に主役の小栗くんは舞台「髑髏城の七人」の役にそっくりな上に、
これでもまた妖しい刀にグサッと刺され、死にかける。
私は今年なぜかこの系統ばかり見ていて、髑髏城でしょ、「無限の住人」でしょ、そしてこれでしょ。
「死なない死なない、主役だし」と思ってしまう。
虫ではないが、似たようなグヨグヨしたものが出るし。

銀時と一緒に働くメガネの新八くんが誰がやってるんだか、最初全然わからなくて。
菅田将暉か?と気づくのに時間かかった。
オバQそっくりの(小栗くんがそう言うセリフあり)着ぐるみも出るし、
カワイイけど大きさがすごく大きい白い子犬はCG。
この二つは何なんだ??

「真選組」が突入するとき、局長を死なせるわけにはいかないと言う沖田に、
「俺はしんせんぐみの局長だ、おまえらとともに行く」と言う近藤、
「しんせんぐみは死なねえ!」と言う土方、
痩せて頬骨のとがった厳しい顔つきの勘ちゃん、いい場面なの。
慎吾くんはきっとここで、うっかり感動しかけたと思うんだ。(私がそうだったもん)
(スマステで言ってた、締まってきたと思うとちゃんとふざけるって)
コメント
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