よむよま

よむ・よまない、それから。

「カルテット」第7話

2017-03-02 20:33:43 | 見る
「カルテット」第7話
基本的にすごくおもしろおかしい回だった!

別荘のベランダから落ちた、レストランの女のコ・アリス(吉岡里帆)は死んでなかった。
でも、このコ、気が付いた後も死んだふりしたの、
真紀と夫が彼女を寝袋に包んでどこかに埋めようとしてるのに、そのまま包まれて。

寝袋のアリスを積んだワゴン車は夫(宮藤官九郎)が運転して、
「二人でどこかに沈んできます」と言い残すと、真紀を置き去りにして走り去ってしまった。
驚いた真紀はアリスが乗ってきた車に飛び乗って、それを追う。

ダムにたどり着いた夫が、湖をのぞき込んで「怖っ!」とか言ってる間に、
寝袋から出たアリスはワゴン車を運転して、さっさと夫さんを置き去りにして走り去ってしまった。

追ってきた真紀と戻ってきたアリスが道の途中で出会う。
二人は同時に言った、
「返します!」
それぞれの車を。
真紀が乗って来たのはアリスの車で、アリスが乗って来たのは真紀の車だったから。
(そんなこと律儀にやってる場合なのか?と思ったよね)

ようやく夫を見つけた真紀は彼を乗せて東京のマンションに帰ったの。
なんで、東京に帰るの?その男と。
私もそう思ったけど、すずめもそう問い詰めた。
カルテットはどうするんだ、と。
真紀は彼女に、「抱かれたいの」と告げた。彼が好きなの。
すずめが泣いたのは、真紀に振られたから?

真紀はずっと好きなのね、この夫を。最初からいまでも。
東京に戻った二人は、おでんなんか作って、温かい夕食のテーブル、団欒の雰囲気。
真紀はうれしそうにしてるのわかるけど、夫さんはこれでいいの?
「食べたら警察に行く。その前に区役所に行って」と夫。
離婚届を出してから出頭する、と。
(あのコ死んでなかったのに?と思ったが、コンビニ強盗はやっちゃったのか)

そうなったら真紀もあっさりしてた。
警察の前で、最後に抱き合おうと伸ばした夫の手を「握手」して別れた。
その上、携帯見て、会社の倉庫に閉じ込められてた別府のことを思い出すぐらい冷静だったの。
どういう女?

全体に緻密なパズルのようでした。
コメント
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