父の闘病記~脳腫瘍~

グリオブラストーマ、ステージ4と診断された父についての記録と私の思いを綴ります。

68歳の誕生日

2009-01-30 23:21:46 | Weblog
今日はお父さんの誕生日でした。
発病から1年3か月、徐々に気づくと少しずつ悪くなっていった容態。
肺炎になりかけたり、痰が苦しそうだったり、痩せて、寝るのが多くなってきました。
でも火曜日に痰と痙攣が一緒にきたときから、先生は痰を取るために喉に穴をあけてしまいました。
結構有無を言わさず、そんな状態じゃないようです。
それからは突然話すこともできず食べることもできなくなってしまいました。
もうあんまり話さなくなっていたし、食べたいとも思わなかったようで、
お父さんも辛いより痰を取り易くしたほうが良かったのかどうか。
お父さんはうなずいていたけど。
先生は容体がよくなったら穴をふさいで食べれるようになるし話せるようになるとのことでした。
でもどうなるのか?
火曜日からはお父さんも夢うつつのような、
目も半分開けながら意識朦朧といった感じも多いです。
鼻からジュースや飲み物、薬をチューブで入れたりしているのだけど、
そのチューブを無意識に取ってしまうらしく、
それをしないように見ていなくてはいけなくなり、
お母さんが大変になりました。
ご飯はしなくても良くなったけど、目が離せません。
お父さんは拘束の手袋をかなり嫌がるそうです。
そんな状況ですが、今日はお父さんの誕生日でした。
お祝いの物もケーキもなかったけど、息子と私とお母さんで歌を歌いました。
半分わかったようなわからないような。
持ち直してくれたらいい。
また食べれるようにしゃべれるように。

何ヶ月ぶり?

2008-06-27 22:50:52 | Weblog
父の病状はそれほど進行していません。
ただ、痴呆のように、朝のことを忘れたり、ご飯食べていないと思ったり、
時間間隔はなくなってしまったようです。
でもそれくらいで、体調のほうは変わりなく、
日々寝たり起きたりの生活をしています。
5月にはまた焼津旅行もしました。今度は2泊です。
髪の毛がはえてきました。
なんだかこのまま結構長生きするんじゃないか?さえ思ってしまいます。
未だに頭が痛かった日はないしね。
足が痛いとかはよく言います。不思議です。
でもこのまま穏やかな日々が続いたらいいんだけどな~。

ブログ継続難し・・・

2008-03-11 15:45:02 | Weblog
なかなか更新ができませんでした。
お父さんの病状がそれほど悪化していないのと、
確定申告、新しい趣味のスクラップブッキングもやりたいし、
なんていいわけにはなりません。
過去の分が書けるのもついつい後回しにしてしまう・・・。
いや、性格でしょう。
ぼちぼち記録していないとダメだな。

 

叔父さんの家へ

2008-03-07 17:29:52 | Weblog
葬儀場が混んでいるらしく、木曜の明け方に亡くなったのに、
通夜が土曜日、葬儀が日曜日になったそうで、
金曜日は家に遺体やご家族がいるので、
お父さんを連れて安城に出掛けました。
叔父さんはまだ棺桶に入っておらず、和室に寝ていました。
お父さんは椅子を用意してもらってそこに座って、
葬儀会社の人も出入りしてたりして、2時間くらいいました。
長女のまあちゃんと叔母さんがいて、次女のみちゃんは仕事だとか。
家族が元気だったのが少し意外でした。
長く(といっても短いけど)病気と闘った遺族は、
もう覚悟ができているのでしょうか? 人前だからかな?
全く涙もなく、普段とさほどかわらない調子でいました。
まあちゃんが、ヘルパーの仕事をしていると言っていたけど、
お父さんの方をさすったり、手を握ったり、瞬時にお世話をしてくれて、
すごいなぁと思いました。
お父さん、叔父さんが亡くなってどう思ったかな? わかってるかな?

 

叔父亡くなる

2008-03-06 16:17:06 | Weblog
叔父さんが亡くなった。
胃がんで。
お父さんより後に病院に行って、余命宣告を受けたけど、宣告通り4ヶ月だった。
1月から危ないって言って、山を乗り越えたりしていたけれど。
もういつ亡くなってもおかしくないくらいと医者に言われたらしいけど、
体格も良くて、心臓と肺が丈夫だったので、生きながらえていたようです。
でも叔父さんは医者に「殺してくれ」と言ったとか。
胃がんとか内蔵のガンはかなり痛いんだよね?
結局緩和病棟に入ったみたい。そういうホスピスがあっていい病院です。

介護

2008-02-22 16:03:41 | Weblog
お母さんが用事があるので、
お父さんの介護の留守番をした。
といっても、トイレの世話だけでいいんだけどね。
ベッドから車椅子に座らせて、トイレまで連れて行き、
ズボンを下げ、トイレに座らせ、終わったらベッドまで戻るだけ。
こんなだけでは介護とも言えないくらいかな。
お母さんも、やっていた絵手紙の習い事とかやったら?って薦めたけど、
ワタシに頼んでまでもやりたいわけではないと言う。
リフレッシュできると思うんだけどね。

 

記憶障害

2008-02-11 15:59:28 | Weblog
1月頃から、記憶が持続しないようになってきました。
とはいっても、すべてのことではなくて、一部。
眠るとわからなくなるのかな?
午前中に看護婦さんが来てくれたとか、マッサージしたとか、ご飯を食べたとかを忘れる。
でも、いっちゃんのサッカーボールが壊れたとか、チョコのトリミングに行かないととかは覚えている。
お母さんが何の用事で外出しているかわからないとかね。
でも、その都度説明すると「そっか~」と納得?してくれるので良かったです。
頑固親父だったら自分の記憶と違うと怒ってこられそうだけど、
お父さんは素直に聞いてくれてよかったです。

 

焼津旅行

2008-01-30 15:53:15 | Weblog
1月29・30日に、予定通り焼津に1泊旅行ができました。
当日は雨上がりといった感じで、
あんまり天気が良くなかったのだけれど、
翌日は晴天。
窓から富士山が見えました。
焼津グランドホテルは大崩海岸の絶壁に建ち、目の前が海。
すごく景色が良くて、スタッフもいいし、ご飯もおいしくてすごくいいところでした。
貸切風呂もバリアフリーになっていて、45分の貸切なんだけど、
健常者なら45分あれば夫婦で楽しめるのだろうけど、
お父さんのような身体の悪い人を入れると、
お父さんを入れて身体を洗って着替えるのがいっぱいいっぱいで、
介助する人は大変だったろうと思う。もう少し時間があったらよかったのに。
でも、お父さんをお風呂に入れてから、
みんなで大浴場に行けたのでよしとするか・・・。
このころから、記憶が曖昧なところがでてきて、
お風呂に入ったこととかは忘れてしまうようです。
でも、お風呂に入れて幸せそうでした。
夜ご飯は個室を用意してくれたのだけれど、
めちゃ広い部屋で、ぽつんと5人だけ・・・。まいいけど。
ご飯を食べてからケーキを出してもらって、
1ホールは食べられなかったけど、良い記念になりました。
何事もなく、無事行けて良かった良かった。

 

健診

2008-01-24 15:27:49 | Weblog
今日は呼吸器の健診のために病院に行きました。
体のほうは少しは動くようになってきて、
車椅子や車に移動させやすくなってきました。
健診といっても、特にやることはなくて、変わらずです。

今日、宿から電話がかかってきて、
「お食事ですが、レストランなのですが、小さなお子様と車椅子の男性がいらっしゃるので、個室にできますがいかがでしょうか?」
とわざわざ電話がありました。
掘りごたつと言っていたので、お父さんは大丈夫か?と思ったけど、とりあえずお願いしました。
「お誕生日とのことですが、ケーキはご用意いたしましょうか?」
と提案され、こちらもお願いしました。
すごく気が利く宿のようで、かなり行くのが楽しみです。
でも、今日までの予報では天気が29,30に限って雨のよう。
ほんとに、天気だけは晴れててほしい!
天気は意外と変わるのでまだ期待をしておこう。
晴れて富士山が見れたらいいのにな・・・。


眠り

2008-01-18 23:34:25 | Weblog
今日は旦那が飲み会だったので、実家で夜ご飯を食べた。
お母さんも少し風邪気味みたいで、疲れが溜まっているのでしょうか。
最近お父さんはよく寝ているようです。
脳腫瘍は進行するとよく眠るようになるとお医者さんに言われたけど、
そうなのだろうか・・・。
そして、今日はなんだか極端に声が小さかった。
夜ご飯のときに、なんかすごく辛そうで、頭を抱えていた。
どうしたの?というと、「吐きそう」と言ったけど、
吐きはせず、痛みとかではなさそうで、すぐ普通になったけど。
そして食欲というかあんまり量を食べれないようです。
夜もお寿司を3個。昼もピザまん。うどんとかも半分しか食べられないようです。
あぁ、旅行まであと10日となったけど、
なんだか行けるかな~?と心配というか、無理かなとかも思ってしまう。
キレイな景色はいい気分転換なんかになるけれど、
料理もそんなに食べれないし、移動も辛いかもしれないし、どうなんだろうか?
旅行なんて、私たちのエゴなのかな?
来週の体調を見てお父さんの意向を聞いて決めねば。