映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

SCOOP!

2016年10月13日 | 映画(さ行)
自堕落な男の再生、そして・・・



* * * * * * * * * *

伝説的スクープをモノにしてきたカメラマン都城静(福山雅治)。
しかし最近は振るわず、芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとなっており、
借金と酒にまみれた自堕落な日々を送っています。
そんなある日、写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者・生川野火(二階堂ふみ)とコンビを組むことに。



始めはイヤイヤだった野火。
「この仕事、サイテー」と言っていたのが次第にのめり込み、
「この仕事、サイコー」と言うようになる。
そして静にも、芸能人スキャンダルではなく、
ホンモノのスクープを狙おうという気力が芽生えていく・・・。



さて、こんな彼らに時々協力するのが、“チャラ源”(リリー・フランキー)と呼ばれる怪しげな男。
いかにも生活は破滅している様子だけれど、
以前静が大変世話になったということで、
持ちつ持たれつの腐れ縁を続けていたのです。
そしてある時、そのチャラ源が・・・。



都城、野火、チャラ源、
それぞれのキャラがなんとも際立っています。
クールな役柄の多い福山雅治さんは、そのキャラを封印。
すさんで、泥臭く、アクの強い役柄。
それでもやっぱりかっこよかったりするのはもう、仕方ないですが。
一方、二階堂ふみさんは、エキセントリックで理解しがたい女を演ずることが多いのですが、
ここでは威勢のいい元気印の女の子。
これがまた可愛らしくていいんだなあ・・・!
そして壊れた男、チャラ源は、さすがのリリー・フランキーさん。
はまり役。
そして吉田羊さんの頼もしい編集者、これもいい。
ステキに勢いのある作品でした。



原作作品は、1985年原田眞人監督・脚本「盗写1/250秒」とのこと。
「FRIDAY」などの写真週刊誌が脚光を浴び始めた頃の作品ですね。




「SCOOP!」
2016年/日本/120分
監督・脚本:大根仁
出演:福山雅治、二階堂ふみ、リリー・フランキー、滝藤賢一、吉田羊

キャラクター性★★★★★
満足度★★★★☆
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