映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

ザ・ギフト

2017年04月05日 | 映画(さ行)
問題を抱えているのは誰?



* * * * * * * * * *

本作は、ジョエル・エドガートンが監督・脚本・製作を務め、
おまけに重要人物で出演までしています。
ジョエル・エドガートン? 
なんだか聞いたことがあるな、と思ったら先日見た
「ラビング 愛という名前の二人」のリチャードじゃありませんか!!
あらやだ、この間見たばっかりなのに、全然気が付かなかった・・・。
トホホ。


さて本作、公開時にあらすじを見て
もっとB級っぽいホラー作品を想像していたのですが、
全然そうではありませんでした。
抑えた色調でじわじわと不気味さと怖さが湧いてくる、サイコミステリです。



新居に越してきた幸せそうな夫妻、
サイモン(ジェイソン・ベイトマン)と、ロビン(レベッカ・ホール)。

そんな二人がサイモンの高校時代の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)と出会います。
再会を喜ぶゴードから、ワインが一本ギフトとして送られます。

そしてその後もギフトは続き、
しかも内容が次第にエスカレートして逝くのに違和感を覚える二人。
何を考えているのかよくわからないゴードに対して、
ロビンはまるでストーカーに付きまとわれるような気味悪さを感じ始めるのですが・・・。



一見普通のようでいてどこか壊れた感じのするゴード。
高校時代は「ブキミなゴード」と呼ばれていたとサイモンは言います。
果たしてこの気味の悪い人物の狙いは何なのか・・・? 
しかし、意外にも問題なのはこのゴードではなくて実は・・・!
目に見えない悪意の不気味さがグイグイと迫ります・・・。
そして、最後の最後、最大の「ギフト」があるわけですが・・・。
これはしんどい・・・!!



ガラス張りのおしゃれな住居はいかにステキですが、中が丸見えというのが難。
そこから誰かに見られているというときに、
その相手の姿も見えてしまうというのがまた、すごく怖い気がします・・・。
いかにも幸せな夫妻の生活が、
ガラス窓のように粉々に砕け散ってしまうというのもまた暗示的。



「ザ・ギフト」
2015年/アメリカ/108分
監督:ジョエル・エドガートン
出演:ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン
不気味さ★★★★★
満足度★★★★☆
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ザ・ギフト  監督/ジョエル・エドガートン (西京極 紫の館)
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