映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

アウトロー

2017年12月13日 | 映画(あ行)
荷物を持たない一匹オオカミ



* * * * * * * * * *

そういえばトム・クルーズの「ジャック・リーチャー」を見てなかったわ―、
と思ったのですが、これがシリーズ物で、
先に「アウトロー」というのがあると知りまして、
まずはそちらの「アウトロー」を見た次第。



ペンシルバニア州、ピッツバーグ郊外で、白昼6発の銃弾が放たれ、
5人が射殺される事件が発生。
現場付近の数々の証拠から、もと米軍スナイパーのジェームズ・バーが逮捕されます。
彼は黙秘の上、ただ「ジャック・リーチャーを呼べ」とだけメモで示します。
さて、そのジャック・リーチャー(トム・クルーズ)とは? 
かつて米軍で秘密捜査官を務めていたツワモノ。
今はどこにも所属しない一匹狼。
リーチャーは事件の不審な点に気づき、
バーの弁護士であるヘレン(ロザムンド・パイク)と共に真相を探っていきます。



「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズは、組織に属していますが、
ここでは完全に一匹狼。
元軍人なので戦闘のスキルも高い。
彼の行動原理は、おのれの正義心のみ。
それで時には、一般的な「法」も無視した行動に出ることもある。
それで、「アウトロー」ということなんですね。
本作の原題こそが単に「ジャック・リーチャー」となっています。
彼はあえて定住せず、銀行口座もケータイももたない。
さすらいの自由人。
そして荷物も持たないんですよ・・・。
着替えのシャツがないので、洗濯して乾くまで裸というのも徹底してます・・・。



さて、5人を殺害した無差別殺人ということで、
犯人への風当たりは強く、
彼を弁護しようとするヘレンに対しても世間は冷たい。
しかし、リーチャーはあまりにも証拠が揃いすぎていることや、
狙撃するには不自然な現場に納得がいかない。
そして、何者かがリーチャーの捜査の様子を内通している事に気づきます。
ヘレンと検事である父親との確執も描かれているので、
もしやこの検事こそが悪と手をつなぐ悪玉?
などとも思わせて、成り行きが気になります。
また、ヘレンはちょっぴりリーチャーに惹かれていくのですが、
リーチャーの方は全くその気なし、というのも気の毒なくらいでした。
据え膳にも手を付けないストイックな一匹狼。
確かにミッション・インポッシブルよりも地味ではありますが、
私は好きだなあ・・・。
ということで、気を良くして、続編へGO!



アウトロー [DVD]
トム・クルーズ,ロザムンド・パイク,リチャード・ジェンキンス,ヴェルナー・ヘルツォーク,デヴィッド・オイェロウォ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


<J-COMオンデマンドにて>
「アウトロー」
2012年/アメリカ/130分
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、ベルナー・ヘルツォーク、デビッド・オイェロウォ
一匹狼度★★★★★
謎解き度★★★★☆
満足度★★★★☆
コメント
この記事をはてなブックマークに追加