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全勝ターンも余裕なく 白鵬が抱える稀勢の里への“嫉妬心”

2017-05-22 15:59:03 | スポーツ
強くてカッコいい横綱を見たいけど

白鵬は強いです。

だけど 魅せる相撲がない。




ソースから


大相撲5月場所、横綱白鵬(32)が日馬富士と並び、全勝で中日を折り返した。琴奨菊のがぶりにも動じず、元大関を上手出し投げで一蹴。決まった瞬間は「どうだ!」と言わんばかりに満面の笑みを浮かべた。

「できれば前に出たかったけどね。中日勝ち越し? まだまだ、これから引っ張っていきます。当然ちゃ当然」

 とは支度部屋での白鵬だ。

 もっとも、言葉と裏腹に今場所の白鵬の相撲には余裕がない。顕著だったのが、7日目の大栄翔戦だ。初日から6連敗中とボロボロの相手を張り差しでひるませてから、寄り切った。

■格下力士にも慎重

 ある相撲記者が言う。

「確かに白鵬は立ち合いでの張り差しやかち上げなど、横綱らしくない手を得意としている。でも、それを使うのは強敵や合口が悪い相手、あるいは絶対に負けたくない場面などに限っていた。それがよりによって、全敗中の大栄翔に……ですからね。そういえば、初日の千代の国、5日目の御嶽海には立ち合いで張り差しからかち上げという得意技でひるませていた。確かに両者ともに生きのいい気鋭の力士だが、そこまで慎重な相撲を取る必要があったかどうかは疑問です」

 かつてのような圧倒的な強さは、今の白鵬にはない。それは事実にせよ、今場所の白鵬にはどこか気がせいているようにみえる。ある親方が言う。

「ここ1年間、優勝から遠ざかり、帰化せずに親方になる道も閉ざされかけている。抱えている焦りは多々あるが、中でも大きいのは稀勢の里(30)に対する嫉妬心でしょう。白鵬には歴代最多の優勝37回という自負がある。それが日本人の稀勢の里が2回優勝しただけで主役交代。相撲協会もファンも和製横綱の方ばかり見ているのだから、白鵬が面白くないのも当然。このまま優勝を逃し続ければ、稀勢の里の陰に隠れたまま、フェードアウトしかねない。今は『賜杯を抱くためなら何でもしてやろう』という気持ちでしょう」

 白鵬が稀勢の里を意識しているのは明らか。場所前は稽古を断られたことに「(負傷している左が)完全でないのは明らか」と分析すれば、今場所5日目も「うまく体勢をつくったね」と、稀勢の里の相撲を論評していた。いかにライバルが気になっているか、語らずとも白鵬自身の態度が如実に物語っている。

 どんな手段を駆使してでも、稀勢の里との差を見せつけたい白鵬。直接対決が見ものだ。


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