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バスツアー事故保険金をクイックに調べてみた。

2016-01-16 10:22:54 | 少し理屈ぽいこと
自動車保険の対人事故保険は、普通の大人であれば、支払い額『無制限』を選択する。

しかし、搭乗者保険は、無制限はあまり選ばない。

一方、旅行する場合、海外旅行であれば、旅行保険をかける。

また、国内旅行でも旅行保険をかけることができる。

クレジットカードにより旅行代金(運賃やツアー代金)を支払えば、クレジットカード付帯の旅行保険が適用されるから、大人は、国内旅行において、わざわざ旅行保険をかけるということはあまりしない。

2016/1/15に軽井沢付近国道18号線において発生したスキーツアーバス事故の乗客は、多くが、大学生であったそうだから、支払いは、恐らく、現金であろう。

ツアー会社のツアー約款を読んでみた。事故が起きた際の特別保証の条項はあったが、所定の額となっていて、旅行保険加入を推奨している。

では、国内旅行保険は、東京海上日動火災の場合、死亡事故保証三千四百万円の場合に、保険料金は¥2,000。

AIU損害保険の場合には、死亡事故保証一千万の場合に、保険料金は¥1,280。

事故の犠牲になった若者の将来を考えれば、賠償額は、億円単位として考えたいところであるが、損害保険の現実は、そこまで高額ではない。

では、バス運行会社がどのようない保険に加入しているかであるが、東京海上日動火災保険のホームページを見ても、バスやタクシー保険の案内はない。恐らく、業界として個別の保険があるのであろう。

あとは、バスの自賠責保険であるが、死亡事故の場合では三千万円までである。ただし、これは対人事故の場合なので、バス乗客(搭乗者に相当するはず)に適用されるのは国交省の該当ホームページを見てもわからない。

まとめると、バス事故乗客の損害保険による死亡保険金は、多くて三千万円程度と見積もれる。

事故の被害に遭われた方やご家族には、お見舞いを申し上げるしかない。事故が起きたばかりの状況では、賠償などを考える気持ちの余裕もないであろうと推察するが、
気持ちも落ち着かれた頃に向き合うであろう現実は、より悲しみを深くされるのではないかと思う。

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