まずは、ワット・スラシー。
ワット・マハタート。
ワット・シーサワイ。
この迫力、伝わりますでしょうか???
多くの物が崩れかけていますが、また、それがいいんです。観光はヨーロッパ系の人が多いですが、たまーにタイの方もいらっしゃいます。ちゃんと黒い服を着て、お参りをされているのですぐにわかります。
11時ころにいったんホテルに戻って、お昼ごはんにサンドイッチ。これがまた量が多くて・・・。二人で一皿をシェアすればよかった。そして12時に、チェックインの時に隣だったあの日本人とロビー近くで待ち合わせをしていたのであります。それは何故かっていうと・・・。
「3人で車をシェアして、遠くの遺跡を観に行きませんか?60キロくらい北の方にいいのがあるんです」と誘われていたのです。こんな遠くで出会った日本人のおじさんなんだけど(60代半ば?)、知り合ったばかりの人と車に乗って出かけるってどうなん?母子連れを誘うメリットは何?ただ割り勘で安くあげたいだけ?色んな妄想がぐーるぐる。でも結局、車をシェアすることに話は進んでしまって、12時に待ち合わせ、1時間で移動、夕方6時くらいに帰ってくる、と言う方向に話は決まっていたのであります。旅慣れた印象のおじさんと、そこそこ旅慣れていると思われる娘と、なーんにもできない私。私たちが歴史公園に行っている間におじさんは、レンタカー&ドライバーの手配と、明日、バスで5時間のチェンマイに移動するべく、バスターミナルの確認とチケットの購入などなど済ませておられました。
約束の12時より少し早く会えたので車を待っている間に話してみると、おじさんは、なんと、京都の人でした!それも、何回も前を通っていて「入ってみたいなぁ」と思っていたお店のオーナーでした。「えー!?あそこの人なんですか!?」と急にテンションが上がる二人。こういうカミングアウトは、警戒心が一気になくなります。それがいいのか悪いのかさておき。レンタカー代も、3000バーツだったのを2500バーツに値切っておられて、「私が先に誘ったのだから」と1000バーツおじさん、娘&私が1500バーツってことにしてくれました。
1時に、おじさんが借りて着てくれたバン(運転手と助手?助手席に女の人)で出発です。着いたのは、スコータイから北に1時間ほどの場所にあるシーサッチャナライの遺跡。「うわー!すごい!!」としか言葉が出てこない。午前中に見た遺跡とは迫力が違います。どっちが良かったかって聞かれたら、絶対、こっちです。とにかく巨大で、人がいない!独り占め感、満タンです。
急な階段ですが、上まで上がれます。ここは怖くても上がらなあかんやろ。落ちても、自己責任で。
階段の幅が狭いから、降りるときのほうが怖いんです。なのに途中で人が上がって来るし~!!手すりを持って避けたら、「すみません」と日本語。うわ~、こんな所にも日本人いた~。
こちらの遺跡もレンタサイクルで回ったのですが、バカ高い値段で吹っ掛けられました。カチーン!ときたおじさんが、「なんでそんな高いねん?!ボッタクリもええかげんにせんか?3人で借りるんやし、もっと安ぅせんかい!!」と言うようなことを、極めて紳士的に交渉してくれて、結局何バーツになったんやったっけ。タイの田舎なのに、嵐山のレンタサイクルより高かったかも知れません。おじさんは、私たちを置いてお目当ての遺跡に向かって颯爽と去って行きました。
私が借りた自転車には、埼玉県警のステッカーが貼ってありました(笑)。
分かりにくい地図やったわ・・・・。
ぐるっと一周、遺跡を見終わっておじさんと合流。再びバンに乗って移動します。まっすぐホテルに向かうのももったいないので、ドライバーさんにお願いして新市街に寄り道をしてもらいました。
そこでまた、こんな所でも日本?!なのです。