珈琲待夢をご一緒に

何やようわからんけど、言うてもええか?

『イケズの構造』 入江敦彦

2017-07-29 | 本と雑誌
イケズの構造 (新潮文庫)
入江 敦彦
新潮社

ここのサブタイトルにもしている、「何やようわからんけど、言うてもええか?」。このフレーズ、便利なんですよ。この本にも取り上げてあったけど、何かを言って揚げ足を取られた時の保険です。「よう知らんけど」と付けたら、何を言っても許されるらしいのです。京都では。

「よう知らんのやったら何にも言うな」と叱られそうですよね。でも、言いたいのよ。「いらんこと言い」だから。

この本に出てくるような京都弁を使う人は、私の周りにはいない。でも、結婚した当時、近所のおばあさんに「出かけはんの?ええなぁ。お早うお帰り」(ええなぁ→もしかしたら、よろしいなぁだったかも)って言葉をかけられて、頭の中「?????」だったことを思い出しました。

「ええなぁ」が嫌味だったのか、そうではなかったのかは、いまだに謎。

 

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