帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記 冬の紫尾山

2009年02月21日 15時02分50秒 | 野ねずみ作戦活動記録
0221日0430時起床準備。0500時、作戦開始。目標は北薩の雄”紫尾山”。
この山は南国鹿児島の山といえど、冬場の1067mの山頂付近は樹氷がしばしば見られるらしい。
しっかりと防寒装備を整えて登山口を目指す。
事前調査の結果、さつま町側の登尾登山口からピストン山行を計画。
とにかく早く出発しないと、CRV探索機の移動だけで4時間以上かかりそうだ。



  
まだ暗い九州縦貫道を月を追うようにひた走り、0715時、宮原SAで朝ごはん。0830時、えびのSAで休憩。
半額割引を2回利用しようと思って100km以内の乗り継ぎでえびのICを出たら、なぜか割引無し!。
通勤割引と休日割引の時間配分でそうなるらしいけど、100km以内ってのはやめて欲しいねー(-_-;)。
で、0950時、やっとさつま町登尾登山口ふれあいの森に到着。おおっ、キャンピングカー!やるねー。


 
1010時、山行開始。
冬季閉館中の森林体験学習舎の横から上がる林道を15分ほど行くと、入山口に山ヒル注意の立て札あり。
夏場は止めたほうがいいね、山ヒルの恐怖はバカにならない。これもあって冬を選択したんだよ・・・。


入山口からすぐに現われる千尋滝は3段の滝。道は2段目の迫力の直落を見上げながら横切って続く。

 
1044時、迂回して3段目流れ滝の横を登る。防寒のため、風除けのタープやらゴアテックスの分厚い手袋やら
いろいろ持ってきたけど結構気温が高い。着込んだフリースを脱ぎながら急坂を登り1115時、尾根道へ出る。
隊長が買ってくれたドライフードのオニオンスープにお湯を注いで10分間休憩、あーウマイ(^。^)。


尾根道はこの通り、ゆっくり歩く陽だまりの揺れる道。南限といわれるブナ林がきれいだ。

 
1200時、定之段林道に出合い、20mほど行って再び山頂へ向かう登山道に入る。日差しが暖かい。

 
しかし、気温は結構低いのだなー。霜柱!大きい!。ひさしぶりだぁ~。おおー!、ツララ・・・・。


一句「霜柱 ふむ音たのし 陽だまりの道」

 
1210時、たどり着いた上宮神社にお参りして、さて道はどっちだ?ワカランぞと隊長。
よしよし、こんな時のために2種類も持ってきたガイド本のコピーを広げる。
ナニナニ・・・「そのままいく」との記述。もう一枚もまったく同じく「そのままいく」と書いてある!。
ソノママイク・・・???。どういくんだぁー!???。
・・・で、しばし探して神社の裏手に見つけた道。ヤレヤレ(^_^;)。


上宮神社からはすぐに舗装された車道に出て、しばらく歩くと山頂。1240時登頂。
山頂は調べたとおり、TV局等々のアンテナ塔が林立する無線基地エリア。まあ、しょうがないねー。昼ごはんだ。

 
山頂には王貞治元監督が書いた漢詩が石碑になっている。
実はそうとう調べたが、何故それがあるのか、何を書いてあるのか不明。だれか知ってたら教えて。
風をよける場所で温めてきたカレーとスープパスタの昼ごはん。隊長は間近にヤマガラを見つけて大喜びだ。


1330時、下山開始。ずいぶんゆっくりの山行だけど今日は次作戦に備えて出水の湯川内温泉泊なのでOKだ。

  

 

 
下りは結構いいペースで1435時には千尋滝まで下っていた。ベンチで一休み、隊長は股関節ストレッチ(^_^;)。


さて、じっくりごらんあれ、千尋滝。手前にかかる木の橋は濡れてよくすべる、慎重に何回もシャッターを切る。


1458時、オオー!、あれがさっきまで飛沫を浴びていた千尋滝。森林体験学習舎の屋根が見える。
もうすぐ終わる紫尾山山行、楽しかったねー。あれ?・・・隊長いないぞ~。


1500時、登尾登山口ふれあいの森で待ってくれているCRV探索機に帰着。誰にともない報告を沢山する。
さて、明日の作戦のために山を去る。明日のこと?、まだナイショ。請うご期待だね~(^.^)/~。

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