帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記 飯岳山柿下ルートの悲劇 -柿下温泉にて-

2014年08月02日 23時30分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
オデは大の温泉好きで、時々どうしようもなくのんびり一泊で温泉に行きたくなるのだ。
それも、上品なホテルや旅館ではどうしても自由な行動が出来ないので、できるだけワイルドで、あまり気を使わずに済むような
ところが大好き。
それで、野ねずみベースからそれほど距離がなく、しかしそこそこ野趣を楽しめる場所をチョイスして作戦慣行!。
知る人ぞ知る「柿下温泉」、香春町から少し山手に入ると、昔ながらの古びた温泉施設がある。
見た目はあまり上品ではないが、でも、ここのお湯は素晴らしいラドン温泉なのだ。
何年か前に野ねずみ山行作戦で利用したことがあって、隊長はあまり好みではなかったようだが、オデには最高の隠れ場所の一つ
として記憶された温泉なのだ。それで、今回は隊長のお許しをいただいて、オデの単独作戦。
ついでに柿下温泉からすぐ横の飯岳山573mへ登る柿下ルートの調査も実行。
野ねずみ探検隊は、これまでの経験で夏場の山行は1000m以下の山は原則、回避するのだが、果たしてどうなるか・・・それが!。

 




飯岳山を見上げながら、道はおおよそわかったと気楽に登っていくオデ。





 



 
息は上がり、汗だくで体温は下がらず、しかもいつも使っている登山靴はソール張替えのメンテ中で、サブの登山靴のため、
かかとに豆!。いつもザックに忍ばせているニッコーバンはこれまで使ったことがないが、用意しておいて本当に良かった。
1230時、このような時は、休憩してエネルギー補給をしたほうが得策。とにかく昼ごはんだね。隊長が詰めてくれたおかずが
ありがたい。

 
昼ご飯を終えて下りだすと、本格的な降雨。山はガスが覆いだしたねー。14時過ぎに柿下温泉に帰着。チェックインには早すぎるので
日帰り入浴券でとりあえず入浴。遭難者のようなオデの状態を見たのか、柿下温泉の受付のおばちゃんは部屋を早めに用意してくれた。
ありがとう、助かるねー。