陽のあたる教室

2007-09-18 00:31:43 | ヒューマン
陽のあたる教室
MR. HOLLAND'S OPUS

1995年 アメリカ
監督:スティーヴン・ヘレク
出演:リチャード・ドレイファス、グレン・ヘドリー

明るいおっさん、リチャード・ドレイファスの真骨頂が拝めます。

でも。
こんな先生いたらウザいな。

フォレスト・ガンプ/一期一会

2007-09-17 20:04:06 | ヒューマン
フォレスト・ガンプ/一期一会
FORREST GUMP

1994年 アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス、サリー・フィールド、ロビン・ライト

アカデミー賞。

個人的にはトム・ハンクス、フィラデルフィアの演技の方が差し迫っていてよかったなと思います。

それにしてもさー。
「一期一会」って邦題いるのかな?センスないなー。
普通に「フォレスト・ガンプ」でいいでしょう。

ガンプの母が言う、
人生はチョコレートの箱のよう。空けてみるまで何が出てくるか分からない」
ちょっとした流行語になりました。

タスマニア物語

2007-09-17 19:36:44 | ヒューマン
タスマニア物語

1990年 日本
監督:降旗康男
出演:田中邦衛、薬師丸ひろ子

生まれてはじめて「映画」をちゃんと見たのはこの作品。

なんと言っても壮大なスケールのカメラワーク。
そしてあの久石譲の音楽。
彼の映画音楽の中でもおそらく最高傑作といってよいのではないでしょうか?
日本アカデミー賞のCM前のジングル曲はちなみにこの映画のメインテーマ。

一番良く覚えているのは田中邦衛と薬師丸ひろ子が河のほとりで草笛を吹くシーン。久石譲の曲と草笛の物悲しいハーモニーに妙に郷愁に駆られます。

当時小学生だった私は映画のスケールの大きさにひたすらたまげていた気がします。当時の衝撃と感動を覆されるのが怖くてもう15年ほど観てないです。

それでも本当に大好きな一本。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

2007-05-11 16:16:56 | ヒューマン
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

2007年 日本
監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫、松たか子

オカン、ありがとうね

 とってもよかったです。原作も良いので、というかこの手のタイプの話は原作に忠実に映像化していけばそれほど失敗しなそうですが。

湿っぽくなりそうなテーマの随所に、しつこくない笑いをちりばめた松尾スズキの脚本がすばらしい。
オダギリジョーとの相性も良かった気がします。
役者陣は、樹木希林と小林薫は本当にベテランの味。特に小林薫はキャスト中唯一、前編通じてひとりで同じ役を演じていましたが、全く違和感なく年をとっていく様子はさすがでした。
そしてやはり、雅也に船の模型を作ってあげるあのシーンはとても良かった。
オダギリジョーはいいんだけど、中高生時代を演じた彼(名前わかりません)がちょっと幼すぎるかなー残念。
それから松たか子の声がちょっと高すぎて浮いていたような、、、有頂天ホテルのときは感じなかったけどちょっと違和感があった。この映画の空気と合っていなかったと思います。

 演出はストレートで凝ってなくって久々にいい演出だなーと思える映画だったと思います。結末知ってるし長い(140分)んだけど、スクリーンに引き付けられるのは演出の力だと感じました。役者もいいんですが。

親子の絆ってテーマはたくさんあるけど、やはり実話だと思うと余計にリアリティが増して泣けてきました。

「オトン、あの仏像の絵、送ってくんない?」
「完成したらな。・・・もうちょっとだ」
 ほんとはオトンとのやりとりもすごく切ない。
前半でてくるこのオトンのセリフはオトンの凄いいい加減な性格、後半のこのシーンは自分の夢を全うできなかった男の哀しさみたいなものをとてもよく表現している、いいセリフ、いい演出。

幸せのちから

2007-02-13 00:43:28 | ヒューマン
幸せのちから  THE PURSUIT OF HAPPYNESS

2007年 アメリカ
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス

この手は、離さない――

ウィル・スミス、がんばったーって感じ。
いい意味ですよ。好感がもてました。洞窟(トイレ)で泣くところとか、
何とも「もうやめてくれ・・・」。悪いことは続くのね。
子役のクリス君(本名)も健気でかわいい。ほんとの親子だったんだー。びっくり。結構お客様には受けがいいようでした。

ただ。凄く不親切な映画。最初に「実話」です、とテロップが入るから、「まぁそんなもんか」で済まされてしまうが、あのテロップが最初になかったら非常に分かりにくい。
なぜ彼はあの会社にそんなにまでして入りたいのか?、息子を大事にするなら「日雇いの力仕事でもよいから就職する」というのが普通では?、「賢い」設定ならなぜ骨密度測定器を大量購入してしまったのか?、どうやって機械を売りさばいたのか?、どうして他の19人に勝てたのか?もろもろの描写が足りなすぎて、もったいないと思った。もっと機械を売りさばく巧妙な営業トークとか、研修中のおもしろエピソードをフューチャーして、サクセスストーリーにしてしまえばよかったのに。「お金がない!」みたいな感じ?
あまりに不幸と不遇を強調するあまりになんだかわざとらしくなってしまったのではないでしょうか?

それからモチーフになるのがルービックキューブっつーのもなんかなぁ。そんなもん小学生が30秒でやってのけます、日本では。凄さが伝わらない。
壁の落書きhappynessが間違っていることに何の意味があるのか??よく分かりませんでした。
意味があるとしたら邦題は間違ってるのでは?

とまぁ全てが冒頭のテロップに助けられているストーリー。結末が最初から分かっているだけに、そのプロセスをどうやってドラマティックに見せられるかが勝負だっただけに、残念な映画です。
あと、字幕翻訳もよくない。「trust me?」は「信頼してるか?」じゃなく「信じてるか?」で約したほうが雰囲気出ると思う。
ウィルスミスと子役がタイムマシンごっこをするシーンは泣けましたが。

「何か欲しけりゃ取りに行くんだ」

手紙

2006-11-01 15:03:26 | ヒューマン
手紙

2006年 日本
監督:生野慈朗
出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵ほか

兄貴、元気ですか?これが最後の手紙です。

 金八先生の監督をしていた人みたいです。そのせいか、ドラマの中での「泣き所」の作り方がとってもとっても上手。分かりやすく、万人受けする演出。

山田孝之がすごくいい。やっぱり上手だなーと思います。「犯罪者を兄に持つ弟」の葛藤を丁寧に演じていました。表情とか間の取り方とか。
「ドラマは葛藤だ」とよく言われたけど、これはまさにその典型の映画。

 そして、脚色も上手!
原作ではバンドをやっていて音楽の道を志している直樹が映画ではお笑い芸人を志望する青年に。その設定変えによってラストシーンの慰問のシーンが凄く生きてくる。この脚色はお見事としか言えません。音楽だとなんだか古臭くなってしまうし。

ラストは笑っていいのか泣いていいのか分からないような絶妙な感情にさせられる。「ライフ・イズ・ビューティフル」のラストみたいに。

そして山田孝之は芸人役意外とはまってました。こんな若手芸人いそうな感じ。
普通役者が芸人の役をやるとやりすぎになっちゃって画面上浮いてちょっとすべるのが普通なんだけど、ネタも普通に面白い。
監修太田プロ。

と絶賛しましたが、沢尻エリカ。微妙です。
なぜ関西弁?原作も関西弁だけど、別にその必要性も感じないし、なんか違和感ありまくりの関西弁でした。吹石一恵もなんかイメージ違ったなー。

回想シーン(玉山鉄二が犯罪を犯すところ)の演出が、甘栗だけカラーのモノクロ映像がなんか白々しい。でも金八先生もこんな感じだったよな、そういや。
それから若干中だるみします。ちょっと眠くなった。
あと30分短くてもいいのでは。
ちょっとベタな感じのする小田和正の歌もまあこの演出ならアリかなって感じです。
 
 「犯罪者の家族は差別されて当然。それを含めて彼の罰なのだから」というとても斬新な犯罪者にたいする解釈。これは学校で道徳の時間に見せたりしたらいい映画かもしれません。

ALWAYS 三丁目の夕日

2005-12-05 21:45:12 | ヒューマン
ALWAYS 三丁目の夕日

2005年 日本
監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、薬師丸ひろ子

携帯もパソコンもTVもなかったのに、
どうしてあんなに楽しかったのだろう。

シービスケット

2004-01-28 01:51:50 | ヒューマン
シービスケット  SEABISCUIT

2004年 アメリカ
監督:ゲイリー・ロス
出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー

全米が泣いた勇気と感動の実話、ついに映画化