よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

焼きそら豆

2007年05月14日 | Weblog
ビールのつまみに枝豆を食べる。

おいしい枝豆というのに無頓着だったが、あるとき街路市で「枝付き土付き」の枝豆を買い、自分でむしってゆがいて食べたら、生まれてからそれまで何十年も食べてきた枝豆と全然味も風味も違うのに驚いたことがある。私は本当の枝豆を知らずに40数年「馬齢」を重ねてしまった。

空豆もおいしく食べられるのは1年のうちに限られる時候があるとは知っていたが、先日生産している人から「取れたて」をたくさんいただいた。「さやごと焼く」のがおいしいと妻が聞いてきてやってみた。

普通店先にならんでいる空豆をさやから豆をとりだしてゆがくと、暖かいうちは豆の外皮と実の部分が一体になって食べることができる。それが冷めてしまうとありゃま外皮は固くなってしまい、中の実だけをつまみ出して食べたくなる。

「さやごと焼いて」蒸し焼きにして粗塩をつけてたべると、皮と身が一体になって色も緑の、しかも味が逃げていないこくの濃い味がする。
http://www.kamata-sueko.com/osusume/060501o.html


どちらにしろこの季節にしか食べられない旬の味ではある。

生きてるうちにあと何回、口にできるのだろう。

我が老親たちは、こんな「ぜいたく」な食べ方をしたことがあるだろうか。

これから何回かあるのだろうか。



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