泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

長崎に原爆が落とされた日に

2017-08-09 09:40:49 | 丹下一の泡盛日記
今日は長崎に原爆が落とされた日。
1970年から1972年まで父の転勤で長崎で暮らした。
原爆が落とされた1945年から25年しか経っていないころで、同級生のご両親や親族、そして先生たちも被爆者で。
友人の父上は額に大きな傷があったし担任の先生は夏休みに(25年も経って)腕からガラス片を取り出す手術を受けた。
進駐軍の研究者たちが被爆者をどのように扱ったかも実際に聞いた。
その後、冷戦時代に新聞社での仕事を通して核兵器の恐ろしさを感じ続けた。
核クラブと呼ばれた初期核保有5カ国(米,ソ連、英、仏、中)が、その後現代に至るまで、たくさんの国に核兵器を持たせてしまったことは、人類が持つべきではない、扱うことの出来ない兵器の一面を見せている。
「相手が持つからこちらも持つべきだ」というレベルに人間を貶めてしまうのだ。
中国が最初の核実験に使った予算は、当時の国家予算に匹敵していた、との金日成の証言がある。
それだけの金を他のことに使えないのか、と思うし、
それだけの金をかけても持ちたい、と思わせてしまう兵器なのだろうか。
日本も国内に米軍が核兵器を保持しているという意味では、核「保有」国だとも言える。
少なくとも攻撃する側からはそう見られるに違いない。
核兵器は時代遅れ、とも言われる。
大きなリスクが伴い、そして経済的な負担は恐ろしく大きい。
核/原子力そのものが時代遅れだと思える。
次の一歩を踏み出さないと人類が滅んでしまうのではないかと恐ろしい気持ちになる。


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