泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

平安時代並みの格差社会の今

2017-08-10 14:55:21 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は「平家物語」の稽古。
発表会が来週に近づきエネルギーは高まっているのだけど、もう一つのところでガールズはあがいている。
自分にもよく見られる現象で彼女たちに限ったことではない。
そして20年以上世代が離れている彼女たちにとって「平安時代の日本」は遠い存在なのだと思う。
かといってアメリカが近いのかと言うとそうではない。
過去の歴史、文化から切り離されて宙ぶらりんになった今の日本、で育ってきただけのこと。
そして、戦争を体験した両親、明治に生まれた祖父母に接してきた自分とは、決定的に違う何かがある。
「昭和」を懐かしむ感覚とは別物で。
ファミリーレストランや病院でさえ、ご飯茶碗を左手前に置き(これは正しい)、その後方に味噌汁の椀を置くところがある。
本来、汁碗が来るべき右側にはメインのおかずのお皿が置かれるのだ。
これ、自分には強い違和感があり、置き場所を直してしまう。
低所得層が増え続け、底辺のストレスは歪み、よどみ、恐ろしいばかり。
そして、ビリオネラー=億万長者も確実に増えているという平安時代並みの格差社会に戻っている今の日本。
その格差が「ゆがんだ気持ち」を生み出している。
この分野でもアメリカを目指しているのだろうか。
敗戦後「日本はアメリカの州になるしかない」と言った人がいた。
それを読んだ時、まったく理解が出来なかった。
今となっては、未来を見据えた正しい選択の一つだったのかもしれない、と思う。
せめて「州」ならば、日本と沖縄の関係程度には「平等」に対応して頂けたかもしれない。
そんな体感を抱えながら今夜は「アメリカ」の稽古。
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