大正生まれの祖母は魚の行商をするおっさん(カブで得意先を毎日回っていた)からギギなどを買って七輪で焼いては三杯酢に漬け込んでいた(保存食として重宝していた)。頭と内臓を取らずに素焼きするのが昔の作り方である。 最近は頭をはねて油で揚げるのが主流だが、魚の持ち味を活かすという意味では素焼きの方が適していると思う。酢につけて2日後くらいが食べ頃だ。写真は備中名物のワチ。