硝子戸の外へ。

善いことも悪い事もわけ隔てずよく見聞きし、考え、足らない事を知り、恥をかきつつのんびりと独り言をつぶやいてます。

九州豪雨。

2017-07-16 21:03:25 | 日記
もうずいぶん前のお話です。施設に入所していた、あるお婆ちゃんは認知症を患っていて、今自分がどこにいるのかも分かりませんでしたが、そのお婆ちゃんは生まれ育った故郷の出来事を何度も繰り返し話してくれました。

三重県育ちの僕には聞きなれない、うきは、杷木、日田、という地名や青の洞門、長野水神社、五庄屋、にまつわる話を独特の訛りで懐かしそうに語るお婆ちゃん。
でも、辛い話も楽しい話と同じくらい繰り返し話してくれました。

お婆ちゃんの住む町には、筑後川という大きな川が流れていて、普段はとてもきれいなのだそうです。でも、ある日、大雨が降り、川が氾濫してしまって、あちこちで土砂崩れが起きてしまい、お婆ちゃんの近所の家も土砂に埋もれてしまいました。それを聴きつけた町の人達が家の人を助けるために、懸命に土砂を取り除いたのですが、奥さんをもらったばかりの泥まみれの男性は仏さまとなっていたそうです。奥様は偶然にも助かりましたが、雨の降る中、お婆ちゃんも手伝いに来ていて、その様子を観てとても可哀想だったといっていました。

認知症を患ったお婆ちゃんが忘れずに繰り返し話した辛い出来事が、お婆ちゃんの話を思い出させるかのようにテレビに映し出されていました。

コンビニで買い物をするとレジの横の募金箱に即席の張り紙がされていた。ささやかだけれど何かの役に立つと良いなと思う。
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