探墓巡礼顕彰会-歴史研究会連携団体による墓碑調査プロジェクト-

全国歴史研究会の連携団体「探墓巡礼顕彰会」のブログです。

護国寺・雑司ヶ谷霊園巡墓会終了しました

2010-06-05 11:45:49 | イベント
5月30日(日)当会と全国歴史研究会墓碑研究部会共催の2回目のイベント護国寺・雑司ヶ谷霊園巡墓会が開催されました。

季節はずれの肌寒い天気でしたが、今回も30人弱の方に参加して頂きました。
12:30より受付を開始し、歴史研究会主幹吉成先生、探墓巡礼顕彰会会長釣先生よりご挨拶がありました。
それから、解説を行う4人の講師の紹介がありました。

今回は「近代日本の群像を偲ぶ」というテーマで近代日本を創り上げた21人の人物のお墓を巡りました。

【護国寺】
田中光顕 龍馬ゆかりの陸援隊士
松平不昧 茶人大名・不昧流開祖
三條実美 『龍馬伝』にも登場する勤王公家
山田顕義 日本大学・國學院大學の創立者
團琢磨  血盟団事件で暗殺された三井財閥の総帥
南部利剛 戊辰戦争で敗者となった盛岡藩主
平田東助 米沢藩出身の高官
山県有朋 明治大正の政界に君臨した元老
益田孝  三井物産の設立者・千利休以来の茶人
ジョサイア・コンドル 鹿鳴館を作ったお雇い外国人
谷口四郎兵衛 桑名藩士・新選組隊士

【雑司ヶ谷霊園】
中濱万次郎 「ジョンマン」と呼ばれた男
夏目漱石 近代日本と相剋した大文豪
小川笙船 「赤ひげ」のモデル
千葉定吉・重太郎 龍馬の剣の師匠・北辰一刀流の名手
小栗上野介 近代日本の青写真を描いた幕臣
成島柳北 永井荷風も心酔した元幕臣ジャーナリスト
広橋胤保 公武合体に努めた公家
岩瀬忠震 日本を開国に導いた功労者
小泉八雲 「知られざる日本の面影」を欧米に伝えた男
川本幸民 マッチ・写真・ビールの実験をした好奇心旺盛な学者

講師陣は肖像画、ゆかりの史跡の写真、本の紹介、最新の研究成果を交え解説を行いました。

今回の目玉は当会会長の釣洋一先生による谷口四郎兵衛の解説でした。



この会のためにA3見開きの資料を書き下ろして頂きました。
先生がこの墓碑を見つけた時の思いなど熱く語って頂きました。
参加者一同興味深くお話を聞きました。

当日ご質問頂いたことで補足がありますので紹介します。
・江戸時代、雑司ヶ谷霊園の場所は何があったか?
→幕府の御鷹部屋がありました。5代綱吉の時代には御犬部屋も建てられました。
・團琢磨を暗殺した菱沼五郎はどうなったか?
→逮捕後、恩赦で出獄し他家の養子となり茨城県議会議員を務めました。

当日は様々なサプライズがありました。
普段は門が閉ざされいる三條実美の墓所やコース外でしたが実業家大倉喜八郎の墓所を管理されている方のご厚意で開けて頂きました。大倉喜八郎の墓所からは隣接する山県有朋の墓所を望むことが出来ました。



また、講師のカトケンさんが巡墓会の最後に最近発見した人物のお墓を紹介しました。これは予定に入っていないもので、当日参加した方だけにご紹介という形になりました。

予定より20分オーバーの17:20に終了した巡墓会。
心配された雨も降らずに、無事終えることができました。

ご参加頂いた皆様厚くお礼申し上げます。
次回は11月28日(日)に染井霊園にて予定しております。
こちらの詳細も当ブログにて随時ご紹介させて頂きます。

(文責:カネコ)
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