たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



湯ノ沢峠~滝子山【南大菩薩】 2009年4月18日(土)

2009-04-20 | 高尾、中央沿線の山

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大菩薩嶺の南に連なる小金沢連嶺は、、富士山を始めとして南アルプス、八ヶ岳、丹沢などの主要な山々を眺めながら歩くことが出来る贅沢な稜線です。

滝子山には2回ほど登ったことがありますが、そこから大菩薩方面へは足を延ばしたことがなくいつかは繋げてみたいと考えていました。
本来なら、小屋かテントで一泊したいところですが、今回は日帰りミニ縦走ということで、中央線、甲斐大和駅からタクシーで湯ノ沢入口まで行き、そこから滝子山まで歩くプランです。

しかし、湯ノ沢入口までタクシーが入れるのは例年4月26日からだそうで、雪が全くない今年も例外は認められず、ゲートはしっかり施錠されていました。

このゲートは地図にも載っておらず、位置がいったいどの辺りになるのか検討がつきません。
「現在地の標高は1200m」と地形図を読んだaraiさんが教えてくれました。
結局、湯ノ沢入口までアスファルト道路を40分も登ることになしました。
わずか40分ですが、今日はこれからの行程が長いのでけっこう堪えます!!



山行日】2009年4月18日(土)

【メンバー】araiさん、も~りさん、mariさん、fu-co

【コース】甲斐大和駅08:15==TAXI==湯ノ沢ゲート08:23/30----湯ノ沢入口09:12/09:20-----湯の沢峠10:00/10-----大蔵高丸10:55/11:05-----ハマイバ丸11:25-----大谷ケ丸12:30/40-----滝子山13:55/14:00----檜平15:05-----滝子山入口16:50/55-----初狩駅17:22

 

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甲斐大和駅で予約しておいたタクシーで約20分、料金は2960円。

ここから歩き始めます。


木々がようやく芽吹き始めばかりのゲート周辺、車道を歩いていくとダンコウバイ、名残のフサザクラなどが見られました。

電車の窓から山々を眺めた時、すっぽり雲の中だったのでがっかりしたのですが、雲を超えるこの周辺はピーカンでした。
日焼け対策を忘れずに…
日差しは強いのですが空気は冷たく感じます。


湯ノ沢入口

ようやく、アスファルト道路から開放されます!


ここからは沢沿いの登山道を登っていきます。ひんやりして気持ちいいです。



苔むした沢、コチャルメルソウはそろそろお終いで、ツルネコノメが咲き始めていました。


コケ① <フジノマンネングサ?>

高さ5cmほどの珍しい苔がびっしり、名前はわからないけどあまりにきれいなので撮ってみました。


コケ② <コウヤノマンネングサ?>

↑の苔とそっくりだけど少し違っているような…
この美しい苔たちは何という名前なのでしょう?


10:00 湯ノ丸峠避難小屋



中はキレイな布団も用意されていました。






左は大菩薩、私たちは大蔵高丸方面に進みます。




左手(東)、雲海の彼方にぽっかり浮かぶのは丹沢の山々

そして右手には雄大な南アルプスが新たに雪化粧して横たわっていました。


このところ暖かい日が続いていましたが、昨日は下界でも冷たい雨だったので高山は雪だった模様です。


中央は白根三山



えぇ~~っと、南アルプスの南の山々

ため息が出る美しい山なみ…

こんな素晴らしい景色をゲットできようとは、リーダーに感謝感謝です!



湯ノ沢峠のお花畑を通過
“お花畑”ってどんな花が咲くのでしょう??お花の季節にも来てみたいです!




南アルプスを眺めながら穏やかな稜線を歩きます


10:55 大蔵高丸




墨絵のような雄大な富士


これで、空が青かったら言うことなしなのですが…ってバチ当たりなこと言ってます(^^ゞ



見事な富士と美しい南アルプスの姿に暫し言葉を失いました。これほどの展望は考えていなかったので喜びも一入です。

見とれてばかりであまり時間を使っていたのでは、登山口での遅れを取り戻すことができません。
先に進みましょう!




11:25 破魔射場丸(ハマイバ丸)



天下石山頂


大きな石です!



ヒナスミレ

花はヒナ、葉はタチツボ、これは新種の交雑種?かと期待しましたが、「ヒナとタチツボは別々、ヒナの葉はどこかに隠れているのでしょう!」と、カメラの液晶を見ていただいたIさんに教えていただきました。ややガックシ!



13:55   アップダウンを繰り返しようやく滝子山に到着で~~す!

山頂ではお楽しみが待っていました。
“ドラえもんポケット”のも~りさんのザックには、はなんとを4本も忍ばせていたのであります!ひとり一本ずつ。
このビールのおいしかったことと言ったら、それぁ~もう、言葉にはなりません!!

当初の遅れも縦走路で取り戻したので、滝子山山頂でゆっくりくつろいでいる間に、他の登山者はだれもいなくなっていました。

14:40 そろそろ下山しましょうか?

さて、お次のお楽しみは…


まずは、マルバスミレ




エイザンスミレ

真っ白いエイザンスミレ 
ヒゴかと思ったけど、やはりエイザンですね~
エイザンスミレは今年何度も出会っているので、撮影は真剣さに欠けていますが、本当に美しいスミレです!!





こちらはピンクのエイザンスミレ、
地上からいきなり花を咲かせているので葉はどこと探してしまいました。
申し訳程度の小さな葉が根元に少しだけ。
頭でっかちな可愛いエイザンスミレでした。


そして、

期待していたのは、アケボノスミレで~す!
今年はすでに九鬼山と奥多摩で出会っていますが、滝子山には相当数のアケボノスミレが咲くとの情報を入手していたので、とても楽しみにしていたのです(^-^)v

そして、いよいよ アケボノロードに突入です!!


アケボノスミレ

うっとりするほど華やかな大型のスミレ



この花色がステキです!


姉妹でこんにちは!



母と三人の子どもたち、あら、下にもうひとりいました。



光を背にうけて…




アケボノスミレの葉はとんでもなく離れた場所にあったりします。



三姉妹の根元には、くるりと巻いたハート型の葉が彩りを添えていました。




次々に登場するアケボノスミレ、その数は半端じゃなく、これほど大量に出会ったの初めてです。あ、ここにも、あそこにも…すべてを写真に撮るのは困難ですが、あまりの愛らしさに素通りなどできようはずがありません!!

ちょうどいい時期に出会え、嬉しくてボルテージも上がりっぱなしです

本当に優雅な姿に惚れ惚れです。「日本のスミレ」の著者、いがりさんが「日本のスミレの中でももっとも華やかなもののひとつ」と書かれていますが、本当にこのスミレの美しさは抜きん出ているように思います。


さて、アケボノロードを抜けたので、先ほどまでの興奮を冷まさなければなりません。
日影に入ると途端に暗くなりました。これだけ暗いとお花もないかも…



ヒゲネワチガイソウ

薄暗い樹林帯に入ると、露を含んだヒゲネワチガイソウはひっそりと一輪だけ咲いていました。今年は初めてです!


実は、樹林帯に入ってもアケボノスミレはアチコチ咲いていたのですが、あまり写真ばかり撮ってはいられないので、なるべく見ないようにしてさっさと下ります。

ヒナスミレ

今度はヒナちゃんこちらを見て微笑んでいるんです!
はやり、素通りはできません。


ヒナスミレの次はフイリヒナスミレです。

フイリヒナスミレ



観葉植物みたいなフイリヒナの葉

葉だけを残し、ほとんど花は終っていましたが、少しだけ残っているものもあります。



午前中は霧の中だったせいか、しっとりと濡れた花は重く垂れ下がっています。
それでも、大株のヒナは迫力満点です。



だいぶ下りてきたので、もうないだろうと思っていたアケボノスミレが再度登場、こんなに美しい姿で待っていてくれたので、感謝を込めてパチリ!!

夕刻でかなり暗かったのでISO800に上げて撮ってみました。

ニリンソウ


ヒトリシズカ

最後はヒトリシズカです。やはりこの時季は欠かせないですね~
咲き始めもきれいですが、私はこれくらい開いているものが好みです。

展望良し、花良し今回の山歩き、大好きなアケボノスミレは、一生分見てしまった!!といえるほどのすごい数でした。

しかし、この日を遥かに上回る、とてつもない数のアケボノスミレが、翌日の秩父で待っていようとはその時は考えもしませんでした!!




歩いた距離は約17km、初狩駅に着いたのは夕方5時22分でした。
 

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4 コメント

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Unknown (食う寝るさんだ~す)
2009-04-21 22:17:20
このコ-スいいですよね!
オイラも計画はあるのですが、未だ未踏なのです。
参考にさせていただきますね~!!!
食う寝るさん (fu-co)
2009-04-21 22:28:55
食う寝るさん、お久しぶりです!

このコースかなり勧めですぞ~
たけさんのレポもかなり参考になりましたが、今回歩いてみてこれほど良いとは正直驚きでした。
また、登ってみたいですね!!
食う寝るさんも是非どうぞ!!
Unknown (つばさ)
2009-04-22 21:20:17
本当に墨絵のような富士山、いいですね。
私もこのコースは歩いてみたいです。
すみれの花もいっぱいで、綺麗にとれていますね。
つばささん (fu-co)
2009-04-22 21:56:19
つばささん、こんばんは!お久しぶりです。

この日は好条件が揃っていたにもかかわらず、滝子山に近くなるまで、ほとんどすれ違う人もいない静かな尾根歩きでした。
本当なら大菩薩から縦走すれば、もっともっと満足度が高いのでしょうね~

>本当に墨絵のような富士山、
本当にキレイでした!!
でも“墨江”ですって、あはは(汗)
先ほど書き直しておきました(^^ゞ

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