たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



川苔山【奥多摩】 2010年5月9日(日)

2010-05-11 | 奥多摩とその周辺の山

*
*
*

二年ぶりに川苔山に登ってきました。

狙いはズバリ「シコクスミレ」です。

シコクスミレは、それほど珍しいスミレではないそうですが、私にとってはとんと縁がなく、これまでに数回挑戦するもタイミングが合わず、見ることができたのはわずか2輪だけ。

今年こそは新鮮な花に会ってみたいと、その機会をうかがっていました。

そんな時、今まさにシコクスミレがに咲いているとの情報を入手、急きょ予定を変更しての入山となりました。

川苔山は奥多摩の中でもポピュラーで、たくさんの人が訪れる山として知られています。

清らかな水辺、整った登山道、見事な滝と吸いこまれそうな緑、奥多摩の中でもこれだけ好条件が整った山はそうはありません。

好天に恵まれた連休明けの週末、奥多摩発の東日原行のバスは増発も含めギュウギュウ詰め、押すな押すなの大混雑です。

「これ以上増発するバスはないのでなにとぞご協力を…と」と西東京バスの係の方も困惑している様子でした。

 

5分遅れで発車、登山口の川乗橋に着いたのは08:55でした。

身支度を整えて09:00に出発です。

 

【コース】
川乗橋08:55/09:00 → 細倉橋09:30 → 百尋の滝10:30/10:40 → 川苔山山頂12:15/13:15 → 大根山の神14:50 → 鳩ノ巣駅15:20

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

出発して20分、携帯が鳴っています。

ザックの雨蓋にしまいこんだ携帯を取り出すと、山仲間のも~りさんから「今どこ?」のメールでした。

彼女には昨夜、奥多摩に行くことを連絡していたのですが、どうやらそのメールに今気付いたようです。

まだ自宅にいる彼女ですが、急いでこれから川苔山に向かうとの連絡、反対側の鳩ノ巣から登ってくるので山頂で待っていてほしいとのこと。

とはいえ、彼女の自宅から車を飛ばしても鳩ノ巣まで一時間以上はかかるはずです。それから頑張って登ったとしても相当な差がついているはず、はたして、合流できるのでしょうか?

その後、携帯は圏外となり、連絡は取れなくなりました。

 

細倉橋で大休止、とにかく日差しが強いので橋手前の日陰に座り、おにぎりを一個ほおばります。

 

山道に入ると沢の音が心地よく耳に響き渡ります。

グリーンシャワーと水面を伝って吹き付けるさわやかな風、気持ちいい~~

 


登山口から1時間30分かけてようやく百尋の滝に到着!


 

滝つぼに下りてみました。

水量豊富でかなりの迫力です。水しぶきがほてった頬を冷やしてくれてここは別天地でした。

ここでゆっくり休憩、と考えたけれど混雑しているので早々に登山道へと戻りました。


~ツルネコノメソウ~

湿った水辺に咲くツルネコノメソウが咲き残っていました。

 

川乗橋から5km地点で休憩、山頂まであと三分の一です。

 
何度も休憩をとりながらのノロノロ歩き、こいうのも悪くないかも…

って自分を慰めていますが、久しぶりの山歩きで実はかなりバテバテなのです

 


~マルバスミレ~

真っ白で清楚なマルバスミレは崩れそうな斜面がお好みです。

 

~ツルキンバイ~     ~ミヤマハコベ~
 

 そして、いよいよお目当てのシコクスミレに会えました~~

 

~シコクスミレ~

 

【↑クリックで大きくなります】



 

 

沢筋に点々と生えているものの、数はそれほど多くありません。

それでも念願のシコクスミレに出会えたことで嬉しくてひとりニヤニヤしている怪しいオバサンでした。

 

それともうひとつ、何度も登っている川苔山ですが、美しい斑入りのフモトスミレがこれほど多いことは知りませんでした。

登山道に点々と咲くフモトスミレ、そのほとんどが大好きな斑入り種ですから、うっとりとため息ものです!

~フイリフモトスミレ~

紫色の距がとってもキュートです!!



 

どうですう?この見事な“斑 ”ほれぼれします。

熱心に撮影していると、「これはユキノシタですか?」と声をかけられました。

なるほど、ユキノシタね~~

見ようによっては確かにユキノシタの葉ににてるかも…うんうん

 

そんなこんなでノロノロ歩きに一層拍車がかかり、山頂到着は12:15になっていました。

~川乗山頂~

 

あれ~~川苔山って「川乗山」って書くのが正解だったんですね~

日陰を探して休憩タ~イム!!

さて、軽くランチのあとは、も~りさんが到着するまで昼寝でもしようかな…と考えていたその時、息を切らしながらも~りさんがやってきました。

昼寝どころか、山頂で待った時間はたった15分でした。

若いころならともかく、彼女は私と同い齢の立派なオバサンですから、その強靭な体力に脱帽です!!

つくづく、レベルの差を感じました。

それは、ともかく楽しいおしゃべりタイムはあっという間にすぎ、そろそろ下山の時間です。

下りは鳩ノ巣方面に下ります。

 

そっそく、かわいいアケボノスミレのお目見えです。

 

~アケボノスミレ~
 

 

  ~ルイヨウボタン~
 

【↑クリックで大きくなります】

小さく地味な黄緑色の花、アップにするとこんなかわいい花なのですね!!

 

~タチツボスミレ~

奥多摩では時折このように白い距をもつタチツボスミレを見る機会が多くあります。

変種の多いタチツボスミレ、葉の雰囲気もなんとなく違うように感じますが、

これもやはりタチツボスミレなのでしょうか?

 

こちらは普通に見かけるタチツボスミレです。

とても清々しく美しいスミレだと感じました。  

いつも素通りするタチツボさん、ごめんなさいデス! 

大根山の神 

巨木の根元の小さな祠、歴史を感じます。

その後、咲き始めたシャガなどを見ながらゆっくり下り、午後3時15分に鳩ノ巣駅に到着しました。

山頂「からちょうど二時間です。

鳩ノ巣コースはそのまま電車に乗ることができるので便利ですね!
電車の時刻を見ると30分ほど待ち時間があります。

ならばと、

も~りさんの車で青梅駅まで同乗させてもらい、運良く「ホリデー快速」に飛び乗ることができました。
も~りさん、ありがとう!!

念願のシコクスミレに会うことが叶い、どこまでも続くフイリフモトスミレにうっとりした幸せな奥多摩路でした。

 

 

 

 

 

 

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント (13)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 阿蘇に咲く花 2010年4月21日 | トップ | アポイ岳 【北海道】 2010... »

13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (矢車草)
2010-05-11 21:24:32
川苔山に行かれたんですね(^^♪
こんなに沢山の可愛いスミレが咲いているなんてビックリしました。
それにしてもどの子も愛らしいですね。
これではなかなか先に進めませんよね(笑)
この山のこのコース私は大好きです。
川沿いの道を進んで百尋の滝が見えると嬉しくなります。
この季節に登ったことはないのは残念かも・・・。
ルイヨウボタンのアップも素敵ですね。
fu-coさんの写真を見ていたら行きたくなっちゃいました(*^_^*)
ホリデー快速にも乗れて・・・素晴らしい一日でしたね。

この日は我が家は燕岳の下りでした。
駐車場の脇で旦那がミスミソウを見つけてくれて・・・初めて見たので飛び上がりたいほど嬉しくなりました。
Unknown ()
2010-05-11 22:02:51
シコクスミレは上品なスミレですよね。
大岳で数株咲いているのを初めて見て以来
その清楚さと独特の葉がお気に入りです。

私は大丹波川沿いから登りました。
ここシコクスミレの葉がすごい多いところでしたが
まだちょっとしか咲いてなかったのが残念でした。

タチツボさんのくだりでは笑ってしまいました。
私もタチツボか~なんて思いながらごめんなさいと通り過ぎています。
でも時々ハッとする美人のタチツボさんがいらっしゃいますよね。

ルイヨウボタンは地味だけれどかなり好きです。
今年は蕾は何度も見ていますが、早く開花したものにお会いしたいです。

コメントありがとうございます。 (fu-co)
2010-05-11 22:26:06
矢車草さん、彩さん、コメントありがとうございます。

明日から一泊で雪の予報が出ている北の大地に行ってきます。さむそ~~~トホホ…

お返事は帰宅後にさせていただきますね^^)/

お天気どうかな (はなねこ)
2010-05-12 18:03:54
fu-coさん
またもやお出かけ、精力的ですね。
今回は何のお花かしらね♪

私も彩さんと同じく
シコクスミレって、品のあるお花だと思います。
ちょうど盛りの、いい姿に出会ったこともあると思いますが・・。
今年も以前に見たところへ行こうかと思っています。

タチツボさんは、私も同様です。
とくに整った子には、「あなたきれいよ♪」と言って
通り過ぎます。(^_^;)
意外・・・ (Hg)
2010-05-12 21:02:47
こんばんわ~。
スミレフリークのfu-coさんがシコクに初見参とは意外でした。
川苔谷のコースのシコクはそれ程多いとは言えませんが、それなりには咲いていましたね。逆に斑入りのフモトは奥多摩では多い方かもしれません。
シコクなら大丹波川コースは川苔谷の数倍(以上)はありますよ。
ルイヨウボタンも咲いていたのですね。
シコクスミレ (てばまる)
2010-05-13 11:12:30
川苔山は人気ですよね。ちょっと行程が長いので敬遠していたのですが、シコクスミレがたるなら行ってみたくなりました(^^;)

奥多摩はフイリフモトは多いですね。緑色と並んでいたりするのですが、どういう条件でフイリするのか謎ですよね。
矢車草さん (fu-co)
2010-05-14 20:15:17
矢車草さん、こんばんは!

川苔山って、いつ行っても満足できる山ですよね!!私も大好きです。
それにしても、この山のフイリフモトスミレの多さには驚かされました。
これはアテにしてなかったので嬉しくて何度も立ち止まってはパチリ!!
ノロ足はそのせいにしておきましょう!!^^;;

それにしても~~燕ですか?いいな!!
今年は残雪が多かったのでは…?
のちほど、伺います!!
彩さん (fu-co)
2010-05-14 20:25:18
彩さん、こんばんは!

↑のHgさんもおっしゃっていますが、大丹波川沿いはシコクスミレが多いようですね!
花はまだでしたか?
そういえば、私も昨年の丹沢では葉ばかりで花が全く咲いていない場所を見つけました。
なかなかタイミングが難しいですね~

>ルイヨウボタンは地味だけれどかなり好きです。
同じくです^^
鳩ノ巣への道にルイヨウボタンが群生していました。
この花、地味だけどなんとな人を惹きつける魅力がありますね!!
Hgさん (fu-co)
2010-05-14 20:35:40
Hgさん、こんばんは!

シコクスミレについては、一昨年にHgさんに教えていただいた場所に行きましたが、時期が遅すぎてすでに終わっていました。
そして、昨年は丹沢、これもダメでした。
つくづく縁がないと諦めモードだったのでが、今年はお陰さまで出会うことができました。
本当にありがとうございました。

シコクスミレって、どこにでもありそうで、意外に会えないスミレかも。。
アッでも所見ではないです^^;;
はなねこさん (fu-co)
2010-05-14 20:42:23
はなねこさん、こんばんは!
>シコクスミレって、品のあるお花だと思います。
ですよね~~
葉の質感といい花の形といい確かに“品”があるスミレだと思います!
図鑑で見るような大群落がどこかにあるのでしょうね~~
一度、そういう場所でシコクスミレを飽きるほど見てみたいです

>今回は何のお花かしらね♪
アポイ岳に登ってきましたが、予想以上に開花が遅れ山頂付近はまだ残雪もありました。
登山者は私ひとりだけでした。あはは
てばまるさん (fu-co)
2010-05-14 20:52:32
てばまるさん、こんばんは!

川苔山のフモトスミレはほとんどが斑入りでした。
それこそ、普通のフモトスミレはないのでは…と思えるほど見事な斑が入った美しいフイリフモトスミレばかりでした。

>どういう条件でフイリするのか謎ですよね。
そうですね~私も知りたいです!!

昨日登ったアポイ岳のミヤマスミレはほとんど斑入りでしたし、本当に不思議ですね??
初めまして (のぞむ)
2010-05-16 17:41:06
『川苔山 5月9日』でググった所、こちらのブログがヒットしました。

私も同じ日に同じコースを歩きました。どうやら山頂でニアミスしていますね。

私のレポはこれです。
ttp://nozomunew.web.fc2.com/aaj17kawanori.html
(hを補って下さい。)

このレポを見ると、この付近はこんなに多くのスミレがあったのですね。私も登山道から見えるスミレを撮影しましたが、ボンヤリ撮っただけでした。こちらのブログではホントに艶やかな画像が沢山ありますね。鳩ノ巣駅手前の下りでシャガを沢山見つけて、この山はこれだけなのかだったと思って下山しましたが、次回行くことがあれば、もう少し、探しながら歩けそうです。
のぞむさん (fu-co)
2010-05-18 00:16:16
のぞむさん、初めまして!
ようこそおいでくださいました。

同じ日に川苔山に登ったようですね!のぞむさんは滝狙いですか?
川苔山は水が豊富だから滝もきれいですよね!!
スローシャッターで撮った滝は羽衣のように美しいですね~
良い写真を撮ろうとすると、つい時間を忘れてしまう気持ち、わかる気がします。

>この付近はこんなに多くのスミレがあったのですね
今回、私はスミレ狙いででかけましたから真剣でした(^^;

また、お立ち寄りくださいね!!

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事