たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



高妻山【長野県、戸隠連峰】  2007年9月23日(日)

2007-09-28 | その他の山域

お彼岸の三連休を利用して高妻山と雨飾山に登ってきました。
高妻山は行程が長いので前夜に戸隠キャンプ場まで入り車中泊、早朝に登山を開始しました。

関越~長野自動車道の長野ICから戸隠バードライン経由で戸隠キャンプ場に行きます。
着いた時間が遅かったせいでキャンプ場の受付棟はシャッターが閉まっていました。

車中泊で翌日の朝も早いのでその辺に停めて寝ようかとも考えましたが、呼び出しチャイムを押し、シャッターを開けていただきました。
受付の方はとても気持のいい対応で「戸隠牧場ならタダですよ!」とおしゃってくださいましたが、トイレも水ないとのことなので駐車代1000円を支払いキャンプ場を利用することにしました。

翌23日、4時45分起床、パンとフルーツとコーヒーで軽く朝食にし戸隠牧場に移動します。


 

【山行日】2007年9月23日(日)曇り

【メンバー】夫、たんべぇ

【交通手段】マイカー

【コース】戸隠牧場05:55 → 帯岩06:55 → 一不動避難小屋 07:20/25→ 五地蔵08:10/20→ 九勢至09:00/05 → 高妻山頂10:00/25九勢至11:05 → 五地蔵11:45/55 →  一不動避難小屋 12:35/45→ 帯岩 → 戸隠牧場13:55 <行動時間8時間 休憩含


      *****************************************************



キャンプ場からすぐの場所に戸隠牧場があり、すでに10台ぐらい停まっていました。
霧雨が降る中、05:55牧場駐車場を出発します。

牧場の中をまっすぐ進むと登山道入口があります。



06:00
登山道入口

数回の渡渉を繰り返し、少しずつ高度を上げていきます。


06:45
意外に早く岩場に到着です。
15mぐらいでしょうか?鎖もしっかりしているいし、特に問題なく登ることができます。




06:55
帯岩のトラバースです。等間隔で鎖がぶら下がっています。鎖は横にピンと張ったほうが使いやすいのにと思いながら慎重に渡りましたが、足場はしっかり切ってあるので、見た目ほど怖くはありませんでした。


全体的に湿っぽいこの付近ににはダイモンジソウなどが咲いています。
朝はまだ少し暗いので下りに写真撮影しました。

ダイモンジソウ?の大株


ミヤマダイモンジソウ



水が流れる登山道をさらに進むと氷清水に到着しました。



07:00
細いけれど、名前どおり氷のように冷たいおいしい水でした。

花は終っているけどのクロクモソウが登山道にびっしり生えています。



07:20/25
一不動避難小屋です。
かまぼこ型のがっしりした小屋ですがトイレの問題があるため緊急時以外は宿泊してはならないそうです。
虫の攻撃を避けて小屋の中で一休みしました。 


ここ、一不動から十阿弥陀まで仏教にちなんだ名前がつけられています。


二釈迦


三文殊


雲の間から妙高山が顔をだしました。右端が妙高山です。 


一瞬ですが端整な高妻山も見えました、ふぅ~、まだまだ遠い!!


四普賢 


08:10/20  五地蔵
一不動からここまで50分、風がなく高湿度で汗びっしょり、
すでにお疲れモードなのに、五地蔵から高妻山頂まではさらにコースタイムで1時間50分もかかります。



六弥勒



稜線はすこしだけ秋を感じさせてくれました。


七薬師



八観音


09:00/05 九勢至 
1、2、3、と進んでついに9まできました。あとひとつです。
でも……ここからが長かった。
最後の登りはビックリするほどの急坂が待ち構えていました。



長くつらい急登にバテバテ、やっとのことで“十阿弥陀”に到着です。


09:55 十阿弥陀
いや~長かった!!
九から十までが長すぎです。


十阿弥陀から見る高妻山頂
ガンバレ!もう少しです


10:00/25  高妻山山頂

4時間かけてようやく着いた高妻山、
疲れ過ぎると食欲もなくなるのですね~山頂でおにぎりを一ケ食べるのがやっとでした。
ガスで景色も望めないし、暫らく休んで下山を開始です。

団体さんがどんどん上ってくるので離合待ちが続きます。
うんざりするくらい待たされて、いざ出発!気負いすぎたのか私は浮石に足を取られ滑ってしまい、その拍子に石を落としてしまいました。
すぐ下の男性に危うく当たってしまうところでしたが、男性は機敏にかわしてくれたので助かりました。
本当にごめんなさい!

しかし、機敏にかわしたこの男性、あろうことか、この石を下に向けて蹴り落としたのです。
カーブしているので私の場所から姿は見えないその下の方から「石を落としたら“ラーク”と教えてくださいよ」とお叱りをいただきました。

ごもっともです!

一瞬の出来事で、何がなんだかわかりませんが、最初に落としたのはこの私です!
姿が見えないその人に向かい大声で「すみませんでした。大丈夫でしたか?」と声をかけました。
「もうちょっとで危なかったよ!」との返事が返ってきました。

何事もなくてよかった、本当にごめんなさい

でも、でも、機敏な男性、下に人がいるのにどうして石を蹴ったりしたのでしょう??



そんな出来事があり、お疲れモードにさらに拍車がかかりました。



アップダウンを繰り返し11時45分に五地蔵につきました、離合待ちがあったとはいえ実に1時間20分もかかっています。
二人とも大分疲れています。頭痛がするのでバファリンを飲もうとすると夫も同じ症状なのだそうです。
軽い熱中症なのかもしれません。
私は頭痛薬を飲んで治りましたが、夫は翌朝までかかりました。
疲れているときは思わぬ事故が発生するものです。さらに注意をしながら慎重に下ります。



※下山時、帯岩にはロープが張られていてとても歩きやすかったです!

下りでいつも感じることは「こんなに登ったっけ??」とうことです。
疲れているときは特に長く感じますよね。

沢をいくつか渡り
ようや牧場が見えてきました。


 


のどかな牧場を抜けて


14:00
戸隠牧場駐車場に戻りました。

駐車場そばのお店でソフトクリームを食べたあと、鬼無里から148号線を北上し、雨飾山登山口の小谷温泉まで70km弱の移動です。



そのほか高妻山にはこんなお花が咲いていました。


ミヤマママコナ


オヤマリンドウ


シラタマノキ


タカネツリガネニンジン(ハクサンシャジン)


アキノキリンソウ


タムラソウ


ノイバラの実


高妻山は思ったよりずっと厳しかったです。
蒸し暑いお天気のせいもあるかもしれませんが、きついアップダウンに体力を消耗しました。
うっかり落石を起こしてしまったことも、大いに反省すべき点です。  

いやはや、疲れました!!

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8 コメント

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登り甲斐の高妻山 (カモシカ)
2007-09-28 01:43:07
雨飾山は複数回、高妻山は戸隠山とセットで3年前ですね。
たんべぇさん、山頂ガスでちょっと残念でしたね。3年前は空梅雨で6月でしたがいい天気でした。
高妻山はアップダウンを繰り返して(一つひとつはどうということないですが)最後の急登でボディブローのように効いてきますね!すごく登り応えのあった山として、印象の強い山です。仮に展望が得られなくてもトータルで満足度のある山だと思います。
山頂からは残雪を頂いた北アルプスがズラリ。
足元にはツマトリソウ。<ここのツマトリソウは特に綺麗!> 馬がのんびりしていた美しい牧場。広いキャンプ場・・・いろいろ想い出されます。実はこの前の連休も何番目かの候補でしたが、久しぶりに行くなら紅葉の時がいいなとパスして、展望の後立山でした。下山後、晴天なら雨飾山をと考えましたが、ちょっと遠めの露天風呂の梯子をしてました。ひとつは混浴よ!(うひゃ
雨飾山ならバッタリでしたね!
お疲れ様でした (sanae)
2007-09-28 10:39:32
きつかったですね~
たしかに登り甲斐のある山でした。
落石ちょっとショックでしたね。
私もたんべぇさんと思うことは同じだと思います^_^;
こうして拝見していると私もこの山ではいろいろなことがあったな・・と。
それも思い出ですね(^_-)-☆
雨飾山もいい山ですよね、楽しみにしています♪
★カモシカさん (たんべぇ)
2007-09-28 18:27:50
さすがカモシカさん、戸隠山とセットだなんて私には考えられません!
高妻山山頂からの展望は北アルプスも近いしきっと素晴らしいのでしょうね~見たかったです
たぶん二度目はないでしょうが、もし行くとしたらツマトリソウが咲く時期にしますね(笑
今思い返してみるとなかなかよかったかも…
でも、きつかったな~~

★sanaeさん (たんべぇ)
2007-09-28 21:57:32
高妻山は想像以上に厳しかったです!
山頂からの展望があれば違った印象だったかもしれませんね~
sanaeさんも高妻山ではいろいろあったのですか?

時間が経過すれば再び登ってみたくなるかもしれませんね!その時は北アルプスをはじめ頚城山塊などのパノラマを期待したいです
お疲れ様~~。 (木曽駒)
2007-10-01 19:50:01
たんべぇさん。高妻山と雨飾山。2山ゲットだったんですねぇ。

高妻山は今年から新しい登山道が六弥勒あたりからもう一つの登山道が新しく出来て、そちらを下りに使うと、変化ができてちょっとは楽なようですよ。
事前に知っていたら。。。。。
でももし次回、登られるときはこの新しい道も使ってくださいね。

http://mominoki.com/mirokuoneshindou.html

       ↑
こちらがその新しい登山道の案内です。

実際この道を下って「よかった」というレポも見ました。
ちょっとタイミングが遅かったけど、こちらを見られる方も参考にしていただけると嬉しいです。

私はまだ北信の山は登っていないので、高妻山は乙妻山とセットで登ろうと思っています。

Unknown (TiCA)
2007-10-01 22:02:19
高妻山、お疲れ様でした。
あたしが登った時も同じようにスッキリしないお天気で・・。
そこまでキツイ山じゃないという勝手な先入観を持って登っていたため、本当にバテバテでやられてしまいました。
何気にかなりきついですよね。今まで登った百名山の中でも5本の指に入る疲れ具合でした。

落石の件はなんというか、、、精神的にもまいっちゃいますね。山にはいろんな人がいるもので、うまくお互い気遣っていければいいのですが・・。
とにかくお疲れ様でした!!
木曽駒さん (たんべぇ)
2007-10-01 23:13:45
お彼岸の連休、駒子さんも近くを予定していたんですよね!
高妻山から妙高~火打を眺めながら以前登った時のことを思い出しました。

>高妻山は今年から新しい登山道が六弥勒あたりからもう一つの登山道が新しく出来て、、、
そうそう、私も帰宅後ネットで知りました。
注意が足りなかったのか、山中では新道には全く気が付きませんでした、ザンネン!!
次回は是非そっちを使ってみますね!
今回はヘロヘロだったので、乙妻まで足を延ばすことは考えられなかったけど、良さそうですね~


★TiCAさん (たんべぇ)
2007-10-01 23:26:55
Ticaさんは残雪期だったんですよね~
あの急斜面に雪が残っていたらって考えるとゾッとしますよ!ほかに人がいなくて当然ですってば(笑
残雪期じゃなくても充分キツイ山でしたもん。
事前にTiCAさんのブログもチェックして、けっこう気合いれていたのにノックアウトされちゃいました!
侮れません、高妻山!!

でも、氷清水の水を5Lも持ち帰る元気があるんだから大したもんです、お二人は…

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