たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



三ツ峠登山の後は“キスミレ”の歓迎♪  2009年4月22日(水)

2009-04-26 | 御坂山塊・富士山周辺の山

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三ツ峠山は富士山展望の山としてよく知られていますが、近隣の山から眺めても山頂のアンテナが目印となり、山座同定が苦手なワタシでも一目でそれと分かります。
そんな有名な山ですが、私はまだ登ったことがありませんでした。
三ツ峠山はスミレの宝庫としても知られているようで、「日本のスミレ」に紹介されてる、憧れのオクタマスミレも撮影場所が三ツ峠山となっています。
今年はトコトンこのスミレにこだわっているので、一縷の望みをかけて登ってみることにしました。
しかし、いくつもの登山口が用意されている三ツ峠山のどのルートを辿れば出会えるのか見当もつきません
一か八かの賭けで、河口湖浅間神社から山頂を目指してみることにしましたが…残念ながらここでもオクタマスミレが微笑みかけてくれることはありませんでした。

【山行日】2009年4月22日(水)

【メンバー】夫、fu-co

【コース】浅間神社08:45-----母の白滝09:15-----林道ゲート10:25-----木無山11:20------三ツ峠山頂11:40/55-----木無山12:10-----林道ゲート12:30-----浅間神社13:35

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登山口となる河口湖浅間神社の境内には御神木の杉の大木がすくっと天に向かって伸びており、その大きさに圧倒されました。大木は全部で10本ぐらいはあるでしょうか?歴史を感じさせる荘厳なたたずまい、し~んと静まり返った神社を抜け「母の白滝」まで沢沿いの登山道を歩きます。

早速アケボノスミレ、イカリソウ、マルバスミレなどが出迎えてくれました。

しかし、思いのほか季節の進み方が早く、スミレシーズンはほぼ終盤といった感じでした。






母の白滝を越えるとその上は滑(ナメ)になっていて、とても美しい風景が広がっていました。
そばにはナガバノスミレサイシンが群生、花色が濃くて見事な群落でした。




まだまだ、先は長いです。

林道を横切ること数回、ゲートに出ました。





木無山


尾根づたいに進むと梢の間から奥秩父の山々、八ヶ岳、南アルプスが勢ぞろい、素晴らしい展望です。
これから登る山頂からの眺めが楽しみです♪

三ツ峠山のシンボルの“アンテナ”が見えてきました。

もう少し季節が進むと、この辺りはお花畑となる所、ロープで仕切られ、きちんと管理されています。

さきほどまで、すっきりと雲ひとつない快晴でしたが、だんだんと雲行きが怪しくなってきました。

雲の動きが早くて、山々にガスが湧いていくのがわかります。
クッキリ見えていた八ヶ岳にも雲がかかってきました。




今のうちに南アルプスも撮っておこう!と慌ててカメラを向けました。


右端は甲斐駒ケ岳、中央は白峰三山、先週もお目にかかった南アルプスの峰々

手前のこんもりとした山は御坂黒岳、奥のトンガリは釈迦が岳


そしてこちらも、堂々たる荒川三山、赤石岳と聖岳





あぁ~~富士山が隠れるぅ~~




頂上に着いた時は、富士山も南アルプスも全部ガスの中でした。。

しばらく待ちましたが、ガスが晴れる様子はないので下山することに決めました。
当初の予定では、ここから天下茶屋まで行き、御坂山に登る予定でした。
しかし、登りの様子を見る限り、もうひとつのお目当ての白いスミレもまだ咲いていないと思われるので、素直に登った道を下ることにしました。

御坂山は次回、日を改めて登ることにします。
そうと決まれば下りは早いです!!
登りはふぅ~ふぅ~言った登山道もフカフカの枯葉を踏みしめて駆け下ります。

この日の標高差は900m、体調を崩し病み上がりの夫は、気温も高かったことも加わり結構疲れた様子でしたが、無事に浅間神社に戻ることができました。

時計を見るとまだ午後1時30分過ぎ、このまま帰るにはもったいないので、先週行った富士山麓を歩いてみることにして車を走らせました。


■この日、三ツ峠山で出会った花たち■



アケボノスミレ
 
昨日の雨でしっとり濡れていました。



ナガバノスミレサイシン

一ヶ所にかたまって咲く姿は美しいものです。

ヒナスミレ

どこででも見かけるヒナスミレ、かわいい株が残っていました。


エイザンスミレ

上品なピンク色に魅せられました!!


アカネスミレ

ぱっと目を引くアカネスミレの紫色、個性的な顔ぶれが揃いました!



フデリンドウ

小ぶりのフデリンドウが枯葉の間から顔を出していました。



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富士山麓に移動しま~す!



三ツ峠山頂からは富士山の全容を見ることはできませんでしたが、山麓からは堂々と聳えています。
富士山の姿を拝むことが出来たらそれだけでハッピーな気分になりますね!


そのような富士の姿に見とれながら車を走らせていると、野焼きの大地に黄色い点々が無数見えます。
運転していた夫に「キスミレだ!停めて~~!!」と思わず叫んでしまいましたが、それでもその時は半信半疑でした。
慌てて駆け寄ると、まさしくそこにはキスミレの群落が…







いやはや無防備…道路からも見える場所で咲き揃う姿は想像できません!
阿蘇・くじゅうまで行かなければ拝むことができない光景だと思っていたので本当に驚きました。









富士山麓は10日前にも訪れました。
その時は数えるほどしか見ることができなかったキスミレが、野焼きの黒い大地に鮮やかな黄色を散りばめていました。
それは、とても感動的で嬉しいで出来事でした。

我を忘れて撮っていたのですが、気づけば又してもベージュ色のズボンが真っ黒に…
このまま車に逃げ込みたいほどススで汚れてしまって恥かしいほどでしたが、かまわず、その後4.5kmほどの遊歩道で草花の観察を楽しみました。

ヤマエンゴサク



アケボノスミレ




マルバタチツボスミレ?

ニオイタチツボより色が淡く、タチツボにしてはふっくら丸顔、両者の中間的な顔なので交雑種ではないかと考えていますが、いかがでしょうか?

今回もまたオクタマスミレには振られてしまいました、どうも縁がないようです!!

でも、思いがけず“キスミレ”の大群落をみることができて幸せでした。
あまりに突然のことで気に入っ写真はほとんど撮れていませんが、来年はこの場所をよく覚えておき、心ゆくまで撮りたいですね~~


 

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4 コメント

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Unknown (さな・花の庵)
2009-04-28 07:01:54
おはようございます。

目的のスミレさんには会えなかったようですが、思わぬ黄色のスミレの群生に会えて良かったですね。


文章がお上手なので、臨場感があり、読んでいて楽しいです。
キスミレ (はなねこ)
2009-04-28 09:17:39
fu-coさん

オクタマスミレ、残念でしたね。
私も来年は、会ってみたい 
行きたい山が増えて、困ります。

キスミレ たくさん咲いてましたね。
連休まで待っていてくれるかしら・・・
さなえさん (fu-co)
2009-04-28 15:11:54
さなえさん、こんにちは!

オクタマスミレは思った以上に手ごわい存在ですが、それだけに会えた時は感激も一入でしょうね~いつになることやら…
その時はさなえさんのスミレ図鑑に登録させてくださいね(^_-)-☆

>文章がお上手なので、臨場感があり、読んでいて楽しいです
え、えぇ~!!そんなこと言っていただけたのは初めてですよ(=^▽^=)
お世辞でも嬉しいものですね~~有難うございます^^;
はなねこさん (fu-co)
2009-04-28 15:16:53
はなねこさん、こんにちは!

キスミレ、最近寒い日が続いているので連休でもぜんぜんOKだと思いますよ!!
本当にスゴイ群落です。毎年あんな具合に咲くのでしょうか?
是非、訪問してくださいね!

霧訪山ははなねこさんの追っかけで26日に行ってきました。ブログUPしましたので読んでくださいね(^^ゞ

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