たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



花の名山を巡る「みちのく一人旅」 《秋田駒ケ岳》 その1 2008年6月27日(金)

2008-07-01 | 東北の山

梅雨の最中ではありますが、この季節ならではの東北の山を巡ってきました。
1万2千円で新幹線も在来線も乗り放題というJR東日本の「大人の休日倶楽部」を利用すれば格安料金で、秋田駒が岳、岩手山、早池峰山などの花の名山を訪れることが出来ます。
今回は盛岡を基点に三日間をフルに使うプランを立ててみました。

以前から行きたかった「秋田駒ケ岳」、6月下旬はタカネスミレが一面を覆うという、スミレ好きにはたまらない季節です。
一昨年、イワカガミさんのブログで咲き乱れる大焼砂のタカネスミレを見てからというもの秋田駒に行くなら6月のこの時季と決めておりました。
発行期間が限られている「大人の休日倶楽部パス」を、タカネスミレが咲くこの時季に合わせてくれたJRさんに感謝感謝です。


06:56東京発==(新幹線)===田沢湖着09:56/10:05===(バス)==八合目バス停着11:04

田沢湖駅から秋田駒八合目行きのバスは登山客で長蛇の列が出来ていましたがすぐに増発され、2台目に乗り込んだ私はゆったりと座ることができました。ちなみにバス代は片道1000円、切符はJR田沢湖駅で購入できます。

バスに揺られること約一時間、駒ケ岳八合目バス停に到着しました。

 



バスを降りるとハクサンチドリが目に飛び込んできました。


いきなりハクサンチドリですから、もうビックリしました。





さて、いよいよ憧れのタカネスミレの大群落を目指して出発!!
ほとんどの人が阿弥陀池方面に登りますが、私はまず焼森方面を左に曲がります。

人が少ない分ゆっくり撮影が出来ると考えたからです。

案の定、こちらから登る人は少なく、唯一、軽装の男性と私だけでした。
マイヅルソウ、ベニバナイチゴ、ミヤマハンショウヅル、ナナカマドの花などが咲く登山道をどんどん進みます。
暫らく行くと、下ってくる人とすれ違います。
それもそのはず、もう12時近いですから早朝から登った方は下山の時刻ですね。
こちらはルートは下山に利用されることが多いようです!

マイヅルソウ

見慣れたマイヅルソウもここ秋田駒で見ると新鮮です。

ベニバナイチゴ

苺には珍しい赤色の花が愛らしい。
東北では、たくさんのベニバナイチゴを見かけました。

 

ミヤマハンショウヅル  コミヤマハンショウヅル

追記:宮本さんにご指摘を受けて他の画像も丹念に見てみました。
ミヤマハンショウヅルは『2回3出複葉』とのこと、よく見ると『1回3出複葉』のようですね!深い裂れ込みに惑わされていました。↑の画像はミヤマハンショウヅルと思っていましたがこちらも“ミヤマハンショウヅル”のようですね!!
いつも勉強になります。有難うございました



  
 ミヤマハンショウヅルとコミヤマハンショウヅルは葉で見分けるのだそうですが、そこのところを意識して撮っていないのではっきりわかりません。
たぶん下2つの画像は『1回3出複葉』←じつはこの意味が理解できなかった に見えるので
コミヤマハンショウヅルとしましたが、正直よくわかりません
いつも後悔ばかりして進歩がないのですが、花にばかり注目しないで葉などもしっかり撮らなくてはいけませんね~反省反省!!


サンカヨウ

清楚な白が爽やかです。


シラネアオイ



4月下旬に佐渡で満開だったシラネアオイ、秋田駒では2ヶ月後の今見ごろを迎えていました。薄紫の上品なお花です。



沢を横切ります。


オオバキスミレ

東北の山では特に珍しいスミレではなさそうで今回の遠征で何度も出会いました。


イワガガミ



ミヤマダイコンソウ

北アルプスの高山で見るミヤマダイコンソウ、2000mに満たない秋田駒ケ岳に咲いています。緯度が高いですね、北東北まで来たことを実感しました!!


タカネスミレ

ミヤマダイコンソウに目を奪われていたら足元に可愛いスミレが…ついに見つけました、最初の一株、(^-^)v タカネスミレです。
ぶ厚い葉、以前、裏銀座縦走時に見つけたクモマスミレに似ています!
登山道わきに咲くかわいいタカネスミレを夢中で撮影しました。、喜びにひたって先を見ると…

な、なんと、、、

行く先は何やら斜面が黄色く染まっています。
急いで駆け上がると、そこは一面タカネスミレの群生地でした。








す、すごい!!
大焼砂の大群落が素晴らしいことは聞いていたけど、ここ焼森の群生地も負けていません。
一人興奮しながらカメラを向けます!!

あまりの素晴らしさに言葉を失いました。

 




焼森を過ぎて次なる目標は大焼砂です!!




しっかりとした登山道、人が歩く登山道にも岩陰などにタカネスミレが咲いています。


横岳

大勢の人が休憩したり写真を撮ったりしていたので私は先に進むことにしました。
でも、これが失敗!!
大焼砂へ向かうべきところを阿弥陀池方面に向かってしまったのでした。

コケモモ、ハクサンチドリ、イワカガミを見てルンルンで先に進みます。

そして浄土平まで下ってようやく道の選択を誤ったことに気がつきました。




目の前に聳える秋田駒最高峰の男女岳(オナメダケ)、登りたい衝動に駆られましたが、まずは今回の第一の目的は大焼砂のタカネスミレです。
帰りのバスが16:25ですから、あまり余裕がありません。
地図を広げてどこから大焼砂に向かうかを検討しました。

阿弥陀池~男岳分岐~横岳~大焼砂~ムーミン谷~男岳分岐~阿弥陀池~八合目バス停

で歩くことに決めました。結局この時間のロスが後々まで響くことになるのです。



ヒナザクラ

最後に来るはずだった阿弥陀池はヒナザクラがいっぱい!!
早く行かなければならないのですが、あまりの可愛さに足が止まってしまいます。



マクロレンズに替えてヒナちゃんのアップです。
あぁ~~こんなことしている場合じゃないのに…



やっぱり、サクラソウ系はたまりませんね~~

もっともっとゆっくりしたかったのですが…



阿弥陀池にとりあえず“サヨナラ”後ほどまた来ますデス。
避難小屋が小さくなりました!!



5分で男岳分岐
右は男岳、左は横岳、向こうに下ればムーミン谷から大焼砂に上がることができますが一番早く大焼砂に到着するには横岳経由が良さそうです。



右手にはラセン状の面白い山が見えます。



画像左側に焼けたような砂が見えます。あれが大焼砂でしょうか?


ヒメイワカガミ

岩々な道を急いでいるとイワウメやイワカガミが目につきます。
それも真っ白のイワカガミ、またまた急ブレーキ!!

追記:※「野生植物写真館の宮本さんよりヒメイワカガミと教えていただきました。
宮本さんありがとうございました。

宮本さんが写真を提供されているGakkenから発行されている『高山の花』拝見しました。
コイワカガミ、ヒメイワカガミの葉がイラストで比較されており、わかりやすいですね~
葉をシッカリ見なきゃいけませんね~しっかり!!これからは間違わないと思います、ハイ!!(^_-)-☆






東北のイワウメは花が大型で豪華です。




その2に続きます♪





















 









 

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