たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



交雑のスミレを追って再訪 【奥武蔵】 2014.04.28

2014-05-05 | すみれ


 
4月15日以来、今年二度目の訪問です。

近頃、アチコチで盗掘の話を耳にするので、もしかしたらこちらのミドリさんも狙われてしまったのかと、

気落ちしていたのですが、前回歩いた時はこの株を見落としてい たようです。

一昨年、昨年と年々株は衰退しているようですが、とりあえず無事でよかった~~

それにしても、何度も見ているこの株を見落とすとは、私の目はホンマもんの節穴ですわぁ^^;



【ミドリミツモリスミレ】 (フモトスミレ✕マキノスミレ)


後方に見える子株も育っているようなので、まずは一安心(ホッ)


☆ 同じ株を比較してみます。
    
 2012/04/30           2013/04/18

 
 そして、その周辺にもポツポツと新しい株が育っているようなので、これからが楽しみです。

 




一昨年、たくさんの方々からご意見を頂戴したフモトスミレの変わり種が、僅かですが命を繋いでいました。

やっぱりこのスミレも雑種なのでしょうか…?

 

 

 
この地域のマキノスミレ、唇弁の花色が白く抜けている姿が愛らしくカメラを向けずにはいられません。

先を急ぎたいのですが、どうしても立ち止まって撮りたくなるのです。

【マキノスミレ】
 

 










マキノスミレだけで何枚撮ったか分からないです^^;可愛いくて可愛くて^^;;



ちょっと、しつこく掲載し過ぎでしたね(汗)


 

次に多いのはフモトスミレです。

一口にフモトスミレと言ってもこの界隈のフモトさんは美しいだけではなく、様々に変化しており

もしかしたら交じり合っているのではと疑いたくなるような個体がたくさんあります。


【フモトスミレ】 

一般的なタイプ
 


こちらも普通に見られますね!



こちらは丸みを帯びた上品な美人型
 

 
葉が小さいタイプ


独断と偏見で区別してみました^^;


  斑入りは一段と美しいですよね!

【フイリフモトスミレ】





⇓ これまた不思議な側弁に毛がない無毛タイプのフモトスミレ 


フモトスミレは側弁は有毛が定説なので、 何かが交っているのでしょうか?

う~~ん、ますます分からなくなるばかり…^^;;


 理屈はどうであれ、素晴らしく美しいスミレでした。 

 


 

【エイザンスミレ】




【ウスアカネ(オカ)スミレ】

葉の色も黄緑色で、見慣れたオカスミレに比べると全体的に色素が薄い感じでした。



  尾根に上がると、最初に見たミドリミツモリスミレとは雰囲気が違って見えました。

 

 【ミドリミツモリスミレ】(フモトスミレ✕マキノスミレ)
  
僅か一輪でも独特の色合いがうっとりするほど美しい!!


尾根上ではミドリミツモリスミレの大株は見つけられず、いずれも小さな株ばかりでしたが、

淡い色合いが魅力的でした。

 


お次はミツモリスミレ (フイリフモトスミレ✕マキノスミレ)です。

一枚目のミツモリスミレには側弁に毛がありませんでした。

雑種の場合、片親のいずれかの特徴を受け継ぐとのこで、マキノ型、フモト型のいずれかの血が濃くなるようです。
 

 【ミツモリスミレ】(フイリフモトスミレ✕マキノスミレ) ①

~無毛タイプ~


そして、今回の一番のヒットがこの株 ↓ 蕾を含めると8花も付けた大株です。

このスミレを見つけた瞬間、心臓バクバク血圧急上昇

【ミツモリスミレ】 ②
 
~有毛タイプ~


美しい斑がこれまた美しい花を引き立てる素晴らしさ!!自然ってすごい!!

 
①無毛型       /        ②有毛型

当初 ① は無毛なのでエッ??思ってしまったけど、

スミレに詳しい方にお訊ねしたところ、ミツモリスミレにも無毛のタイプがあるとのこと。

両方のタイプがあることを今回初めて知り納得です。

スミレの世界は奥が深いですね!!

この日は、フクシアさん一行とのバッタリがあり、フクシアさんとは実に4度目で、

ここまで来ると、深いえにしを感じまするスミレに引き寄せられ、互いに打ち解けることができた

とても楽しい一時でした。

フクシアさん、皆さん、ありがとうございました!!


 

 

 

 

 

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8 コメント

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おはようございます (コンデ爺)
2014-05-06 07:17:27
いつもワクワクしながら拝見しています
スミレ初心者のわたくしとしては
「ほぉ」「へぇ~」「う~む」と言葉にならない声を発しながら拝見いたしました
唇弁の白く透けたマキノスミレは心洗われる美しさで
画像ながらしばし見入ってしまいました
見つけたら動きたくなくなりそうです

スミレではありませんが当地でもキンラン、ギンランの盗掘が凄まじいです
朝合ったものが帰りには無くなっている時の残念さは筆舌につくしがたいです
コンデ爺さん (fu-co)
2014-05-06 18:45:04
コンデ爺さん、こんにちは。

マキノスミレがこれだけ美しく、そのお相手がフモトスミレ、フイリフモトスミレとなると、より魅力的になるのは当然かもしれませんね!

>当地でもキンラン、ギンランの盗掘が凄まじいです
本当に腹立たしいかぎりですね~
このような犯罪行為には厳罰に処してほしいです!!
むむむ (てばまる)
2014-05-06 19:22:20
29日でなくて28日では? 一覧では28日になってますという29日は私も行ってるので怪しい人は目にとまりますから(^-^;)

で、掲示板にも書きましたけど29日はかなーりくまなく探して時間切れで折り返しまして、さらに探索していますが、1枚目の株は見つけられませんでした。見逃してる可能性もありますが・・・
無事であることを祈りたいですね。

ギザギザの葉も魅力ですけどこのハーフたちはほんとに花色が綺麗ですよね。来年も行きたいです。
てばまるさん (fu-co)
2014-05-06 19:51:03
ありゃりゃ、仰るとおり、28日の間違いでした!又やってしまいましたね~~
訂正しておきました^^;

それにしても、てばまるさんが見つけたミドリさんは私たちが見逃し、ミツモリさんはてばまるさんが見逃しているってことは(多分)、この界隈はまだまだお宝が隠れていそうですね!
ミツモリさんは木の陰に隠れていたので、ちょっと見つけにくかったかもしれません。
無事だと信じたいです。。。
バッタリ×4 (フクシア)
2014-05-09 21:25:54
遅くなりましたが、大変お世話のなりました。
菫も素晴らしかったですが、四度目のバッタリはやはりただならぬご縁を感じました。

まだスミレに嵌っていなかった頃に、この近くの尾根歩きをした時に、初めてマキノスミレに出会いましたが、こちらのマキノスミレはとても綺麗な感じがします。
初めまして (cyu2)
2014-05-11 17:13:27
いつもはなねこさんやHgさんのところですれ違っておりました、ちゅちゅと申します。
いつもfu-coさんの見たこともない菫の種類、美しい写真と、豊富な知識にただただ「ぼーーーっ」っと見入ってしまっている私です。

今日は以前の記事を参考にさせていただき、大変助かったのでそのお礼に一言、と思い初めて書き込みさせていただきました。
佐渡の横山登山口への下山の様子、記録を残してくださっていたので大変助かりました、ありがとうございました(*^_^*)

またお邪魔させてくださいね、突然失礼いたしました。


フクシアさん (fu-co)
2014-05-11 22:07:54
フクシアさん、こんばんは!

先日は思いがけず楽しい時間を過ごすことができました。
フクシアさんを始め皆さんからも植物について様々なお話を伺うことができたことはとても有り難かったです。
次回はバッタリではなく是非ご一緒させてくださいね^-^
cyu2さん (fu-co)
2014-05-11 22:16:42
cyu2さん、こんばんは!

初めまして!…でしたっけ?^^;
いつも拝見しているので、そんな気がしませんでした。

佐渡に行かれたのですね!
ドンデン山荘のテン場では強風で大変な目に遭われたようですが、結果、うまくいって良かったですね~
横山登山口の記録、拙いブログですが、何かの参考にしていただけたのなら、私も嬉しいです^^
佐渡の後編、楽しみにしています

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