たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



源氏山 【山梨県】 2012年6月7日 

2012-06-20 | 南アルプスとその周辺の山

 コミヤマカタバミ



以前から気になっていた源氏山に登ってきました。

源氏山は、南アルプスの前衛峰となる櫛形山の隣に位置する標高1,827mの山です。

 
【丸山林道と池の茶屋林道分岐】

右へ曲がれば櫛形山の登山口へと通じる「池の茶屋林道」です。
源氏山方面はゲートが閉まっているのでここに車を停め歩くことになります。
標高差は僅かの楽々登山です。



【冬期閉鎖中の林道】

車が通っても差し支えなさそうな立派な林道ですが「冬期閉鎖中」です。今は6月ですが、いつまでが冬期なのかしら…^^




【砂利道の林道入口】

10分ほど進み、さらに左折し砂利道の林道を歩きます。



【南アルプス方面】

林道から雪を被った南アルプスがチラッと見えましたが、すぐに雲に隠れてしまい、山の名前は確認できないままでした。


【源氏山登山口】

ゆっくり歩きなので、出発からここまで35分かかりました。
後で気がついたのですが、林道に並行して登山道もありました。
しかし、復路の登山道入口(出口)には通行禁止のロープが張られていたので、帰りも仕方なく林道歩きです。


【帰路で見つけた道標】

時間がぶっ飛びますが

砂利道の林道入口近くまで戻ってくると、この立派な道標が立っていました。
往路ではこれを見落として、林道を歩いたのですが、不思議なことにこちらの入り口はロープなどなくて
開放されているのでした~
ということは、普通はこちらを歩くはずですよね^^

ここから登山道に入っていたら、別の花も見つけられたかも…ちょっと残念

でも、いいのです!!


      

 

林道沿いでは、シロバナノヘビイチゴが今を盛りと咲き乱れ、
日影に入るとラショウモンカズラの紫とツルキンバイの黄色とのコントラストが鮮やか、
右に左にキョロキョロしながらの林道歩きは意外に楽しいものです。

    
ラショウモンカズラ / ヤブウツギ

 
登山道に入ってからは、お目当ての花を探すのに必死
でも、なかなか見つかりません…

 


ベニバナエンレイソウ

先日、北海道の伊達紋別岳で出会ったばかりのベニバナエンレイソウ(ムラサキエンレイソウ)と、
こんな近くの山で再会できるとは思ってもいませんでした。
これまで気づかなかっただけなのでしょうか?
このあと立ち寄った、櫛形山の登山口となる池の茶屋の案内板に「ベニバナエンレイソウ」の紹介がありましたので、
この山域での特産なのかもしれません。
いずれにしても北海道と山梨県で立て続けに見ることができて感激でした^^;

 


ルイヨウボタン



   
ミヤマハタザオ /  ミヤマハコベ

 

ミヤマカタバミ

    
ウスギヨウラク


ウスギヨウラクが少しだけ咲き残っていました。沢山の花を期待していただけにちょっぴり残念!!
時期が遅すぎたようです。でも、会えただけでも良しとしましょう!!

 

   
ヤマイワカガミ /   サナギイチゴ

同じ白色でも、秋田駒ケ岳や鳴神山で出会ったイワカガミは、ヒメイワカガミだったので、ヤマイワカガミは嬉しい初見です♪
ピンクのサナギイチゴ(猿投苺)も可愛いですが、白も可憐ですね!!

   
サンカヨウ / イワセントウソウ

雪深い地方で出会う機会が多いサンカヨウがヒョッコリ現れてびっくり!!
登山口が1700mと標高が高いので、あまり歩かなくても高山植物に出会える訳で、不思議な感覚です。

さて、お次は何が登場するのかと楽しみです!!


昨年はこういう雰囲気の中で、あの花に出会えたのでした。  

そうそう、こういう苔むす原生林に咲くのよね~
この辺りにきっと…



と、思ったら…なんとあっさり源氏山の山頂です。

 


【源氏山山頂】

源氏山は鬱蒼とした原生林の中にありました!突然の山頂だったのでやや拍子抜け、
結局、目的の花は見つけることが出来ないまま下山です。

 


タケシマラン 

登りでは、下ばかり見て気づくことがなかった樹の花も次第に目に付くようになります。


キバナウツギ

 黄色のウツギです。



キバナウツギ 

東北や北海道に咲く、ウコンウツギより色が地味で森の緑と同化しているように見えました。


せっかくだから、大峠山までピストンすることにします。 


コヨウラクツツジ

咲き残りながら、大峠山への道沿いには沢山のコヨウラクツツジ、最盛期はきっと見事だったことでしょう!!


大峠山山頂

タチツボスミレしか目に入らなかったのですが、ここでミヤマスミレに出会いました!
やはり、この深い紫色はスミレ好きにはたまりませんね^^

   
ミヤマスミレ /  ツルシロカネソウ 

 


ミヤマスミレ

ミヤマスミレのあのうっとりするような紫色を私の腕では再現できないのが残念です。
PENTAXならまだまだマシだったかも…
いぜれにせよ、腕が足りない訳で、修行あるのみです^^;

 


ツルシロカネソウ

 


ツルシロカネソウ

大好きなツルシロカネソウ、透き通るような白い花がそこらじゅうに咲き乱れ、嬉しい悲鳴です。^^
今年はこの花に縁がありますね\^∇^/



タチツボスミレ

ず~っと咲いているタチツボスミレなので一枚ぐらいとシャッターを切りました^^;


コミヤマカタバミ

ピンクの模様がくっきりで綺麗ですが、辺りが暗すぎて閉じかけていますね~


ルイヨウショウマ

この花も北海道の伊達紋別岳でお目にかかったばかりですが、ここで出会えるなんて驚きです。
よく見ると、花をつけていない葉があちこちにあるので特に珍しい花ではなさそうですね!
これまで時期が合わなかっただけかも…

  
ワチガイソウ /  ホソバノアマナ

 お馴染みの花たちも…


ミツバツツジ

 


ニワトコ

 

結局、お目当ての花は見つけられないまま駐車している分岐に戻ってきました。

気をとり直し、櫛形山方面に行ってみましょう!!
時刻は午後一時なのでまだ余裕です。







林道を走ること5分で櫛形山の池の茶屋方登山口に到着です。
櫛形山へは、県民の森から二度登っていますが、こちらからは登ったことがありません!!
まだ午後一時過ぎなので急げば櫛形山へのピストンは十分可能です。
しかし、午後五時には帰宅しなければなない事情があり、帰りの渋滞なども考慮するとちょっと心配…。
平日なので中央道の渋滞はないと思うのですが、万が一事故渋滞なんてことも…

と、あれこれ考え、

ま、いろいろ欲張ったらキリがないので、周辺の散策だけで我慢しましょう!!
車に残るという夫を置いて、ひとりで散策に出かけました。

 そして、見つけたのがこの花!!ピンクがコミヤマカタバミです。

 


コミヤマカタバミ

こんな可愛いピンクのコミヤマカタバミを見つけられて嬉しくて思わず笑みがこぼれます
本当に可愛くて可愛くて!!ワタクシかなり興奮いたしました^^
日が影っていて、花が閉じかけているのでチョッピリ残念ですが、それでもめちゃめちゃ可愛いです!!

  
ツバメオモト /  エゾノタチツボスミレ

今の時期、ツバメオモトをあちこちで見ることができました。

 

 
オトメスミレ

 


キバナウツギ

 こちらでも、キバナウツギが咲いていました!!

 


シロバナノヘビイチゴ

ず~っと付き合ってくれたシロバナノヘビイチゴもカメラに収めましたよ!

 
アイヅシモツケ


マルバウツギ

マルバウツギの特徴は、花序の下の葉が心形で無柄とのこと、ありゃ、花序の下の葉が写ってないです(汗)


ササバギンラン

 
目的の花は見つけられなかったけど、可愛いピンクのコミヤマカタバミに会えて最高でした!!
ただ、この時は軽い気持ちで散策に出かけたのでマクロレンズは車に置いたままでした。

帰宅後、調べてみると櫛形山では割とピンクのコミヤマカタバミが多いとのことです。


      

なので、後日(4日後)櫛形山に出かけました(6月11日)
我ながら少々度が過ぎていますね(汗)

しかし、あのピンクのコミヤマカタバミはすっかり姿を消し、
標高の高い場所で探してもこんな感じで、すでに終わっていました。


やはり、花との出会いは一期一会なのです。

そして、あのオトメスミレも昨日の雨に打たれ、弱っているのでした。
 
オトメスミレ

季節の移ろいは早いですね!


4日前は丸い蕾だったミヤマザクラが満開となり、気落ちした私の気持ちを明るくしてくれました。


ミヤマザクラ

6月はあれこれと見たい花が多すぎて、どこを優先するか迷ってしまいます。
お目当ての花に会えなくても山を歩けば必ず嬉しい出会いがあるものですね!

たぶん、来年もピンクちゃんに会いたくなるだろうな…

次は下から(県民の森)から歩いて、足腰鍛えなきゃなりませんね~^^; 

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8 コメント

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可愛い~♡ (彩)
2012-06-20 22:13:50
fu-coさんこんばんは(^_^)/

ピンクのコミヤマカタバミ可愛いですね♡

記事を拝見して2年前の5月下旬に登った楽しい山旅を思い出しました♪
ヤマイワカガミとツバメオモトが見たくて、山を始めた頃からずっと憧れていた源氏山、
フクシアさんに連れて行って頂き、登り始めてすぐに二つのお花が現れ大興奮したのです!!!

そして思いがけずウスギヨウラクの可愛い姿に出逢えたのが今でも一番印象に残っています。
未だにあんなに咲いているのを見たことがないです。

登るのは楽々なのにお花がいっぱいの素敵なお山ですよね(^_-)-☆
櫛形山は未踏の山梨百名山、来年のピンクちゃんの時期も良いですね。
彩さん (fu-co)
2012-06-20 22:52:51
彩さん、こんばんは!

そう、フクシアさんの記事を読んで源氏山に登りたくなったのでした~^^;
2年前は、秩父の名がつく花も咲いていたようですね!
それにウスギヨウラクは5月下旬がいいようなので、来年はもう少し早めに検討しなきゃ、ですね!
その頃は、きっとお隣の櫛形山のピンクちゃんも花ざかりかもしれないしね^^
裸山から山頂へ向かう原生林の道は、コミヤマカタバミの密度が高いので、ピンクちゃんも、きっといらっしゃるはずですよ^^♪
おはようございます (peko)
2012-06-23 08:06:49
週末は、雨がおさまるとうれしいのですが。

 コミヤマカタバミのピンクの色の濃いさ、ヤマイワカガミの清楚な感じが、とても素敵です。

 18日は、高尾山でしたか。
私も長丁場歩きましたが、何処かですれ違ったでしょうか。♪
pekoさん (fu-co)
2012-06-23 08:22:22
pekoさん、おはようございます!

ヤマイワカガミの件、訂正させていただきました^^
18日はpekoさんも高尾でしたか?
あの日、私はムヨウランの場所には11:20~30ぐらいまでいましたが、山頂へ寄ったあとは長居せずにすぐに下山してしまったのですよ
本当はもっと歩くつもりだったのですが、何だか疲れて…
pekoさんは、長く歩かれたとのこと、色んな発見があったことでしょうね~^^
Unknown (やまそだち)
2012-06-25 09:29:23
いつものことながらfu-coさんの行く所花が集まっている感じがします。
一日でこんなに沢山の花とであれば大満足ですね。

昨年のfu-coさんの平標山のハクサンコザクラのBlogを見て今年はとねらっていたのですが,先週行けず昨日行ってきました。7時に駐車場に着いたのに満杯草むらにとめました。
やはりちょっと遅かったです。お天気が良かったので良しとします。来年挑戦する元気が残っているか?
花探し名人ですね! (フクシア)
2012-06-25 16:21:53
こんにちわ。
まあ、私の好きな山へ・・・と思いました。私のブログを見て行かれたとは光栄です。

私が初めて源氏山に登った時にはfu-coさんが歩かれた林道はまだ工事中でした。そんな訳で林道沿いの花も気になっていましたが、やはり歩いてみるのも良さそうですね。
やまそだちさん (fu-co)
2012-06-26 07:35:53
やまそだちさん、おはようございます!

源氏山って、名前も素敵ですが標高差が少い割に楽しめるお勧めのお山ですよ^^
今回は見落とした花もたくさんあるようなので、来年でも再訪したいです。
フクシアさん (fu-co)
2012-06-26 07:37:13
フクシアさん、おはようございます。

そうなんですよ!お隣の櫛形山は有名ですが、最初は「源氏山」ってどこ…?って感じでした^^
良い山を教えて頂いてアリガトです^^
次回はもう少し早い時期に行ってみますね!
もう少しお天気が良ければ南アルプスもバッチリだったことでしょうね~

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