たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



ドンデン山【佐渡】 2008年4月27日(日)

2008-05-03 | 新潟、北陸、尾瀬とその周辺の山

新潟、佐渡の旅 二日目


前日、新潟市内のビジネスホテルに宿泊、翌27日は早朝6:00始発の佐渡行きカーフェリーに乗りました。

カーフェリーといっても、車は新潟港に置いていきます。
2時間30分の船の旅、船酔いが心配でしたが、ほとんど揺れることなく順調でした。



船の中で今日の予定を考えました。

①両津港→(タクシー)→白瀬登山口→金剛山→(稜線縦走)→ドンデン山荘泊 
②両津港→(ドンデンライナー)→青ネバ登山口→青ネバ十字路→尻立山→ドンデン山荘泊

この期に及んで①②のどちらを選ぶか決めかねています!

当初の予定は①なのですが、青ネバのお花が気になり決断できません。
仮に、明日27日に金北山まで縦走となれば青ネバ登山口から十字路までのお花畑を通ることができなくなるからです。

それにもうひとつ、金剛山からドンデン山荘までの縦走路の雪の状態も気になります。ドンデン山荘に事前に状況を伺ったところ、標識が雪に埋まってわかりづらい所もあるとのことでした。お天気もいまひとつパッとしないし、アレコレ考え、結果②のプランに決めました。

8:30AM予定どおり両津港に到着です。
さっそく8:50発のバス「ドンデンライナー」に乗車します。
ドンデンライナーは事前予約制だったらしいのですが、乗客が少なかったので、すんなり乗ることができました。
乗客は全部で10人ほど、お花の季節にしては少ないですね!!

バスの中で「昨日登った金剛山のお花は素晴らしかった!!」と、話し声が聞こえてきました。<金剛山の方がよかったかも…>またまた気持が揺れ動きます(全くぅ、優柔不断なんだから…)
しかし、今更変更はできません、第一、交通の便がないし①のプランは時間的にギリギリだったので諦めるほかありません。それにアオネバも良さそうだし、、、気持を気切り替えました。

20分ほどで青ネババス停に到着。


09:20
登山口発

バス停から登山口までは1~2分です。


登山口から一歩踏み込むと、ニリンソウが道の両脇に群生しています。

エンレイソウ、オオイワカガミなど次々に登場、水川内沢の心地よい水音を聴きながら、こっちのルートを選んで良かったと納得です(^-^)v



昨日から見慣れてしまったナガハシスミレ


日差しも明るくなり絶好のハイキング日和となりました。

ニリンソウとシラネアオイの競演

09:55 落合 通過
たっぷり時間をかけて中間点の落合通過です。

落合から先は、さらにお花の数が多くなり、咲き始めの新鮮な株も目立つようになります。

**シラネアオイ**

ここは、本当に美しいシラネアオイが多いです。



ふわぁ~とやわらかそうな花びらは淡い色合い。



みずみずしく開いたばかりのシラネアオイ、日差しをうけて輝いていました。



**キクザキイチゲ**


青、紫、白、濃淡の様々なキクザキイチゲ本当にきれいです。




**カタクリ**

登山口近くでは、すでに終わりを迎えていたカタクリですが高度を上げるに従い
みずみずしい株が登場します。





佐渡のカタクリの葉には斑がなく爽やかな印象を受けました。
白いキクザキイチゲと中央のスミレサイシン、贅沢な取り合わせです。





**アマナ**





**ミヤマカタバミ**




**エゾエンゴサク**

ボリューム満点のエゾエンゴサク、繊細です


バックはエンレイソウ、ニリンソウ



複雑なつくりのエゾエンゴサク



こんな色のエンゴサクは見たことありません。




**ナニワズ**

 

 **ヤマネコノメ**




**スミレサイシン**



スミレサイシンが、うじゃうじゃ…
すご過ぎて言葉もありません!!



**オオミスミソウ**

愛らしいミスミソウ


青ネバのオオミスミソウはやや終盤かな!?あまりきれいな株はありませんでした。




撮影しながら50分コースを1時間30分もかけてノロノロ歩きです。



11:25 
ようやく青ネバ十字路に到着です。

ここで大休止、腰をおろしたすぐ傍に、白いアオイスミレが一輪、見慣れたアオイもこんな遠くで見かけると格別です。

さっきまでの青空が嘘のようにだんだん雲行きが怪しくなってきました。
早めに切り上げて先を急ぎます



道はしっかりしているのですが、所々に雪が残っています。

そして、ついに強風とともに雨が降り始めました。



キャンプ場とドンデン山荘への分岐

風がさらに強まりました。
ドンデンキャンプ場経由でドンデン山荘入りするか、直に山荘入りするか迷いましたが、せっかくなのでキャンプ場~尻立山経由を選び、左に曲がりました。


除雪されていない車道は、雪がどっさり残っていて車道は未開通でした。


車道から登山道への入口付近。

登山道に入ると雨風とも激しくなり、このまま進むより引き返してドンデン山荘に直行する方が賢明との判断で、もと来た道を戻ることにしました。



13:00
ドンデン山荘着

まだ、一時過ぎ、チェックイン前の早い時刻にもかかわらず、山荘のスタップの方は気持ちよく受け入れてくださいました。

この調子だと明日の金北山への縦走はちょっと厳しいかもしれないと心配になり、山荘の方に聞いてみました。
まだ雪が多く残っており、雨のあとは踏跡が不鮮明になるので道迷いの危険があること、さらに今シーズン縦走した人はいないことなど、不安材料満載です。
なるほど、先ほど反対方向を少し歩いただけでも不明瞭な道があったことを考えると、やはり止めた方がよさそうです。
ただ、明日はお天気が回復しそうなので何とも言えないとのことした。
迷った末、バスの中で聴いた金剛山が頭をよぎりました。
「じゃあ、金剛山への縦走はどうでしょうか?」と聞いてみると「どっちも同じですよ!」と返事が返ってきました。
稜線での強風を考えると、軟弱ものの私たちは、縦走は諦めざるをえません。

結局、お花が多いという金剛山を白瀬登山口からピストンすることに決めました。
約5時間30分の行程、お花もたくさんで感激だったという中年のご夫婦の話が決定打となりました。

縦走目的でドンデン山荘に宿泊することにしたのですが諦めます。
明日は朝食後すぐにタクシーで登山口の白瀬(しろせ)まで送り届けてもらうように手配していただきました。
タクシー代は協定料金で6500円、痛い出費ですが仕方ありません。

部屋に入り、外を眺めると風は強いものの雨は上がっているようです。
今がチャンス、空身で尻立山まで行ってみることにしました。
往復約30分
いかんせん風が強すぎて息も苦しいほど、この風は半端じゃありません。



油断していると、風に煽られておっとっとっと…

実際、帰りに強風に押された夫は、石につまずき、手の指にケガをしてしまいました。
風速何メートルぐらいでしょうか?
夕方の天気予報で、佐渡地方に強風波浪注意報がでているとのことでした。

そんな中でも、樹林帯に入ればウソのように静かで、木の根元にはカタクリが可憐に咲き、アラゲヒョウタンボクやアマナが寒さに震えながら咲いています。

**アラゲヒョウタンボク**




**アマナ**

風を除けるためでしょうか?アマナも低く低く身をかがめているようです。




山荘の戻り、お風呂で暖まりました。
山荘の夕食もおいしかったし、スタッフの方のやさしさも身にしみたドンデン山荘。
二段ベッドが2台、計4人部屋を二人で使い、心地よい清潔な布団でぐっすり眠ることができました。


一晩中おさまらない風雨、明朝は回復しているでしょうか?


<おまけの画像>
似たような写真ばかりで恐縮です(汗)クリックで拡大できます!

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2 コメント

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お帰りなさい♪ (りん)
2008-05-03 17:08:38
たんべぇさん、新潟、佐渡遠征お疲れ様でした。お帰りなさ~い。今回もお花でいっぱいですね。
新潟はお花で有名だと聞きました、お花の好きな方は、やはり皆さん訪れる山域なのですね。
しかも、今回は佐渡なんですね・・・♪
私はちょっと遠いと尻込みしてしまいそう・・・計画も立てるのが下手なんです・・・。
今回いろんなプランがあったのですね^^。
現地に行って状況を見てみないと分からないことも沢山ありますよね。
でも、結果オーライ♪これだけのたくさんのお花に出逢えたんですもの^^v。
お怪我の具合は如何ですか?どうぞお大事にして下さいね。
りんさん (たんべぇ)
2008-05-03 21:57:04
りんさん、こんばんは!
りんさんに教えていただいた裏技、さっそく使ってみましたよん
これ便利ですね~助かりました!!

佐渡はお花が美しいと聞いて、是非行ってみたいと思っていました。うわさどおり素晴らしい島でした♪
最高峰の金北山に登れなかったのが心残りですが、機会があれば再訪したいですね~

当初の計画は、金剛山~ドンデン~金北山と全部つなげる予定だったのですよ!
あと、1~2週間後なら私たちへなちょこ夫婦でも縦走が可能だったかもしれませんが、ちょっと、調査不足でした。また、行かなきゃです

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