たんべぇ山から

山歩きの記録、出会った植物を紹介します。



白馬岳【北アルプス】 2010年7月19日(月)~20日(火) NO.1

2010-07-23 | 北アルプスとその周辺の山


20年ぶりに白馬岳に登ってきました。
梅雨が明けた海の日の三連休は、高速道路が一部無料化されこともあり、どこもここも大賑わい、
猛暑の中の渋滞に身を投じる勇気もなく、さりとて家で過ごすにはもったいない山日和。
休日に関係なく行動できる私たちは、連休最終日に出発することにしました。
せめて片道だけでも高速割引の恩恵にあずかりたいもの、節約、節約!
少しは渋滞緩和に役に立ったかな…^^

朝5時に自宅を出発、白馬駅近くの八方第五駐車場に着いたのは8時15分、08:20の猿倉行きのバスにバッチリのタイミングでした。

高速もスイスイだったけど、バスの乗客は10人程度でガラガラ状態、梅雨明け10日の白馬岳は大混雑を覚悟していただけに少々拍子抜けでした。

20分ほどで猿倉到着、ここでトイレを済ませ、腹ごしらしていざ出発です。


【山行日】
2010年7月19日~20日

【コース】
7/19
八方第五駐車場08:20---(バス)----猿倉08:45/55 → 白馬尻小屋09:45/10:00 → 大雪渓終点11:45/55 → 葱平12:20 → 避難小屋12:50 → お花畑 → 村営頂上宿舎14:00  

7/20
村営頂上宿舎04:55 → 白馬山荘05:10/15 → 白馬岳山頂05:30/45 → 三国境06:30/45 → 小蓮華山07:35/50 → 白馬大池山荘09:35/1020 → 白馬乗鞍岳10:45 → 天狗原11:35/45 → 栂池ビジターセンター12:35 → 栂池自然園駅12:50==(ロープウェイ)==栂の森駅12:56/13:00==(ゴンドラリフト)==栂池高原駅13:20/13:40---(タクシー)----八方第五駐車場13:55 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 
バスに揺られること20分で猿倉に到着


ジリジリと焼けつく太陽を背に受けながら林道を歩きます。

オニシモツケ、レイジンソウ、オオバミゾホウズキ、サンリンソウなどが咲く登山道に入っても日差しを遮る場所はなくとにかく暑~~い!

“暑い暑い”を連発しながらひたすら我慢の灼熱地獄!! 



白馬尻が近くなると、サンカヨウの大群落が目に入り、途端に撮影モードにスイッチオン^^

◆サンカヨウ
 




09:45  白馬尻小屋



猿倉ら約50分で白馬尻です。ここで大休止!
もう汗びっしょり、ここは北アルプスか?この暑さ、低山でもあまり経験したことがないほど厳しいものです。

日差しを避けて小屋の中で休憩、まだ少ししか歩いていないのにすでにバテバテ状態、
こんな調子で上まで登れるのか心配です…

こんなに暑くても雪解けは遅れていて、雪渓は白馬尻小屋の前まで続いていました。


すぐにでも雪渓に乗りたい気分ですが、暫くは夏道を歩きます。

すると、いきなりキヌガサソウがお出迎え、こんな見事なキヌガサソウを見たのは何年ぶりでしょう!


◆キヌガサソウ




 
◆エンレイソウ   ◆ミヤマキスミレ
 
  

15分ほどで雪渓の淵に着きました、いよいよ大雪渓登りの始まりです。

私たちも6本爪のアイゼンを履き、雪渓に乗りました。
  

 
雪渓を吹き抜ける風は爽やかで、先ほどまでの暑さは吹っ飛びます。


大雪渓は大勢の人が下りてきます。
12本アイゼンとピッケルを携えた人から運動靴にノーアイゼンの人、ナップサックみたいな小さなザックを背負ったお年寄りや子供さんまで多種多様、たくさんの人とすれ違いました。

下りの場合、背後から石が流れてきたら避けきれないので、登りより危険が大きいかと思うのですが…



あんなにお天気だったのに雪渓上部の落石危険地帯に入るとガス覆われ視界が効かなくなりました。
そんな時、上から「ラァ~~ク」の声、左手5~6mを直径1mほどの岩が音もなくスーーーと流れていきます。
私たちも下を歩く人に大声で伝えました。

あんな岩が直撃したらひとたまりもありません。雪渓上にはあちこちに岩がゴロゴロ転がっており、そのすべてが崩落によって落ちてきたものです。
その後もガラガラ崩れ落ちるた音が響いており、油断できません。
二日後、心配は現実のものとなり、今年もまた落石による死亡事故が起きたようです。




紅ガラも薄く、人も少ないのでコースから外れないないよう、落石の音にも耳を澄ませながら必死で登ります。

ようやく雪渓の最上部が見えてきました。ホッと一安心。


ここでアイゼンを外します。


やれやれ、と思ったのもつかの間、ここから始まるきつい登りにさらにバテバテ


12:00  標高2200m地点

あんなに歩いたのにまだ2200mなの…先は長い。。。。。

12:20  葱平




雪渓では見ることができなかった花たちに癒されながらのろのろと進みます。


12:45 小雪渓のトラバース



小雪渓から見る天狗菱

崩落の後が生々しく残る

  
大雪渓を見下ろす 
 
人が少ないです。


12:53 真新しい避難小屋




~出会った花たち~

◆ミヤマアカバナ    ◆ミヤマクワガタ
 

◆テガタチドリ  ◆イワオウギ
 

◆ハクサンフウロ    ◆シロウマアサツキの蕾
  


◆シロウマタンポポ   ◆ミヤマタンポポ
 
シロウマタンポポは、総苞の外片と内片の先端に小角突起があることで区別しているとのことです。
このタンポポを見た時、外片が反り返っているのでセイヨウタンポポかと思いました。
まさか、本当にセイヨウタンポポ…じゃないよね^^;

◆オクヤマガラシ   ◆ヤマガラシ
 

◆ウメハタザオ   ◆シナノキンバイ
 

◆クロトウヒレン ◆ハクサンチドリ
 

◆イワベンケイ       ◆アイヌタチツボスミレ
 

◆ヒメクワガタ    ◆ミヤマハタザオ
 

◆ シロウマオウギ      ◆ミソガワソウ
 

◆オオカサモチ     ◆ベニバナイチゴ
 

◆タカネシュロソウ      ◆ショウジョウバカマ
 

◆ムシトリスミレ



標高2556m地点


まだまだ厳しい登りがつづきます。




◆コイワカガミ   ◆ミヤマオダマキ

  

ようやく村営頂上宿舎に近づきました。


 

そして、楽しみにしていたウルップソウは…あれれ~~すでに終盤か??

黄色はミヤマキンポウゲ。

NO.2に続きます。

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6 コメント

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Unknown (さな・花の庵)
2010-07-23 20:24:14
こんばんは。

スミレのお土産ありがとうございました。

山仲間の奥様もこのような山登りをされますが・・・私には夢のまた夢。
しかし臨場感ある文章に共に登った気にさせてもらってますわ。
実はね。。。。 (木曽駒)
2010-07-23 23:52:41
私も、21・22日と白馬でした。
栂池から白馬大池テント泊。
翌日、白馬~白馬大池~栂池のピストンでした。
秋田駒に続き、今回もお花の山旅でした。
さな・花の庵さん (fu-co)
2010-07-24 21:55:38
さなえさん、こんばんは!

大雪渓から登る白馬岳は落石の危険がありますが、お花も多くて魅力的です。

小屋も大きく何でも揃っているので、軽い荷物ですみますよ!

「夢のまた夢」などとおっしゃらず、他のルートからでも是非挑戦してみてくださいね!^^
木曽駒さん (fu-co)
2010-07-24 22:06:07
駒ちゃん、こんばんは!
21~22で白馬大池に天泊でしたか?
大池は気持ち良さげな天場ですよね~
さぞやがおいしかったことでしょう!!
栂池からの雪渓もけっこうスリルあったし、小蓮華コースも気持ちいいし、栂池ピストンもいいかも。。
でも、次はやはり雪倉~朝日ですね!!
私もきっと…
近いです (atsu510 白馬)
2010-07-28 11:26:23
私は17-19の3日連休で、白馬周遊してました。
美しかったですよねー。
19日からですと、天気よく最高でしたでしょーねー。
atsu510さん (fu-co)
2010-07-28 21:01:00
atsu510さん、こんばんは!

先ほど、ブログ拝見してきました。
いや~~素敵でした!!
白馬岳周辺はさすがに花の種類も多く、周辺の山並みも文句なし、
ゆっくり時間をかけて歩きたいですね!!

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